短歌ドリル公式記録簿 2003年6月号
 毎日のお題から即日UP!短歌のWeb練習会、公式記録です。
 Liveは万里子さんのHP<短歌ドリルBBS>で!
【ご連絡】4/10〜4/15不在続きのためUPが滞ります。
Lesson 276  Theme:『氷』 by 下町古娘 2003/6/30
鮮やかなレモンの色のかき氷葭簀の陰で飲みし夏の日 : 万里子
入院中頼みの綱は氷枕低血圧で解熱剤不可 : shell
下町の夕の暑さや幼き日出前にて来る氷白玉 : 下町古娘
氷柱に閉じ込められている人が融かす呪文を探しているのに : ゑつ子
商談は決裂飲み干す珈琲の底に残った氷砂糖を  : 美作直哉
いちまんねんぶりに水へと戻りゆく氷河の先っぽみたいな気持ち? : みか
Lesson 275  Theme:『作り話・嘘』 by 下町古娘 2003/6/28
あれこれと自分の嘘に酔いしれて帰る背中の月の冷たさ : 下町古娘
「私なんてあなたにとってそれくらいの存在なのね」と泣いたふりし : shell
「G自力V消滅」の大見出し 嘘だと言ってよ寂しくなるわ  : 万里子
嘘だよはやっぱり嘘で先回り次の手を打ちゲームはあがり : ゑつ子
否せめて一字残らず華麗なる虚飾にてあれうつそみの歌 : みか
三匹の子豚のシチューは狼の肉を使って今日はごちそう : よさ
嘘で良い幸せだよと言ってみる百にひとつは真になるさ :
街宣はワイドショー染み為政者はゼウスの衣を纏ったつもり : 美作直哉
少年のたゆき目つかのま輝けり八十万年を翔ける夢みて :
あぢきなしぶしぶにすごすあつきひをうみにしずめむ塩湯ならまし : 鏡の精 せり
Lesson 274  Theme:『雨』 by 万里子 2003/6/27
「雨音はショパンの調べ」とは言えない警報中の窓の外には : shell
眠り姫雨音(あまね)の調に起こされて空の憂いのしずくなりしか : 鏡の精 せり
公園のポプラの幹もブランコも一斉に濡らし夏の雨降る : 万里子
雨の夜に品を定めるいにしえの男の習い地に落ちし現代(いま) : 下町古娘
雨漏りのする部屋だった貴方と出会った頃に住んでいたのは : みか
干からびた君の花壇へ雨が降る 彼女が君を嫌いな理由 : 美作直哉
窓辺から飛びこむ猫に雨粒が光つておりぬ 竿に向かはん : ゑつ子
マイマイのごとく粘液にじませて君からめとる雨の金曜 : よさ
Lesson 273  Theme:『音』 by 美作直哉 2003/6/26
心臓の音を聞かせば喉ならし警戒心がじわり解けゆく : ゑつ子
ノイジング・マイノリティなる語出ずるまで報道規制は信を失う : 万里子
久しぶり彼を名前で呼んでみた嬉しそうだね君も言ってよ : shell
スーパーの買い物袋を開く音包丁使わぬおふくろの音 : 美作直哉
コツコツと後ろから来る君の音ヘッドライトにミュールが止まる : 下町古娘
Lesson 272  Theme:『顔』 by おやなぎ 2003/6/25
時間なし壁塗りだけで飛び出して燃料切れで「ミスド」で補給 : shell
ハンドルの数だけ顔を作ってもキャラ変えられず竹の葉が散る : 美作直哉
公平な顔のあなたはどこまでも清く正しく よもやはずさず : ゑつ子
てのひら2つ分ほどの顔への投資新発売のクリームを買う : 万里子
顔文字が君のかわりにごめんねと謝っている 10分遅刻 : よさ
母見出で五体躍らすみどりごの笑顔陰らすことなかれゆめ :
Lesson 271  Theme:『われを励ます歌』 by ゑつ子 2003/6/24
拒否するを選択肢にいれ今日からはわたくしだけの自由な時間 : ゑつ子
右、左、右、左、右、君はまだ自分の足で歩いていける : 万里子
