2017年9月1日 議会報告ニュース

入学準備金前倒し支給へ!

京都市は就学援助の入学準備金の前倒し支給を実施すると発表しました。前倒しに必要となる1億円を9月市会に補正予算として上程し、可決されれば年度内に保護者への周知も含めて取り組んでいくとしています。

これまで長年にわたり運動がねばり強く行われてきたもので、子どもの貧困対策が社会問題となり、前倒しを求める世論が強まる中で実を結びました。入学準備金は今年度から額が引き上げられましたが、党議員団も市民のみなさんの切実な願いを議会で繰り返し取り上げてきたところです。

敬老乗車証を守ろう!
―京都市は対立や分断ではなく福祉の充実を―

「世代間対立をまねく宣伝。これが京都市の仕事か・・」8月15日付市民新聞(区民版)をお読みになった方からご意見がよせられました。「乗るたび負担」の改悪方針について示すことなく市民意見を募集する内容となっています。敬老乗車証の改悪をねらい、市民の税金を使って世論誘導の宣伝をするということなら、言語道断です。

〇「社会福祉の経費が増大している」、高齢者人口の増大で「更に10億円が必要に」など、財政危機をあおる広報

「社会福祉に関連する経費は増加し続けています」として京都市が紹介しているグラフは本市独自の収入3820億円のうち社会福祉関連経費が2620億円を占めるかのように示しています。しかし、実際は2620億円には国の補助金等を含んでおり、本市独自の収入分の社会福祉関連経費は1116億円となっています。わざと社会福祉関連経費が過大に映るように表現しているのであれば、あまりに不誠実な説明です。

〇京都市は「介護予防」や「社会参加」等の政策目的が達成されているのか市民に示さなければならない

そもそも、京都市は効果を検証することすら行っておらず、そのこと自体が大問題ではないでしょうか。市民が行政施策を評価するにあたって、その経費と目的だけを示すだけでは不足だということは言うまでもありません。

〇対立や分断でなく、福祉を充実させる京都市に

「敬老乗車証制度にかかっている予算は46億円。保育所整備2万4000人に値する」と、意図的に世代間の対立をあおっていることも重大です。敬老乗車証が保育所整備の足かせになっているかのような誤解をうみかねないという点でも看過できません。

自治体というのは住民福祉の向上をはかるのが役割であり「少ないパイをどうわけるのか」と市民に責任を転嫁するのは、行政の役割放棄です。対立や分断で福祉がよくならないことは明らかです。格差と貧困の広がりのなか、若い世代と高齢者のかけ橋となり、社会保障全体を充実させていくことこそ京都市の役割ではないでしょうか。

―敬老乗車証制度の効果―

@社会参加

名古屋市は敬老パスがあることで28%外出が増えると効果を明らかにしています。

A健康増進

高槻市は敬老パス利用者の方が、利用していない方と比較して869歩多いことを明らかにしています。

B経済効果

名古屋市では1年間316億円、高槻市でも32億円敬老パスがあることで経済効果があるとしています。これを京都市にあてはめると年間73億円を超す効果となります。

C環境負荷低減の効果

自動車利用削減による二酸化炭素削減量は名古屋市で年間6500トンとなっています。

京都市に意見をとどけましょう。

・9月22日(金)〆切

・京都市保健福祉局 健康長寿のまち・京都推進室 介護ケア推進課 〒604-8171 京都市中京区烏丸通御池下る虎屋町566-1井門明治安田生命ビル2階 FAX 661-5855

ちょっと、ひとこと 〜夏休み終〜

「9月1日まで休みのとこもあるねんで〜」中学生の娘はぶちぶち。息子の方は運動会のダンスが恥かしいと言いながらも運動会の練習にいそしんでいるようです。

子どもたちの夏休み明けの自殺が報じられています。どの家庭も他人事でないという感覚ではないでしょうか。

管理教育・生きづらさ・社会の厳しさ・・子どもたちが自ら命を絶たなければいけないようなあり方を抜本的に変えなければと思います。恋人に会いに行くようにかよえる学校に・・。