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2005/06

 2005/06/29(Wed)
 ■クワガタさんには縁があったけど…

フチグロヤツボシさんには、まったくご縁がありません…

報告するような事でもないんですけど、密かに朴(ほお)の木を掬ってみたりしてました。

ビミョウな虫影をみつけては、エッサエッサ…

場所を変えてはユッサユッサ…

でもって、結論。

採れる気がしません!

どうにも悔しい〜。(-.-")


      スジクワガタ  Dorcus striatipennis



         アカアシクワガタ  Dorcus rubrofemoratus





 2005/06/26(Sun)
 ■針葉樹を攻める


エゾハイイロハナカミキリ  Rhagium heyrovskyi heyrovskyi Podany,1964


FMさんから、大規模な針葉樹の伐採現場があると言う情報が入り、急遽現地に行く事にしました。

針葉樹のカミキリといえば見た目の華やかさはないけど、味のある渋い種が多いといったイメージがあります。

勿論、珍種も多くいます。

かなりの時間車を走らせ現場に着いてみて、想像以上の大規模な伐採工事である事に驚きました。

強烈に匂ってくる針葉樹の香りに、いやがおうにも期待が高まるけど、今回は時期的なものや、午後から気温が下がってきたことなどがあって、「こんなもんじゃないでしょう。」といった感じではありました。

それでも針葉樹でなければ見られない初採集種が結構採れて満足して帰ってきました。

来月あたりはかな〜りおもしろくなりそうです。 気温が高い日を狙って勿論、攻め込むつもりです。

アラメハナ、カタキカタビロ、ミドリヒラタ、タマムシ各種…採りたい虫がたくさんいます。

この大量の伐採木、願わくば秋迄運び出されずに残しておいてほしいものです。

もしかしたら…もしかしたら、トドマツにあのトラ模様の夢のカミキリが来るかもしれません。

そんな夢と期待を抱きながら採集するのもいいものです。




 2005/06/24(Fri)
 ■夕暮れの、とある土場…



酷暑の中、一日の仕事を終え疲れきった男が、さっさと帰宅して休めばいいのに、カミキリを採りたいと言う禁断症状に襲われ、いつのまにかここにやって来てしまった。

「ブゥ〜ン」 男を待っていたように、カミキリが飛んで来た。

「トホシカミキリ」だ。

「お〜!かっこいい。」 男は『トホシカミキリ族』が大好きだ。

美麗種が多く、スタイルもカミキリらしく、最も進化したグループだと思っている。




材の周りを行きつ戻りつしながら、数種類のカミキリを採集。

その間にも、どこからともなくトホシカミキリが飛来してくる。

男は「ウヒョウヒョ」言いいながら採集していたが、次々現れるトホシに、満腹になってきたようだ。

やがて「シナカミキリ」などではないかと、チラっと確認はするが興味を示さなくなった。

げんきんな男である。

耳元めがけて「ぶぉ〜ん」と言う羽音を響かせて飛び込んでくる「トホシ特攻隊」に、「もう、勘弁してくだせぃ〜。」と言いながら男は車に乗り込んだ。



        トホシカミキリ  Saperda alberti Plavilstchikov,1916


あれだけのカミキリを見て禁断症状は治まったようだが、興奮が覚めてくると、一日の疲れがどっと出てくる。

北海道の採集シーズンが数ヶ月と言うのは丁度いいのかもしれない。

こんな日々が長期間続いたら、体が持たないと思う男であった。


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ハンノアオカミキリ
Eutetrapha chrysochloris chrysochloris (Bates,1879)


チャイロホソヒラタカミキリ
Phymatodes testaceus (Linnaeus,1758)



ヒトオビアラゲカミキリ
Rhopaloscelis unifasciatus

Blessig, 1873







 2005/06/22(Wed)
 ■明日は33度ですって( ̄▽ ̄;)

ぐぅ〜、もう外で仕事する気温じゃないっしょ。 この予報聞いただけで、疲れ倍増。

それに雨も欲しいです。

農作物への影響もあるし、一雨降った方が虫の発生も宜しかろうという事で。

今日は何もしないで寝ます。



 ぴんぼけ@アトモンサビカミキリ  Pterolophia granulata (Motschulsky)




