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短歌ドリル公式記録簿 |
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2003年7月号 |
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毎日のお題から即日UP!短歌のWeb練習会、公式記録です。 |
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Liveは万里子さんのHP<短歌ドリルBBS>で! |
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【ご連絡】7/26〜7/27 不在が続きますのでUPが滞ります。 |
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Lesson 302 Theme:『子供の頃の思い出』
by zenkyu |
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2003/7/31 |
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補助輪をはずし翌日衝突しおでこたんこぶマイチャリ始め |
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zenkyu |
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疑わずDDTをかけられた男子も女子も手拭い頭 |
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ゑつ子 |
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午睡のあとのけだるさを未来への不安と知った夏の終わりに |
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万里子 |
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低学年雨の公園水溜りチャプチャプジャボンゴミの穴あり |
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下町古娘 |
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台風は道路も川に流されて側溝に嵌り友は召されて |
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鏡の精 せり |
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夏休み早朝虫取り従兄弟と行き迷子になって誘拐騒ぎ |
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shell |
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手拭で包むおかっぱ農繁期子守りのバイトの少女十歳 |
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径 |
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消灯の時間が開幕僕達の人形劇は小児病棟 |
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美作直哉 |
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Lesson 301 Theme:『夏の生き物』 by ゑつ子 |
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2003/7/30 |
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蝉の声一匹ならば夏の調べあまり多けりゃただの雑音 |
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shell |
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一人寝や簾の風をなんとなく感じた夜のキーンと羽音 |
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下町古娘 |
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羽化の蝉腹につれもて見せに来る猫の歩みの慎重にして |
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ゑつ子 |
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こっそりと君を襲って飛んでいた蚊は今はただ壁の赤いしみ |
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よさ |
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せみの声うたかたの旅の短さを惜しむがごとく鳴くがはかなき |
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鏡の精 せり |
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どうしても掬えないよと泣きじゃくる金魚の絵柄の浴衣の子 |
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万里子 |
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クワガタはデパートにいるといわれればそんなもんだとクヌギを探す |
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zenkyu |
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恋人はここにおりますボウフラのわいた私の心臓のなか |
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おやなぎ |
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鳩尾を殴るカブトはいと悪し左右のフックのクワガタ愛し |
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美作直哉 |
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Lesson 300 Theme:『麺類』 by 万里子 |
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2003/7/29 |
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久々に白い雲浮く土用の日カレーうどんにうっすらと汗 |
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下町古娘 |
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ラーメン屋彼と彼女は湯気の中「いただきます」と声を揃えて |
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美作直哉 |
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買い物に行けない時の夕食に今日はパスタだソース何しよう |
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shell |
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ひやむぎの赤と緑をわれ先に箸をのばして飢え奴(かつえど)と呼ばれ |
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ゑつ子 |
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かき氷・西瓜・そうめん・はもちりの並ぶ食卓夏祭りの夜 |
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万里子 |
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茹で上がりバージンオイルをからめては美味しさがますパスタを喰らう |
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zenkyu |
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鈴鹿嶺のふもとに晒す寒素麺捌く竹竿心合わせて |
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径 |
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Lesson 299 Theme:『寒い夏』 by 下町古娘 |
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2003/7/28 |
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寒い夏 老いていつかは地へ還る蝉の鳴き声いまは聞こえず |
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よさ |
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洪水 地震 イラクの火 マスコミ不信に震える寒きこの夏 |
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万里子 |
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寒い夏エアコン壊れて買い換えて思わぬ出費に懐寒い |
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shell |
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白昼夢として熱風は襲いくる。いつまでも寒い夏、昼さがり。 |
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みか |
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こしひかりサムサノナツハオロオロと育っているか 5キロ購う |
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ゑつ子 |
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運だけと思えないほど東京の電力不足に梅雨空続く |
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美作直哉 |
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昨年に壊れたエアコンそのままで 涼しいうちに掃除しなくちゃ |
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とまと |
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輸入米炊いて食べろといわれたが抵抗してはあきたこまち |
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zenkyu |
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寒い夏痴呆の母の口癖の暑い暑いが少し柔らぐ |
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下町古娘 |
