農鳥岳 3025.9m               2005年10月12日〜14日


4年前に「北岳」「間ノ岳」を登った時に残されていた、白峰三山最後の山、「農鳥岳」に奈良田から登りました。
前日まで一週間も続いた悪天候が嘘のように、三日間も好天に恵まれ、大満足の山行となりました。

何はともあれ、3000m峰14座目。


  10月12日(水) 晴れ

    横須賀の自宅を5時半に出発。厚木から東名高速に乗り、清水から52号線で奈良田に向かいました。
    私の車には、カーナビが付いていないので、少し大回りでしたが確実な道を選びました。
    それでも、10時半には奈良田に到着。
    マイカー規制用の大駐車場に車を置き、10時50分、「大門沢小屋」を目指しました。

奈良田にある大駐車場
駐車場から登山口までは、車道を上流に向かって
20分ほどです。 広河原にはバスで行くそうです。
第1発電所前にある登山口

トンネルの手前を、左にある林道に入って行く。
林道脇にある休憩所。ここで休むのは、まだ早い。 林道歩きが終わると、三つの吊り橋を渡ります。
そこそこに揺れるので快適です。 吊橋の上からは、こんな状態です。
吊橋が終わると、沢にかかるいくつかの木の橋を渡ります。
滑るので注意しましょう
沢沿いに登山道がありますので、右岸に行ったり、左岸に行ったりの登りです。
こっちは冬期小屋

    駐車場を10時50分に出発してから4時間、14時50分に「大門沢小屋」に到着しました。
    天候が良すぎて、汗ダラダラの登りとなりました。
    この日の宿泊者は私一人。一人で山小屋に泊まるのは、これで4回目です。
    翌日にそなえて、お酒も控えめにして、7時前には布団に入りました。夜はかなり冷えました。


  10月13日(木) 晴れ

    5時半に朝食を取り、6時半に小屋を出発しました。
    小屋のご主人に「這ってでも、戻ってきます」の言葉を残して・・・。
    行程時間、9時間30分。休憩を入れたらどれ位かかるのか?不安な気持ちが、頭をよぎります。
    天気は最高!スカイラインがはっきりと見られます。紅葉は、2300mくらいまで下って来ていました。
    今年は、かなり遅れているようでした。

スカイラインがくっきり 富士山も目の前に見え始めました
遠くに鳳凰山 塩見岳

    今日も汗ダラダラの登りです。急登の樹林帯、視界の開けるハイマツ帯を越えて、下降点に10時20分。
    そして、「農鳥岳」3026mに11時に到着しました。
    目の前には、「北岳」「間ノ岳」が、ド〜ンと聳えていました。
    北岳の右には鳳凰三山、南に目を向ければ、「塩見岳」他、南アルプスの名峰が重なって見えます。

農鳥岳山頂 (3026m) 南アルプス南部の山々
間ノ岳と北岳 噂の農鳥小屋

   山頂下にザックを置き、カメラと小物だけを持って、最高峰 「西農鳥岳」3051mを目指しました。
   私は、タバコも酒も、人なみ以上にたしなむ不良登山者ですので、3000mでのアップダウンは、
   息が切れてまいります。 体力が限界に近ずいた11時50分、西農鳥岳らしい山頂に辿り着きました。
   槍、穂高連峰や仙丈ヶ岳が望めました。山頂には何もありませんでした。本当にここが「西農鳥岳」? 
   まあ、いいや! まわりを見ても一番高そうだし・・・。
   農鳥岳の手前ですれ違った4人組も「西農鳥岳はまだですかァー!」なんて、わかんない事言っていたし・・・。
   この人達は、高齢の割にはかなり健脚で、北岳山荘から来て、奈良田まで一気に下山して行きました。
   私はといえば、自己満足だけして、農鳥岳に帰る事となりました。

西農鳥岳山頂より 農鳥岳と富士山

     12時50分に農鳥岳に帰り着き、大休止。 弁当で腹を満たし、誰もいない山頂で記念写真。
     13時20分に農鳥岳を出発、下降点に13時45分到着。ここで再度休憩。
     水分をたっぷり補給し、2時間半の下りに備えました。
     14時に下降点を出発。がむしゃらに下り、16時に大門沢小屋になんとか辿り着く事が出来ました。
     この日の宿泊者は6人。他にテント泊の人が2人。善男善女が揃いました。
     ストーブを囲んで山談議に花を咲かせました。
     私は缶ビール2本、カップ酒3本で、下界なみに飲んでしまい、少ししゃべり過ぎたみたいです。
     8時前には布団に入りました。

下降点

  10月14日(金) 晴れ

    さあ、今日は3時間の下りのみです。
    昨夜は飲みすぎてしまいましたが、早く寝たので快調です。天気も予定通り外れて、今日も晴れ。
    写真を撮りながら、のんびり下ります。大門沢小屋の方々にお礼を言い、6時35分小屋を後にしました。
    のんびりと言いながら、ついついスピードが出てしまいます。
    注意しないと、下りは後で、ももやヒザを痛めるんですよね。

大門沢小屋よりの朝焼け 激流に花

    9時20分に駐車場に到着。奈良田の湯(500円)に向かいました。 
    朝早かったので、お客は私一人。のんびりと、山行の汗を流しました。
    その後、10時30分に奈良田を発ち、甲府南から中央高速に乗り、16時半に自宅に帰り着きました。
    いつか又・・・。想い出に残る山行でした。


中高年山行記