2004/09

 2004/09/03(Fri)
 ■羽パカ

時間を見つけては、チョコチョコとではあるが、標本を作ってます。

中型なクワガタ達(外産ノコが中心)の展足も終わり、その出来栄えに我ながら上手になったものだと自己満足してます。(笑)

頭の下に脱脂綿か何かを丸めて枕にするか、針で調整するかして少し頭を上げ気味にするとクワガタってカッコイィ。

オオアゴはあんまりガバっと開くと品がないので、少し開き気味くらいが自然でいい。

脚は左右対称に揃えてっと…

後は一月程乾燥させれば出来上がりだけど、たまに乾燥と共に羽が開いて隙間ができる奴がいます。(ミヤマに多い感じがする)

開く奴はいくら針で固定しておいても取り去るとジワ〜っと開いてくるので、瞬間接着剤なんかでくっつけるしかないでしょう。

あと、複眼が白くなってゾンビみたいに気色悪くなります。

いかにも「屍を並べてます」みたいでイヤなので、黒マジックで塗りつぶしてっと。

何だか生き生きした感じになって、指でつつくと動き出しそうだぞ。

ムフフ…いい出来だ。

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こんなことをやっていたのだが、今日「カミキリの標本をチェックしてみるかな〜」と見てみると…

アチャ〜、開いてるぅ。

カミキリの上翅は薄いし、こうなったら修正できないですよね?

リンゴカミキリという細くて小さいカミキリがいるが、これも羽が開き易いそうで、〆たあとタトウに納める際に、虫体を横にしておくと羽開きを防止できると、「月刊むし」の採集記に書いてあったが、羽開きの傾向のある種はそれなりの対策があるんでしょうね。

面倒でも針で留めて羽パカを防いだ方が無難かもしれないなぁ。


■ 「るどるふ」さんがなんとオオトラを採った模様です。

ギガンに続いてオオトラとは…凄すぎます。



 2004/09/07(Tue)
 ■秋のカミキリ

明日は台風の影響で、雨のようです。

ニュースを見ると、これまでやって来た台風の影響で、日本各地で大きな被害が出てるようで我が身に置き換えると何とも言葉も出ません。

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台風が過ぎ去るごとに秋も深まり、大雪山系では例年より早く紅葉が見頃になってきたそうで…

吹く風も涼しく、そんな紅葉の話しを聞くと、採集シーズンも終わり、「いよいよ網を三脚に持ち替えようか。」なんて気分になってます。

それでも今日あたり、路上をシャカシャカと横断するオサムシの仲間をよく見かけ、オサ屋さん達はこれから「アイヌキン」などの採集で盛り上がるんだろうし、天気の良い日は蝶もまだまだたくさん飛んでいます。

で、カミキリはと言えば、今時期はコブヤハズカミキリだったりトラカミキリ類だったりするんだろうけど、コブは勿論アカジマトラもブドウトラもこっちにゃ〜いやしないし、オオトラなんてどう逆立ちして転んだって採れる訳もない。

うんじゃ〜、何がいるかとつらつら文献を見ると「アカガネカミキリ」というコブ同様に飛べないカミキリがいました。

なになに、10月上旬まで活動してるらしい。十勝にもいるらしい。個体数もやや多いらしい。各広葉樹の枯葉の付いた枝から得られるらしい。

と言うことは「ビシバシ!ポトッ!」とコブ叩きを疑似体験できるのか?

何しろ、採った事がないので、「らしい、らしい」と連発して採れる自信もないし、枯葉なんて見ると気分も滅入りそうだが、この週末天気が良ければ出撃しようかと思案中であります。

採れなくても、蝶の写真とか何か良い被写体があれば気分転換に撮ってこようかなぁ。



 2004/09/09(Thu)
 ■秋の色





「あれは、なんだろ?」

仕事先の物置の軒下に吊るされていたのはホオズキでした。久し振りで見たなぁ。

殺風景な木造の壁面が、このホオズキの一角だけやたら鮮やかで目を引きます。

帰り際、家人に一言ことわってパチリ。

仕事でささくれ立った気分をちょっとクールダウンできました。



 2004/09/11(Sat)
 ■オサムシ





最近は、オサムシやゴミムシなどの肉食の歩行性甲虫がやたらと道路を横切ります。

運転してるとそれが気になって、特に大型なオサは踏み潰すに忍びなく、よけて走っています。

今日も、命知らずのオサがシャカシャカと道路を横切っていたので、車から降りてどんな奴か見てみました。

これは「エゾカタビロオサムシ」でよかったのかなぁ?

灯火で、クワガタだと思って寄ってみるとこいつで、「紛らわしい!」なんて言われてよく蹴飛ばされてるあいつですよね?(笑)

個体差もあるのか…こんな色彩のもいるんですね。



 2004/09/19(Sun)
 ■賑やかな夜

夕べはアバロンさん宅にてTBFの集会があり、たくさんの参加者で私が到着したときは、既に玄関に靴が溢れかえっていました。

人様の靴をムギュムギュと踏んづけて(笑)玄関に上がり、居間を覗き込むと座る余地がないほどの盛況ぶりでした。

今回はベテランの虫屋さんであるY氏、S氏も来られていてFMさんも交え途切れる事のない「熱い」採集話を聞かせて頂きました。

カミキリシーズンも終わってしまい、「採集行きたい病」になってる私には刺激的なお話の数々でした。

初めて参加された、スマイルさん、ケロさんご一家、お疲れ様でした。

アバロンさん、お世話になりました。


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今日の午後からは、用足しの後ちょっと足を伸ばして、久し振りに港へ。

採集で、夏はもっぱら山ばかり入っていた事もあり、海は久し振りです。

あ〜、たまに穏やかな海を見るのはいいなぁ。

缶コーヒーと煙草を交互に口にしながら、穏やかな港の景色を眺めてきました。

僅かな時間だったけど、なんだか久し振りにゆっくりとした、「贅沢な時間」を過ごした感じがしたなぁ。



 2004/09/21(Tue)
 ■クジャクチョウ





悟られないように何とか近くまで寄る事ができたが、せわしなく動くので中々ピントが合わない。

ピンが合ったと思ったら今度はあの綺麗な羽を開いてくれない…

草むらに息を殺してしゃがみこんでいるのも結構辛いものがあるぞ。

「おいおい、1枚くらい良い写真撮らせてくれよ。」

お、気持ちが通じたのか、パカァっと羽を開いてくれた。

「今だ…」

しかし、シャッターを押すより一瞬早く飛び立って、ファインダーから姿を消してしまった。

クゥゥ〜〜・・・・



 2004/09/24(Fri)
 ■ムフフのフ…

夕べはS先生のお宅にお邪魔させていただいた。

カミキリを始め、オサ、ゴミムシ、蝶、蛾など、収納棚から次々出される標本を、ため息と共に見入っていました。

色々なお話を伺ったが、当然の事ながら駆け出しの私には解からない専門的なお話もあり、一言で「虫採り」と言っても、突き詰めようとすればキリがなく、底なし沼のように深い趣味(学問)である事を再認識しました。

切り口やスタンスは違っても、虫好きと言う事には変わりなく、楽しい時間を過ごさせていただきました。




■やっぱ秋はコブでしょ。



                 フジコブヤハズカミキリ
          Mesechithistatus fujisanus HAYASHI, 1957


こんなに枯葉の似合う虫もいないなぁ。

ご存知の通り、北海道にはいない訳で、もんもさんから送っていただきました。

ありがと♪



 2004/09/26(Sun)
 ■フジコブもう一枚





光の具合が秋っぽくて、いい雰囲気だったもので。


 



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