ときめきて重い扉がギーと開く咲き乱れしは吾の花園 : 下町古娘
「がんばれ」は言わない君の励ましの言葉かみしめ私の支え : shell
終電車眠らぬように席を立ち膝の目覚まし鳴らさぬように : 美作直哉
どの程度重ねていけば欲しい色作れるだろう 作ってみせる : よさ
諦めた夢はいくつもあったけどほら残ってる大切なもの :
人心遊なかりせば腹据えた糸きれやすし繕ふ難し : 鏡の精 せり
Lesson 270  Theme:『こん』 by よさ 2003/6/23
ナス紺のセーラー服のスカートが螺旋階段かけのぼってく : よさ
金色に揺れる夜明けの麦畑思い浮かべて飲み干すビール : 万里子
根性はあるのかこんど聞いてみよう形とどめぬ馬鈴薯めらに : ゑつ子
こんどまたきっときてねとゆびからめてだまとられるぎんざのよるよ : 下町古娘
パソコンを入院さすのも一苦労今度はもっと軽いの買おう : shell
今生にきれぬ想ひを笛の音にこころもしのにいにしえおもゆ : 鏡の精 せり
コンチキチン都大路を練りゆきし鉾は一気に転回始む :
ゆらゆらと細い眼に収まらぬクラゲのレンズと格闘の朝 : 美作直哉
Lesson 269  Theme:『指』 by 美作直哉 2003/6/21
日焼けしたあなたの腕に触れてみた一年前にも同じ事したね  : shell
恋月夜ミントの薫り弄ぶ指先に伝う想い出浮かび  : 鏡の精 せり
指先のきれいな牧師は帰りぎわ週報渡し異動を言わず  : ゑつ子
指先と茶筅の流れ1つにて雫落として青紅葉揺れ  : 下町古娘
指一本口に含みて青空を突き刺す 夏は、夏はどっちだ  : 美作直哉
指折り数え待つこと減りし日常を寂びしみながら手帳を開く : 万里子
よく撓ふ二本の指に挟まれてピシリと置かる勝負手の駒 :
察知して シフトレバーの手を離し 指先握る横顔の愛 : とまと
Lesson 268  Theme:『田』 by shell 2003/6/20
ハイカラな祖父が好きだったビリヤード田谷力三と宝塚歌劇 : shell
校庭に葉桜茂る六月は浜田省吾の歌声に似る : 万里子
串にさし味噌をたっぷりとこんにゃくに道の御茶屋の田楽美味し : zenkyu
風を受け眼下に広がる田園と走りさる雲追う交響曲 : 下町古娘
秋風に角を取られて翻るオセロのごとき稲田の夕焼け : 美作直哉
七号とゆうべ聞き出しボーナスと相談しよう 田崎の真珠 : よさ
遠山の裾に連なる早苗田に夕べうすうす風の筋見ゆ :
Lesson 267  Theme:『桃』 by 下町古娘 2003/6/19
篭に盛る十五粒ほどの桜桃は君を待つ日の華やぎの一つ : 万里子
絶食の後に出された食事には5mmに切った黄桃があり : shell
実(さね)噛めばアーモンド型の桃の子が時をひたすら待つているらし : ゑつ子
薄桃の彩織り成して山々の春の紅葉の目覚めと吐息 : 下町古娘
桃色を着こなす術もアイドルの天賦の才か午後の紅茶に : 美作直哉
桃色のパジャマの孫をデジカメに残し親父はホロホロいった : よさ
桃襲(ももかさね)よそおふ娘子(おとめ)五弁花の白さ眩しく実を結ぶなり : 鏡の精 せり
岩猿は桃源郷で桃喰らい不老の力と砂漠を旅す : zenkyu
Lesson 266  Theme:『素』 by 下町古娘 2003/6/18
素直なり機械に入れる数字には間違えなりに素顔で動く : zenkyu
透きとおるガラスの器にさやさやと素麺沈む夏祭りの夜 : 万里子
まだ少し冷たい波をひたひたと サンダルを手に素足で歩く : とまと
他人から強い女と言われてもあなたの前では素顔になれる : shell