 2005/06/21(Tue)
 ■くぅぅ〜〜、ほれぼれ



去年の8月末、発生期間のリミットぎりぎりで感動の採集を果たした「ハンノキカミキリ」に、こんなに早くまた出会えるとは思っていませんでした。

榛(はん)の木のスィーピングじゃなきゃ採れないっしょ…、と思ってたところに伐採木上にいたので余計にびっくり。

始めは何がとまっているのか解かりませんでした。





それにしても、キレイだぁぁ。

やはり発生したばかりのカミキリは美しゅうございます。

写真で見る以上に赤い色彩が際立って見えます。

標本箱に並んだカミキリも綺麗だけど、やはり野外で活動する姿にはかないません。

ふと見上げれば若葉も生い茂り、梢の周りを飛び交う虫の姿が多くなってきました。

明日から網は常時、車に積んでおく事にしよう。(^_^;)



ハンノキカミキリ
Cagosima sanguinolenta Thomson,1864




 2005/06/20(Mon)
 ■夏が来るかも

今年は冷夏になるのでは…なんて話しもあったけど、ここのところ日中は平年並みかそれ以上の気温が続いてます。

明日は28度まで上がるらしいです。

まだどうなるか解からないけど、今年もちゃ〜んとした夏が来てくれそうな雰囲気になってきたんでないかい。( ̄ー ̄ ニヤニヤ


●産卵中の シロヘリトラカミキリ






 2005/06/19(Sun)
 ■エゾカミキリに出会う。

カミキリにはまり始めた2年前、保育社の「原色甲虫図鑑W」を購入し、寝る前など枕元でよくこの図鑑を開いて見ていました。

そしてここに載っている、まだ見た事もない様々なカミキリ達が、この北海道の大自然のどこかで活動している姿を想像するのが、寝る前のちょっとした楽しみだったりしてました。

「エゾカミキリ」の存在を知ったのも、この時でした。

灰褐色のズングリした体にふと短い触角。

綺麗でスマートなカミキリが多い中、地味で何とも垢抜けない無骨な印象を受けました。

でも、「蝦夷」を冠したシンプルな名前や原始的な姿はいかにも北海道固有種らしく、アイヌの人達が暮らしていたはるか昔の「蝦夷地」を連想させるこのカミキリに興味が湧いていました。

図鑑などによると、「5月下旬〜7月上旬に河川敷のカワヤナギ類に集まる。夕刻からひこばえや若葉を後食する。個体数は多くない。」などと書かれている。

それからというもの、時間があれば仕事が終わった後の夕方に、河川敷のヤナギ詣(もう)でが始まりました。

しかしいざ探してみると、何回来てみてもみつからない。 無数に生えているカワヤナギの中から、もともと個体数の多くない虫を探すなんて、経験・情報の乏しい初心者には一体何年かかるんだろう。なんて思えてくるのです。

そうやってみつける事ができずに、去年はシーズンが終ってしまったのです。

今年も既に何回か河川敷に来ていて、この日も敗色濃厚の雰囲気で、川べり沿いにヤナギを見て歩いていました。

時間は4時半頃で夕方といってもまだ日は高く、昼間の明るさです。

顔の周りにたかってくる小さい虫をはらいながら、「今日もダメだったなぁ…」と引き返してみると、来た時には何もいなかったヤナギに、なんとエゾカミキリがしがみ付いていました!

「おぉっ…」思わぬ光景に一瞬頭が真っ白になり、心の中では「いたいたいたいたいた。」の連呼。(^_^;)

その後、もう1頭みつけてまたまた「おっ。」と声が出てしまう。








みつける前までは、夕日で赤く染まった空をバックに、ヤナギの幹をゆっくる登るエゾカミキリのシルエットが浮かび上がるという、幻想的な絵を思い描いていて、今目の前にある光景は少しイメージと違っていたけど、長い間みつけたいと思って探していたカミキリの自然な姿を見る事ができて感動しました。

ザーザーと流れる川の音を聞きながら、ヤナギにしがみ付いて樹皮をガシガシと齧るエゾカミキリの姿。またひとつ忘れられないであろう瞬間を見る事ができました。

それと実際に見つけてみて、一口にヤナギに集まるといっても、エゾカミキリが好むシチュエーションが少し解かりました。



エゾカミキリ
Lamia textor (Linnaeus,1758)




