Selfassertion  Updata:2004/2/1

 20代の後半、ご高齢の某氏からお食事をご馳走になる席で、
こんな言葉をいただきました。
「君は自分の物差しを持っているかね。
 例えば、今、箸をつけたその煮付け。
 君は美味いと言うが、どの程度のレベルか測れるかい?
 僕は測れるぞ。僕は吉兆の煮付けの味を知っている。
 そして普通の飲み屋の味を知っている。
 そうすると自分の中に世間の物差しができる。
 50点が普通の飲み屋で、100点が吉兆だ。
 仮に吉兆が君の口に合わなくてもいい。
 その時は君の好きな店を120でも200でも好きにすればいい。
 世間というレベルを自分の中で測れるようにしておくこと。
 これがが肝要だ。
 営業も商品もそうだろう?敵を知り己を知れば...というが、
 正しい物差しを持っていなければ、データがあっても判断できない。
 そうだろう? 
 ところで、その煮付けだが、世間では何点ぐらいか判るかい?
 ワッハッハ...」

 このお話しは衝撃的でした。そしてその後、
あらゆるものの「物差し」を作ろうと試みたのですが、
世間で良いと言われるものは、星の数のようにあり、ことごとく高価!
測れない物が多すぎて、折角頂いた言葉が意味を為していません。

 ちなみに一番欲しいのは、僕を測る物差しです。
正確じゃないと困るんですけど、誰か持っていませんか。

美作直哉
Top Page

ライン

Mimasaka Naoya Production