2004/05/03(Mon)
■採集の楽しさ |
5月に入り、いよいよ採集シーズンの始まりを感じさせる陽気が続いてたが、今日はそんな気分に水を差すように雨が降って、薄暗い一日でありました。
カミキリに興味を抱くようになって、クワガタとはまた違った採集の楽しさを知ることができました。
発見する事の驚きと、採りたいと言う欲求が満たされた時の喜び。
多様な生態と、種類の多さ、美しさ。
そして自然と関わる事で、知らないうちに色んな知識、学問が身に付く。
野山を駆け巡り、目をこらし網を振る…まさに、運動不足解消になり健康にもいい。(笑)
「釣り」という趣味が絶大な趣味人口を有するのも、合い通ずるところがあると思います。
小さい時、口を赤くして食べたコクワの木にトラフカミキリがせわしなく歩き回る姿や、夕暮れの河川敷のヤナギの幹を、エゾカミキリがゆっくり登っていく姿を想像するのはロマンを感じるし、実際にそんな虫が採れたらどんな気分なんだろうか。
蝶の次に愛好家が多いと言われるカミキリだけど、そんなたくさんの人が体験した、カミキリ採集の醍醐味を、自分も少しでも体験してみたいと思います。

雨降りの今日、部屋の片付けをしていて、去年の夏に撮ったポジフィルムに、しばし見入っていました。
この時の情景が浮かぶと共に、やがてやって来る夏に思いを馳せていました。
■先日の材割り採集記 更新しました。 |
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2004/05/11(Tue)
■桜咲く |
今日はいつもと、ちょっと違うタッチで。(^
^ゞ
我が町にもやっと桜が咲きました。
日本人にとって桜は特別な花。
そして、とても不思議な花だと思います。

「さくら」「桜」という、シンプルなタイトルの歌が立て続けにヒットチャートを登ったのもつい最近。
歌以外にも、日本には桜をモチーフとした詩や小説、絵画が数多くあります。
それくらい日本人は、とにかく桜が好きなんだと思う。

自分の町の桜の開花に、咲いたといっては喜び、雨風が強いといっては散ってしまうのではないかとヤキモキする…。

そういう自分も、朝仕事へ向かう道すがら、桜の開花を見ると、何故かホっと心が和んでしまうのだけど。

「日本人と桜」みたいなことも、調べれば色々とあるのだろうけれど、長い冬を耐えた後、絢爛と咲き誇り、潔く散る。
やっぱり、そんな桜の姿に人々は惹かれるんだろうか…。

やっと咲いたと言っては喜び花を眺めているけれど、ちょっと背中を向け振り返った時にはもう散っている。
本当に不思議な存在感のある花だと思います。

数多くある花の中でも、これほどに日本人の心を騒がせる桜。
またこの桜の花達を見ることができるのも、1年後とはいえ、遥か遠い気がしてしまいます。 |
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2004/05/18(Tue)
■ホワイトアイ |
桜も散り始める頃になると、北海道もいよいよ気温の高くなる日が続くようになり、我が家のクワ達も続々と蛹化、羽化し始めてます。
そんな中の1頭。

インドアンタエウス 【Dorcus Antaeus In /Darjeeling 】
先月末に羽化し、固まるまでそのままにしていたのを昨日掘り出してみました。
測定はしていないけど、インド産としては普通サイズと言う所かな。
手に取って見ていると、目の色がガラス球のように透けてるようになってる事に気付きました。
「ホワイトアイ」と言うより、薄いグレーと言った感じです。
ごくまれに、このような個体が突然出るというのは知っていたけど、今では血統固定してかなり高い確率で白眼の個体を出現させることができるそうで、知らなかったなぁ。(遅れてる?)
でもたまにHPなどで、ホワイトアイのクワ画像を見る事があるけれど、正直なところあの真っ白い眼は何か病的な感じで不気味な印象を受けます。
もちろん、純粋にホワイトアイを美しいと感じて繁殖させようとしてる方もいるでしょうし、または単に商品的価値が目当てで、大枚をはたいてまで種親(WW血統とか言うらしい)を購入し、増やそうとする方もいるかもしれません。
その辺は全く自由な事だし、人それぞれの価値観の違いがあるのは、当たり前の事だと思ってます。
変わった眼の色のクワは珍しいし、1頭くらいいるのもいいけれど、個人的には繁殖させようなどとは全く思いません。
それにしても、あの白い眼はきちんと物が見えているんだろうか…。
あまり突っ込んだ意見は差し控えておきます。(^_^;)
とりあえずご報告まで。 |
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2004/05/21(Fri)
■離島採集 |
ん〜〜〜、グイっと伸びたオオアゴ、オレンジの体色、学名通りのとっても「エレガント」なクワだなぁ。
トカラノコについては、ここで改めて書くような事もないけど、ノコギリクワガタの大型個体はとにかくカッコイイ。
写真の個体とは別に、70mmはありそうな個体が羽化しています。
トカラノコでこのサイズ、そしてこの色合い。
しばし目を奪われてしまいます。くぅ〜、たまらん。