 2005/06/18(Sat)
 ■ふあぁ

むふふ…ご報告したい事があるんですけど〜、一週間の疲れが出たのか目がショボショボしております。(-_ゞ

なので今日はトットと寝る事にします。

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■備忘禄 (6/15)


オクエゾトラカミキリ
Xylotrechus adspersus
(Gebler,1830)



セアカオサムシ
Hemicarabus tuberculosus
(Dejean et Boisduval)




コニワハンミョウ
Cicindela transbaicalica japanensis




 2005/06/17(Fri)
 ■なんでこんな所に?

先週、思いもしていなかった場所で「オクエゾトラカミキリ」をみつける事ができたが、やはり十勝管内において、過去に採集例のない場所だったようです。

そんな訳で、某虫屋さんをその河川敷に案内して再びオクエゾを探す事にしました。

二人でしばらく探していると、ほどなくして某氏がオクエゾをみつけました。

とりあえず、自分以外の第三者にも、実際に棲息している事実を確認してもらってホっとした気分でノンビリと採集を続けていると、私と離れた場所の流木を見ていた某氏が

「こたにさ〜ん、エゾカミキリいましたよ〜!」

「なんですと〜!」  思いもしなかった言葉に走り寄ると、そこに飾りっけのない地味でズングリしたあのエゾカミキリがいました。

去年からこのカミキリをみつけたくて、夕方の河川敷に何回通ったことか…。

この場所も、もとはと言えばエゾカミキリを探しに来たのでした。




それにしても流木上にいたなんて、どういう事だろ?

わざわざこんな乾燥した川原まで歩いて来る訳はないんだから(このカミキリは飛べない)、この材で羽脱して、留まっていたとしか考えられません。

自分でみつけられなかった事は残念だったけど、少なくともこの場所に間違いなくエゾカミキリがいる事実を確認できただけでも、みつけた某氏の強運に感謝です。

いるかいないか半信半疑でいるより、いると言う確信があれば、ここへ通ってヤナギを見て回る時の心持ちが違います。

さ〜〜、自分でみつけるぞ〜!





枝に留めて撮った、ヤラセ写真です。(^。^;)




 2005/06/16(Thu)
 ■またまたビック・カメラへ

12〜14日迄、札幌に出張してまして、会議・研修・試験とクタクタになっておりました。

夜は夜で、部屋にジっとしてる訳もなく(^◇^;)、そんな3日間を過ごしたせいで、昨日は帰宅してから何もする気も起こらず、早々に寝てしまいました。

そんな札幌での、一人の自由な時間といえば帰りのJRの発車までの1時間半ばかり。

もう、駅横の「ビック・カメラ」しか行くとこないっしょ。

でもって、サッサとカメラコーナーへ…

ニコンの「F100」やキャノンの「EOS-3」などの銀塩カメラも、今やレンズ付きで10万程で買えちゃうんですね。

発売当時なら絶対手の届かないカメラだけあって、性能は勿論のこと、デザインやグリップの質感、堅牢なマグネシウムボディなど実際手に取ると何とも言えなく惹きつけられるものがあります。

その後に見た、同じ位の価格の新型デジタル一眼が正直やけにチープに見えてしまいました。

この辺はやっぱり、同じ写真を撮る道具ではあるけど、デジタルは銀塩とは別物と言う認識を持たないといけないのかもしれません。

秋位から冬のボーナス商戦に向けて、新型のデジタル一眼が出るでしょう。

その時は私も、いよいよデジイチいっちゃうかもしれません。


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         エンマムシモドキ  Syntelia histeroides Lewis

「お〜、ツヤハダクワガタか!」

…と思ったらエンマムシモドキでした。




 2005/06/11(Sat)
 ■今年も会えました。

木曜・金曜と色々な友人、知人と会う機会があり、楽しい時間を過ごしていましたが、さすがに寝不足で今日あたりは体がダルイです。(^_^;)

