NO.67 ふるさとの森作り。
2002.5/10(金)
帯広の隣り町「芽室町」では今年度から「ふるさとの森作り」という大事業を開始しました。
芽室町という所はメインストリートに新しく何ヶ所も設置された「コロポックル」のオブジェや各施設内に建てられてる銅像を見てても芸術や文化教育といった事に力を入れている事が解かる町で、その一環として町内にある広大な町有林をいくつかのテーマごとに地区分けして、一般の人達がその中で鳥や植物、昆虫に触れ合う事ができる場所を作ろうという事をスタートした訳です。
去年のうちから芽室在住のKOBAさんに役場の担当者から、このふるさとの森の中にクワガタが自然繁殖できる環境を作りクワガタ採集のできる森を作りたいという事で、是非協力して頂きたいという話しがあったんです。
その話しを受けてTBFで協力しようという事になったんです。
もちろんボランティアですよ。

9日の日に担当されてる役場の課長さんと、TBFメンバー(こたに、FM、KOBA、蛇メタ)で現場の山に行ってきました。
カシワやヤナギの木があるとはいえ、このままじゃクワが発生できる状態ではないので、色々と話しながら幼虫の飼育場所だけは決めてきました。
今後、現場に流れる小川の水質調査や19日に行われるミズナラの植樹など、少しずつ環境を整えていく事になってるんです。
国内の色んな自治体で同じような事をやって中々成功してないという事も聞いていて、この先どうなっていくのか解からないけど、TBFメンバーを始め道内のクワ仲間の協力を頂きながら、是非成功させたいなってみんなで話しながら帰ってきました。
担当課長さんも自分の在任中にこのような事業を行う事に誇りを持っておられるようですし、私達も大好きなクワでこうやって地域社会に貢献できるというのは嬉しい事だなって思います。
あ、トップページのグラントシロなんだけど、Kさんから頂きました。Kさんありがとう!
この話しはまたあとで。
NO.68 飼育感
2002.5/18(土)
写真は二週間程前に羽化した、ある産地のクルビです。どこだと思います?
オオアゴなんかホペイのような太さはないけど、シャープな感じで内歯の角度もそれなりにカッコイイと思うんだなぁ、
あなたはラオスって聞いた途端に引いちゃう方かな?
私は、もともと産地に対するこだわりっていうのはない方なんで、どこのクルビであっても自分の好みの形ならチャイナだろうがラオスだろうが単純に喜んでブリードを続けるだろうな。
たまに個人の方で、一つの虫に特化したサイトを見る事があります。例えばネブトにこだわってたり、台湾オオに入れ込んでたりしてる訳です。
そんなのを見ると世間の風潮に流されないで、こだわりを持っててなんとなく大人のブリーダーだなぁ、なんて思ってしまうし、売る事ありきじゃなくて、あくまでその虫に惚れ込んでる感じがして好感が持てます。

確か以前に掲示板で、TBFがお世話になってるドルクス-Fさん(ブリードに関して、ほとんどプロと言っていい方です。)が言っていたんだけど、『求めるのは一に良型血統、二に大型血統、産地?は「持ってる」って言う自己満足にすぎません。』って言葉にすんごく共感しましたね。
飼育スタイルはそれぞれ自由だし、本人が満足なら産地にこだわって虫を集めるというのもいいと思うけど、それは単なるブランド志向のように思うなぁ。
有名産地というだけで、ショボイ個体がたくさん羽化して満足できますか?
産地を求めるよりは、良型血統を求め、飼育方を工夫し、自分の好みの「型」を作出するっていう数段上の飼育にこそ、この趣味の醍醐味があると思います。
なんだか、今日は反感受けそうな「ひとりごと」でした。
NO.69 産卵材。
2002.5/24(金)
おととしだったと思うんだけど、何月だったかなぁ。
確かエラク寒かったのは憶えてるんだけど。
FMさんと二人してブナの原木にカワラ茸の駒菌打ち込んだんです。
直径15cm位で長さは1m50はあったかな。
こんな材が3本あって、ドリルで何箇所にも穴を明けて駒菌をパンパン打ち込んでね。
しっかし、この原木って奴は重たいんです。
生木な訳だから水分も相当含んでるとは思うけど、二本いっぺんに持つなんてムチャしたら腰を悪くしちゃいます。
オマケにこのブナって木は材質が硬くって悠長にノコギリでギコギコやってたんじゃ日が暮れてしまうし、腕が持ちません。
そこでチェーンソーを持ち出して来てギュイ〜ンって感じで一本の木を衣装ケースに収まるように、三等分にカットしたんです。
それを持ち帰ってきて衣装ケースに突っ込んで家の脇に適当に置いといたら、この菌は強いもんでちゃんときのこが生えてきました。
それでグランをペアリングした時に、このカワラ材の事を思い出して使えるかな〜って15cm位にカットしてみました。
ノコでギコギコやったんだけど、あんなに硬かった材もさすがに菌が回ってるせいで、思ったよりは楽に切れました。
でも、想像してた程は朽ちてなかったな〜。
私のイメージとしては、ドライバーの先がグサって突き立つ位の柔らかさかなって思ったんだけど、グランやアンテに使うには、まだチト硬いみたいでした。