ひんやりと素足の下で崩れゆく月の砂漠は絹の輝き : 下町古娘
すがおではしょうぶあいならぬかきつばたいづれあやめか花もよそおふ : 鏡の精 せり
その道に詳しくあればたちまちに敬う癖の我は素人 : ゑつ子
素面だと言い切り君の心配を軽くかわした あの娘が見てる : よさ
素っ気無いお礼の言葉あしらって煙草を掴み自販機を去る : 美作直哉
Lesson 265  Theme:『おす』 by zenkyu 2003/6/17
江戸前は待ちきれないと御酢をだし何でも締めてファーストフード : zenkyu
満場一致で推されたら民主主義では不自然なのかもしれず : 万里子
押し立ちて火炎の前に弁慶はいのちよすがに主護りたまふ : 鏡の精 せり
喧嘩して三日目の朝 鳴る電話 「オス」と一言照れた挨拶 : とまと
梅雨空やオスナオスナの盛況も月日とともにカラカラ回り : 下町古娘
蹴られては涙ながらの「押忍」だけは型になってる空手道場 : ゑつ子
ステキだよもっと自信を持ってよねそんな君だからオスキなのかも : shell
おすすめの日替わりランチそれぞれの利害一致に波風立てて : 美作直哉
Lesson 264  Theme:『迷う』 by ゑつ子 2003/6/16
ハムレット迷える時間ありすぎる人間万事塞翁が馬 : 下町古娘
迷い子は救い求めて彷徨うがシャモンであれば迷いも救い : zenkyu
とんかつとフライドチキンどっちも好き順位なんてつけられないわ : shell
人の名に決して用いぬ漢字なり人は自ずと迷うものゆえ : 万里子
とひかけて事理のことわりあひぬればまよふこころのしるべありなむ : 鏡の精 せり
迷うことばかり そのうち判定のためのロボット誰か作って : よさ
刷り込みのごとく信じた先輩の左遷の噂 Watch my step : 美作直哉
しゃくり上げやおら駆けだし幼子は八十年の迷宮へ入る : おやなぎ
チクリさす痛みを払い迷いなどないがに告げる霧雨の朝 : ゑつ子
Lesson 263  Theme:『格闘』 by おやなぎ 2003/6/14
おもちゃ箱かき回したようフィギュアだけ格闘王はオタクでもあった : zenkyu
振り向かず君を支えに難問と格闘してる私がいるの : shell
リング上でグローブ合わす瞬間にタイトル奪取の闘い始まる : 万里子
朱鷺色の肌美しき力士等の胸波打てり戦いの後 : 下町古娘
激辛のキーマにライスはミスったと緩めるネクタイ透けるワイシャツ : 美作直哉
一晩を岸に闘ひし末裔よ足の付け根は痛みませぬか : ゑつ子
雨ふらばせつない想い格闘技愛の言葉もなぜに届かぬ : 鏡の精 せり
太古より益荒男どもの叫びあり甲骨文字のごとき蹴りかな : おやなぎ
「格闘」のお題に悪戦苦闘する口下手・小心・手弱女われは :
Lesson 262  Theme:『波』 by 美作直哉 2003/6/13
電磁波を潜り抜けては電車の身メールするやら携帯だらけ : zenkyu
グランドのくぼみの水に皺なして梅雨寒の風吹き抜ける午後 : 万里子
寒い日に外出する楽しみはお昼に食べるゆば入りうどん  : shell
天空に光の波のさざめきて雲を巻き込む天海の : 下町古娘
場の空気読み間違えて怒らせてテレビの波浪警報当たる : よさ
独りゐの寄る年波に抗へず繰言の日々隣家(となり)の婦人(ひと)は : ゑつ子
わたし今バイオリズムのどん底よ上げ底ってことまさかないわね :
この星の真裏の震災死者の数津波は告げるテレビの如く : 美作直哉
Lesson 261  Theme:『楽器』 by shell 2003/6/12
つまびくは練習用といえどもが奏でる音はギターの響きぞ : zenkyu