で、虫の話しですけど…

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「今年も、オクエゾトラカミキリの姿が見たいなぁ。」

最近日中は蒸し暑い日があったりして、去年初めてこのカミキリを見る事ができた、台風直前の蒸し暑い日を思い起こしてそんな事を考えていました。

今年も既に発生していると言う情報は、FMさんから入っていたけど、中々時間が取れず去年のポイントに行けずにいました。

今度の休日にでも行こうかな、なんて考えていた矢先、思いもしない所でオクエゾとまた今年も会う事ができました。

この日は仕事終わりの夕方に、近場の河川敷にダメモトで、「エゾカミキリ」を探しに行ってみたんです。

詳しい状況は省略して、エゾカミキリは結局と言うか、やっぱり見つけられず帰ろうとしたとき、川原に根こそぎ倒された「それらしい」流木が横たわっているのに気がつきました。




「まさか、こんなとこにいないよな。」と思いつつ、その中の一本のカワヤナギ類の流木をよく見ると、表面に直径5mm程のまだ新しい羽脱痕がたくさんあります。

ピンときて、木の下側を覗き込むと…



ビンゴー! やっぱりいました。

しかし、こんな所で見つけることができるなんて思ってもいませんでした。

去年採れた水系とは支流でもない、まったく別の河川敷だったからです。

思ってた以上に広範囲な分布域を持っているのかもしれません。



オクエゾトラカミキリ  Xylotrechus adspersus (Gebler,1830)






 2005/06/08(Wed)
 ■グフフ…少し鼻の穴が膨らんでます(^。。^)



シロヘリトラカミキリ  Anaglyptus colobotheoides Bates,1884


やっぱり未採集種が採れると嬉しいですね。

カミキリの影が薄くて、期待薄な感じでいたところ、飛んで来た何かの虫が私の服にぶつかって下に落ちました。

チラっと目に入った触角の長さからカミキリと直感して、すかさず手で押さえ込み、逃げられないよう慎重に指で摘み直して見てみると、やっぱりカミキリ!

しかも今迄に見た事のないガラをしています。




近くの伐採木をよ〜く探してみると、交尾中のペアもみつける事ができました。

初心者というのは、初めて見る模様のカミキリが採れると、それがド普通種だろうとなんだろうと、嬉しくなってしまうものです。

しかし今回は普通種と言うより、採集難度の少々高いカミキリだったようです。

帰宅してから調べると、「シロヘリトラカミキリ:イヌエンジュやヤマグワの衰弱木、立ち枯れで得られ、個体数は多くない種。」とのこと。

たまたまこの伐採木が上記の樹種だったのかもしれません。

思わく通りに狙ったカミキリが採れるのも痛快だけど、偶然に思いもしない出会いがあるのもまた採集の魅力です。




 2005/06/06(Mon)
 ■最後の運動会





二人三脚で友達と疾走する、うちの息子です。

日曜日は運動会でした。

早いもので、もう6年生。小学校最後の運動会です。

たくさんの友達に囲まれ、元気一杯なのが一番。

今は少し位勉強できなくたっていいんだよなぁ。なんて息子の姿を見て思いました。(^_^;)

この日は好天にも恵まれて、最高の運動会日和でした。

頭の隅っこで、「これだけ気温が上がれば、今日はカミキリ飛んでるかもしれないのになぁ…。」なんて自分の中の不良親父が囁いてる。

「イヤイヤ、今年は発生が遅れてるし、山は気温も低いだろうから何もいないさ、きっと…。うん、そうに違いない!」

無理やり、そう言い聞かせているのでした。(T▽T)




 2005/06/01(Wed)
 ■お初はシロトラ



 シロトラカミキリ  Paraclytus excultus BATES, 1884


月が変わった途端に、昨日迄とは打って変わって、一気に夏のような暑さになりました。

良い按配に仕事の方も一区切りついたので、「今日は何かいるでしょう。」と、とある土場へ寄ってみました。

目をこらして見て回ると…いたいた!忙しそうにチャカチャカ歩き回ってる〜〜。

今シーズンの「初カミキリ」は、シロトラカミキリでした。

他にも色んな虫が出てきてはいたけど、まだまだ賑やかさに欠けるなぁ。

カミキリも、このシロトラだけが結構な数見る事ができたけど、何故か他のカミキリはみつけられませんでした。

ま、それでもこの調子で順調に天候が推移してくれれば、一週ごとにカミキリの顔ぶれも増えてくるでしょう。

これからが、始まりです。



 



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