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20代の後半、ご高齢の某氏からお食事をご馳走になる席で、
こんな言葉をいただきました。
「君は自分の物差しを持っているかね。
例えば、今、箸をつけたその煮付け。
君は美味いと言うが、どの程度のレベルか測れるかい?
僕は測れるぞ。僕は吉兆の煮付けの味を知っている。
そして普通の飲み屋の味を知っている。
そうすると自分の中に世間の物差しができる。
50点が普通の飲み屋で、100点が吉兆だ。
仮に吉兆が君の口に合わなくてもいい。
その時は君の好きな店を120でも200でも好きにすればいい。
世間というレベルを自分の中で測れるようにしておくこと。
これがが肝要だ。
営業も商品もそうだろう?敵を知り己を知れば...というが、
正しい物差しを持っていなければ、データがあっても判断できない。
そうだろう?
ところで、その煮付けだが、世間では何点ぐらいか判るかい?
ワッハッハ...」
このお話しは衝撃的でした。そしてその後、
あらゆるものの「物差し」を作ろうと試みたのですが、
世間で良いと言われるものは、星の数のようにあり、ことごとく高価!
測れない物が多すぎて、折角頂いた言葉が意味を為していません。
ちなみに一番欲しいのは、僕を測る物差しです。
正確じゃないと困るんですけど、誰か持っていませんか。
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