梅雨空に響くメロディ「アマリリス」学校帰りに吹くリコーダー : 万里子
夕暮れのパリのレンガの石畳フルートが追う女の背中 : 下町古娘
キーボード遠い昔のプレゼント誕生祝いの食事と共に : shell
チェロのように抱けよ君の迷子のごとき眼にTVを点ける : 美作直哉
なつかしう弾きなしたまひ爪音にありし日の君よみがえりなむ : 鏡の精 せり
卒業に「夜空のトランペット」吹く17歳の野間君のこと : ゑつ子
大太鼓に手足が生えた格好の真剣な顔前列真ん中 :
いにしえの館の大きな窓に添うオルガンの音の少しくすみて : ゆらぎ
Lesson 260  Theme:『数字』 by よさ 2003/6/11
君を見た六角橋のバス乗り場 俺が住んでて奴も住んでる : よさ
一夜には2度ない出会い三ツ星は七つの姉妹昴を囲む : zenkyu
1年(ひととせ)を半分終えた6月(みなづき)の30日(みそか)の夕陽はひたすら赤い : 万里子
三昧場紫雲ひとすじ空翔けて西方むかふ暫しく未果つ : 鏡の精 せり
真夜中の3時に母の徘徊す眠れぬ夜の予想せぬ事 : 下町古娘
180 1957(いちきゅうごうなな) 85 数字でさえも愛しく思う : とまと
過ぎ去ったこの二年の歳月を君はこう言う「はやかったね」と : shell
砂浜にハードロックの溝刻み我が世の春の四駆が過ぐる : 美作直哉
七たびを七度許せといったっけ仏は三度許してしまいさ : ゑつ子
濃紫陽花十年(ととせ)を三たび重ねても伊勢のな言葉まだ身に添わず :
六月の声を聞いたら空の色乱れどこかに雨を含みし  : ゆらぎ
Lesson 259  Theme:『時』 by 万里子 2003/6/10
君といるこの瞬間を大切に時よ止まれと私は願う : shell
擬人法めきて時計草の花は咲く確かにこれは種子なす器官 : 万里子
アルバムを見せてもらったこれからの君の時間は全部いただく : よさ
時を生き時に死するはさだめとて時の迷宮廻る旅路ぞ : zenkyu
裡に棲む小さい蟲が時おりに獣に変わり君打ちすえる : ゑつ子
秒針を無心に眺むゆうらりと今この時が幸せらしい : 美作直哉
ふるさとの溢れる緑と時間とにつまはじきされ帰る三日目 :
Lesson 258  Theme:『ほし』 by zenkyu 2003/6/9
紅き星近寄りつつも迷い星見つけることもまた難しい : zenkyu
そのままで酒のつまみになるんだねちょっと高いが干し貝柱 : shell
星見えぬ日は仕方ない君がいるマンションの窓観察しよう : よさ
騎馬族の健やかな貌(かお)の若者は星を重ねて横綱となる : 万里子
居丈高につじつま合わせそのくせに目がうろうろとほら図星でしょ : ゑつ子
干し葡萄を喰らう喰らうお婆ちゃんの味思い出す喰らう頬張る : おやなぎ
めをととはかくあらまほし全力で守ると仰せし日嗣の皇子はも :
ホッシーのサインをねだる少年の心の底よ僕と繋がれ : 美作直哉
Lesson 257  Theme:『傾いたもの』 by ゑつ子 2003/6/7
街並みに傾き者あり堂々と「オバちゃん」と呼びカツどん食らう : zenkyu
晴れた日は夕陽に向かって散歩する背後に続く影と二人で : 万里子
眩暈して彼に「そっちに倒れたらどうしょうかな?」「避けるから良いよ」 : shell
ゆゑありしあはれあまたのきんだちよかたぶきしさまいふべくあらに : 鏡の精 せり
道沿いの傾げる軒に新しい角材5本「入」の字にあり : ゑつ子
歌舞伎町斜陽の数だけ店の名がノルアドレナリンに変化する町 : 美作直哉
未だ逢はぬわが子の宮のいたづらに傾るるを見よ妙齢の月 : おやなぎ
この坂は地図に名前がないけれど足の感覚が坂と教える : ゆらぎ