と、言う事でもう一年寝かす事にしました。
は〜、山に行ってカワラ材取ってきたほうが手っ取り早いって事だね。
(´ヘ`;)
ズボラついでに発酵マットもずっと自作だったけど、今年からは業者さんから購入しようと思ってます。
だって、未発酵マットを送料かけて仕入れて、汗だくで攪拌する作業を考えたら、決して高い商品じゃないと思うし、マットってものは大量に積み上げる程いい発酵のマットができるんで、その意味でも、うちみたいに3〜40Lほどチビっと作ったマットより大量に仕込むであろう業者さんのマットの方が品質の面でもいいと思うんですよね。
年と共に肉体作業はしたくないってのもあるんだけど。(^
^ゞ
でも、何事も自分で一度はやってみた方がいいですよね。
発酵マットはもちろん、ゼリーや菌糸瓶、それに産卵材の作製とか・・・。
もちろん失敗もするだろうけど、なにかしら得る物もあるだろうし。
試行錯誤して作った自作の餌で虫を育てるっていうのも一つの楽しみ方ですもんね。
それで立派な虫が育ったら、そりゃ嬉しいだろうな。
そんな、私の味わった事のない楽しみ方をしてる人もたくさんいるんだよね。
NO.70 ノコ。
2002.5/28(火)
今日、帯広は日中27度位まで気温が上がって暑かったな〜。
こう気温が上がってくると、灯火採集でも行くか!なんて話しも仲間内の間でチラホラ出てきたりして、いよいよ虫採りシーズン突入です!
灯火ではミヤマが主に採れるんだけど、私はどちらかと言えばノコの方が好きなんです。
でも両方とも大型の個体は実にカッコよくって外産に引けを取らない国産種だと思います。
まちかね掲示板に「ノコギリクワガタの北海道の生態について」と言うおもしろいツリーがありました。
地中で羽化して蛹室にとどまっている新成虫って一体どこにいるんだろう?って言う話題で盛り上がってました。
それを読んでるとかなり深い所に蛹室を作るらしくって関東地方では50cm〜1mくらい、北海道では2〜3mの場所からミヤマの成虫、幼虫が出て来たそうです。
しかし、何ゆえそんな深い所まで潜るんだろうか?
確かに幼虫は冬眠状態に入る時に糞を出し切って不凍液のような働きの体液で体内を一杯にして寒さを乗り切るんだけど、ガッチリと凍りついた環境ではさすがに厳しいのかなぁ。
北海道の寒さは厳しくて凍結深度もかなり深いからな。
でも羽化して地表に脱出する時は大変だろうな。
人間に当てはめると40〜50mの地中に埋められる訳だから、みんな生き埋めになってるね。
でもノコやミヤマだって、特に大型のオスは地上に出れずに☆になる奴がたくさんいるような気がするんだけどな。

これは去年の9月に孵化したアマミノコで17gほどありました。
まだ餌を食ってるのでもう少し大きくなればいいんだけどな。
どれくらいの大きさで羽化してくるか、すごく楽しみです。
NO.71 憧れの白カブト。
2002.5/29(水)
早いもんで今月も後二日になっちゃった。
今月は仕事の進み具合も順調なんで気分もすこぶるいいなぁ。
だからと言う訳でもないけど、二日続けてひとりごとを書くなんて珍しい。
しかし、このグラントシロカブトってミニヘラクレスみたいで中々カッコイイな〜。
おまけに色も綺麗だし、前から欲しかったカブトでした。
かずさんから幼虫を頂いてたんで来年には成虫を見る事ができるな〜、なんて楽しみに思ってたんだけど、なんとKさんがわざわざ成虫ペアを持って来てくれました。
思いがけなく我が家にやってきたグラシロを前にして、その夜は子供達と「カッコイイ〜・・・」と言いながら親子というか男同士でいろいろ虫談義をしました。
ところでこのカブト、孵化するまでが異常に長くてヘタすると半年くらい平気で卵のまんまという事で、巷では「それがなければいいんだけどな〜」なんて声を聞くんだけど、乾燥だけ気を付けて、後はいないもんだと思ってほっとけばいいんじゃなかろうか?

このペアなんだけど、オスの方が少し羽化日が遅くて最初餌も食べずにいたんだけど、一週間程前から食いだして動きも活発になってきたんで、今日メスと一緒にしました。
それで、ちょっと目を離して戻ってきたら、アラアラさっそくこのありさま・・・。
カブトのオスって絶倫だね。
とにかく時間が長いね。
ほっとくといつも交尾して早死にするって言うんだけど、寿命縮めてまで励まなくてもと思うんだけど、彼らにしたら生きてる数ヶ月の間に子孫を残す事に必死なんだね。
でも国産なんか見ても感じるけど、あの交尾意欲の強さったら異常だね。
とにかくたくさん卵産めよ〜。
こんなカッコいいカブトきっともらって喜ぶ人が、まだたくさんいるだろうから。
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