トカラノコギリクワガタ 【Prosopocoilus dissimilis elegans 】
外産クワは勿論、国内とはいえ遥か離れた南西諸島のクワをこうやって手にできるとは、子供の頃には夢にも思わなかった事です。
南西諸島の虫は他の生物同様、本土とはまた違った個性的で魅力的な種が多く、離島採集はクワガタを含む虫屋さんの憧れであります。
でも離島採集なるものの厳しさは、KOBAさんなどの話しや色んな情報を総合すると、相当なものだろうなと想像できます。
悪石、諏訪瀬、臥蛇島…この美しいノコが棲息するトカラ列島の小島は、渡る事も不便である上、レンタカーなどある訳もなく、高温多湿な気候は移動するだけで体力を奪われる。
いざ採集に行けば、大量の蚊がまとわりつき、森の中は身の毛もよだつような有象無象の生き物が潜み、そして毒蛇ハブの恐怖。
限られた滞在期間の中で、年ごとに微妙に変わる発生時期と天候に恵まれればいいが、必ず目当ての虫が採れる保証もなく、挙句の果てに帰ろうと思ったら海が大荒れで島に取り残されたりして…。
う〜ん、心配性のA型としては、こんな事が頭に浮かぶ。
いずれにしても、離島採集なるものは、数日の休日しか取れない一介のサラリーマンが、「行ってみるか〜。」などと軽く言えるものではないと思います。
そんな遥か南の離島に棲む素晴らしい虫を手にできるとは、良い時代であると共にありがたいことであります。 |
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2004/05/24(Mon)
■ぼやいてます。 |
仕事の合間に、缶コーヒーでも飲んで一息つこうと車から降りると、自販機のすぐ近くにノコギリを発見!
「おぉ〜!」と思ったけど、それは既に亡骸になってました。
早々と地上に出て来たのはいいけど、潰れたような形跡もない所を見ると、数日前は雨が雪に変わるような寒さだったし、体力を使い果たしてしまったのかなぁ。
それにしても、いよいよクワが発生する時期なんだなぁ。
6月に入れば、灯火にクワが飛んでくるようになる訳で、蒸し暑い夜はウズウズしてくるだろうし、週末にはあそこにも、ここにも採集に行ってみたい。
それに、TBFのイベントなど諸行事も入ってくるし、時には風景写真も撮って歩きたい…。
でもね〜、勿論仕事第一で頑張らねばならないし、家庭人であるからには趣味にばかり興じていられない時もある訳で。
あ〜、もっと休みが欲しい。
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| コガタスズメバチ 【Vespa analis Fabricius 】 |
話しは違うが、この前の材割り採集で採れたスズメバチだけど、クワ友からいくつかの名前が出ていたが、調べてみると、日本にはスズメバチの仲間が3属16種棲息しているそうで、どうやらこれは「コガタスズメバチ」と言う種類のようです。 |
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2004/05/25(Tue)
■考えてみれば |
きのうは「もっと休みが欲し〜い。」などとぼやいてしまったが、考えてみれば満足な休暇ももらえず、仕事に明け暮れている友人がいたり、クワ友の中にも毎日遅くまでの残業で、採集に行きたくとも行けない人達もいる事に思いが巡りました。
率直に今の心情を吐露しただけだが、そんな友人達に比べれば自分は随分恵まれている訳で、今の環境に感謝の念も持たなければなと思い直しました。
欲を言えばきりがない訳で、与えられた余暇を有意義に過ごそうと思います。
今日通りかかった、ちょっとした土場で、赤い虫が飛んでいるのを見つけました。
今年の初カミキリか!と意気込んで材に着地した所を捕まえてみると、「ベニヒラタムシ」でした。
ちょっとがっかりしたけど、図鑑で見るより実物はずっと色が鮮やか。
横から見ると、名前の通りホント薄っぺらな虫だなぁ。 |
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2004/05/27(Thu)
■今年のお初 |
今日は朝早く家を出て、苫小牧まで行ってきました。
用件を済ましてトンボ帰り。
往復450km程。少々、疲れました。
帰りに平取(びらとり)日高と通過するんだけど、その途中「じゃんけんぽん」がありました。
解かる人には解かる思い出のドライブインっす。(笑)
話しは前後して昨日だけど、気温が28度まで上がり、暑い一日でありました。
「そろそろカミキリ君出てきてないかなぁ。」なんて思いながら、お昼休みに前から目を付けていた土場に直行。
気温は高いがまだ虫の影は薄いなぁ。
しばらく材を見回していると、木口で触角ユラユラさせて止まってる今年初のカミキリみっけ!
ゴマフカミキリです。
くぅ〜〜、自然の中で見るカミキリはやっぱカッコイイ〜。よくぞいてくれたなぁ。
生態写真を撮ろうと思ったがカメラを車に置き忘れてしまったので、いつもの手づかみ写真で申し訳ないです。
普通種ということだが、初心者は何を採っても嬉しいのです。
その後、もう1頭みつけたところで時間もなくなってきたので、おいしく昼食を食べて仕事を再開しましたとさ。 |