3033m H14年10月23日(水)〜25日(金) |
10月23日(水) 晴れ
秋、真っ盛りの南アルプス「仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳」に単独で登ろうと、早朝に自宅を車で出ました。
甲府昭和のインターを下り、まずは夜叉神峠を目指すわけですが、いきなり道に迷い、時間をロスしてしまいました。
何とか峠に着いたと思ったら、夜叉神峠〜広河原間が崖崩れの為、通行止め。
仕方なく、夜叉神峠口から広河原まで歩く事になってしまいました。時間は10時でした。
ゲートで聞いた所要時間は、4時間30分。
必死に歩きましたが、結局、北沢峠行きの最終バスに10分程の差で乗り遅れてしまいました。
またしても、北沢峠まで歩く事になってしまいました。
もう少し健脚だったらだとか、インターを下りてから迷わなければだとか、悔やみながら北沢峠を目指しました。
「熊出没注意」の道を2時間半、日没と同時に今晩の宿「大平山荘」に辿り着きました。
お客は誰もいないようで、小屋の中は真っ暗け。明かりの点いている炊事場に向かいました。
それから急遽、ストーブに火を入れたり、夕食の仕度をしたりで、小屋の方には迷惑をかけてしまいました。
夕食後、早々に就寝しました。
10月24日(木) 雪のち曇り
今日は、きのうの天気が嘘のように、早朝から雪模様。
それでも、夜明けと共に天候も回復してきたので、小屋のご夫婦に見送られ出発。(本当にお世話になりました)
樹林帯では、上から落ちてくる雪融けの滴で難儀しました。手袋(軍手)はすでにビショビショ。
小屋の方から、ビニールの手袋を頂いていたのですが、横着をして使わなかったのが、後になって祟るのですが・・・。
樹林帯を抜け藪沢沿いに登ると、後ろには「鋸岳」「甲斐駒ヶ岳」が望めるようになりました。
そうこうしているうちに、「馬の背ヒュッテ」に到着。小屋は閉まっていました。
指の感覚がなくなってきたので、濡れた軍手を外し、小屋の方に頂いたビニール手袋に変えましたが、既に遅かった。
体まで冷えてきてしまいました。
やがて稜線に出て少し行くと、「仙丈ヶ岳」が目の前に飛び込んで来ました。非難小屋も、すぐそこに見えます。
しかしながら、体が冷え切ってペースが上がりません。「この重い状態が疲労凍死になるのかなァー」
なんて思いながら、非難小屋に到着。
ここで軽アイゼンを付けて、山頂へと向かいました。雪はくるぶし位でしたが、湿雪で歩きずらかったですね。
そして、山頂に到着。天候の割りに展望はきいていましたが、日差しがありません。寒くてまいりました。
写真を撮って帰ろうとした時、本日最初の登山者に逢いました。ここまで、誰とも会っていませんでした。
少し、ホッとしました。 帰りは写真を撮りながら、小仙丈ヶ岳を越えて北沢峠に下りました。
下山途中、男性二人と女性一人のパーティの方達に、コーヒーとおいなりさんをご馳走になりました。
目茶苦茶おいしかったです。
考えてみれば、朝、小屋を出る時にパンを一個食べたきりで、水しか飲んでいませんでした。
弁当は持っていたのですが、寒くて、食べる余裕がありませんでした。生き返りました。
この日の宿は「北沢長衛小屋」でしたが、ここでも、宿泊者は自分一人だけでした。
この小屋でも、大変良くして頂きました。 暖房がもったいないので、早々に布団にもぐり込みました。
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| 甲斐駒ケ岳 |
仙丈ヶ岳 |
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| 鳳凰山 |
山頂 |
10月25日(金) 晴れ
当初の予定では、「甲斐駒ヶ岳」に登る予定でしたが、広河原から夜叉神峠まで、又、歩かなければいけないので
諦めました。 この日は、残念ながら?最高の天気でした。
北沢峠からバスで広河原へ、そして紅葉を眺めながら夜叉神峠に向かいました。
振り返れば紅葉の向こうに、白い綿帽子を被った「北岳」が、秋の終わりを告げていました。
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北岳
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| 紅葉の広河原から夜叉神峠へ |
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中高年山行記 |
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