ゆつくりと傾き倒る悪役といふ名の化粧に心隠して :
Lesson 256  Theme:『見えないもの』 by おやなぎ 2003/6/6
切ないよ私の心わからない?君への想いそれしかないの : shell
さあゆくぞ出掛けの勢いマイチャリに己の背中見れることなく : zenkyu
信じると言った時から湧き起こる疑念が食指を伸び縮みさす : ゑつ子
報道にさりげなく盛る1・2行サブリミナルに似た効果持つ : 万里子
泣きじゃくる合間に零れた一言へ頭を垂れて唇を噛む : 美作直哉
群青に沈む都会をモザイクに砕いてしまえ時間(とき)のこぶしよ : おやなぎ
幽明の境いづこと分かねども歩ごとに高き瀬音聞くらむ :
Lesson 255  Theme:『陽炎』 by 鏡の精 せり 2003/6/5
黄に染まり戦車連なり揺らめけり陽炎のごとき砂嵐の中 : 万里子
散歩道刺さる日差しに陽炎が行く先しるし迷いごと無く : zenkyu
陽炎を通り抜けたら灯台に岩打つ波の音のみしげく  : ゑつ子
時を経ても忘れるなんて無理なんだ儚く散ったかげろうの命 : shell
春は来ぬ海に沸き立つ陽炎の町へと逃げる漁船の振りの : 美作直哉
見渡せばゆらゆらゆらぐかげろふのゆくえも知らず想ひなるかな : 鏡の精 せり
かげろうの向こう側から「幸せ?」とゆらり手をふるわたしの骸 : おやなぎ
二上の山かぎろへりいにしへの御霊安けく眠りませいざ :
Lesson 254  Theme:『紫陽花』 by 万里子 2003/6/4
紫陽花のはじめはうすきみどりからどんな色にも染まれるように : ゆらぎ
紫の色に染まりし紫陽花をデジカメに撮りてしばし動けず : zenkyu
もの言はず去るを見送る十代の悔い知りそめし 紫陽花の頃 : ゑつ子
来た当時挿し木で貰った萼(がく)紫陽花三年咲かず今花盛り : shell
江戸の粋「隅田の花火」の名を持てる紫陽花開く光射す朝 : 万里子
紫陽花の浴衣の君に落ちてきた雨も七つの色に染まった : よさ
今年また墨田の花火回り逢い人生模様そっと準えて : 鏡の精 せり
ぬばたまの闇の鏡に紫陽花はわが身うつして色変へてゆく :
紫陽花を点描せしむ酸性雨高層ビルの根っこに刺さり : 美作直哉
沈黙を守り微笑を失った紫陽花よ日影の異母妹よ : おやなぎ
Lesson 253  Theme:『本』 by shell 2003/6/3
見つめるは食べ物ばかり病み上がり胃袋の求めこれ本能と : zenkyu
虚勢はる2歳の男は父ちゃんが見えねばポロリ本音をこぼす : ゑつ子
学生にツケをきかせてくれし本屋あるじを喪い店を閉ず : 万里子
トロ・イクラ回転寿司の皿の上玉子焼なら本物だろう : 美作直哉
色見本サイトの配色考えてアップしたら即行訂正 : shell
本心を明かすことなく微笑みでかわしてしまう君憎らしく : よさ
Lesson 252  Theme:『いち』 by よさ 2003/6/2
8月のにおい残したイチジクのジャムを贈ろうあのイチジクを : よさ
土曜の午後の校舎より『ペルシャの市場にて』響く葉桜の頃 : 万里子
牛乳とお砂糖足して食べるとき家族の団欒苺の憩い : zenkyu
私の一番好きな作曲家「蘇州夜曲」の服部良一  : shell
一塁の位置を確かめ逸早く 一流だよねイチローの技 :
生き延びてやるわ凍土に根を張ってきみは一年草だったけど  : おやなぎ
いちゃもんをテレビアニメに呟いてのび太モドキにドラえもん来ず  : 美作直哉
市女笠かぶし名よしとみおこせどあやしきなりしいぶかしがるや : 鏡の精 せり
初めてのおつかい角から二軒目の八百屋でいちご ぼくだいすきだ :