2008年度基礎演習 例題で学ぶ経済学
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■講義概要
この基礎演習では、経済戦略専修のゼミに入るにあたって最低限のミクロ経済学の知識を確実に習得することをめざす。初級ミクロ経済学、初級マクロ経済学では、極力数式の使用をさけて講義をおこなっているため、計算問題が数多く出題される国家公務員上級、中級試験、国税専門官、公認会計士試験などにおける経済学の問題に対処できる内容となっていない。この演習では、公務員試験に出題された過去問もまじえながら例題を解くことになる。
■講義計画
経済数学入門
1.一次関数
2.二次関数
3.分数関数
4.微分
5.制約条件付き最大・最小化問題:ラグランジュ乗数法
ミクロ経済学入門
1.消費者行動の理論
(1)予算制約
(2)効用と無差別曲線
(3)消費者の効用最大化
(4)需要曲線の導出
2.生産者行動の理論
(1)費用の構造
(2)企業の利潤最大化
(3)企業の費用最小化
(4)独占
■成績評価の方法
定期試験を行わず、出席・レポート・臨時試験など(平常成績)で総合評価する。
■教科書
橋本恭之
『入門財政(第2版)』 税務経理協会
この教科書は、補章として、経済数学入門、ミクロ経済学入門、マクロ経済学入門を収録している。この演習では、補章の内容に沿って講義をおこない、教科書に掲載されている例題を解いていく。
■参考書
野本淳子編 上中級公務員試験20日間で学ぶミクロ経済学の基礎 実務教育出版
■備 考
出席点のみで評価するため、継続的な出席ができないものは履修をご遠慮願いたい。
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Last Updated 2007年6月20日
8:45:31