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Lesson 298 Theme:『別れの場面』 by おやなぎ |
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2003/7/26 |
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お囃子の響きて父は目を閉じて目覚めぬままに祭りは終わる |
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下町古娘 |
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嘘つきね「夏に帰る」と言ったのにあんな寒い日にひとり旅立って |
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shell |
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明日から船に乗るよと汗拭いて吾の掌に置いたハンカチ |
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ゑつ子 |
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また来るね 言ったそばから遠のいた実家の主 黄泉の世界に |
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zenkyu |
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振り向いて泣き笑いする君の顔履歴の輝く一行となる |
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万里子 |
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天つ袖靡かせて舞うをとめごの雲井に晒す布引の滝 |
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鏡の精 せり |
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コマドリに子供を託すカッコウの如くテーマを引き継ぐ四月 |
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美作直哉 |
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Lesson 297 Theme:『石偏』 by shell |
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2003/7/25 |
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碧眼の姪の背丈は我なみに並んで歩けぬヒールの高さ |
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zenkyu |
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破れたり繕ったりの無い時代壊れたものは唯捨てるだけ |
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下町古娘 |
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磯づたひひじきの嵩(かさ)に一掴み加えてくれぬ義姉は籠から |
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ゑつ子 |
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ぎらぎらと太陽の下砂漠で彷徨い見つけた君はオアシス |
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shell |
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書は捨てた人ごみの中目を閉じる研ぎ澄まされたDNA裂ける |
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美作直哉 |
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明日あるを信じて閉じる真夜中の研究室のきしむ木のドア |
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万里子 |
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爪先の破れ穴から親指が……きみの本音と秘密が見える |
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おやなぎ |
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Lesson 296 Theme:『こども』 by 美作直哉 |
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2003/7/24 |
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幼さは天使の如き心ねを伝えてくれるノートの落書き |
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zenkyu |
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時の壁透けた向こうに立っている子供の私私の子供 |
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下町古娘 |
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カルピスにアイスキューブを放り込み一緒に過ごしたあの夏休み |
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万里子 |
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泳ぐのは一日おきでニ時間と決められた身の悲しみに暮れ |
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ゑつ子 |
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甥っ子が「夏休みには伯母ちゃんちに行きたいんだ」返事に困る |
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shell |
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無精髭生えたこどもの頬を撫で憂いておりぬ時の澱みを |
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おやなぎ |
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子供にも親にもならず老いてゆく柴犬リキは孫と散歩に |
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美作直哉 |
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Lesson 295 Theme:『てん』 by zenkyu |
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2003/7/23 |
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天昇の大鷲羽根を休めるは大松の蒼鮮やかな影 |
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zenkyu |
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蒼天にほろびの鐘の鳴り響くあゝこんなにも日本が好き |
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万里子 |
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天つ袖靡かせて舞うをとめごの雲井に晒す布引の滝 |
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鏡の精 せり |
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夏空をひらくは天衣翻す天津乙女の愁いなき舞 |
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みか |
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主の祈り「天にまします」から遠く日々の費えに心を砕く |
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ゑつ子 |
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逆立ちて天を踏みしめ地を抱え見える世界の新しきかな |
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下町古娘 |
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天罰 と 静かな声で君が言う雷雨二人をカフェに閉じこめ |
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よさ |
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夏休みてんでんばらばら子供らの未来いくつか親にゆだねて |
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美作直哉 |
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大阪はさつま揚げもてんぷらと地域違えば品変わるんだ |
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shell |
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Lesson 294 Theme:『距離を感じる時』 by
ゑつ子 |
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2003/7/22 |
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人と人心コロコロ動くもの繋ぐ手と手も心届かず |
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下町古娘 |
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かにかくにPTAの姦しく点数、偏差値 かけっこの速さ |
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ゑつ子 |
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真っ直ぐで嘘の吐けない君だけど年月は人を変えてしまうね |
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shell |
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ひたひたとわが足元に押し寄せる言論統制にふるえておりぬ |
: |
万里子 |
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無力さに打ち拉がれて天仰ぐ静かの海はうさぎの横顔 |
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美作直哉 |
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会釈して十五秒だけ奈落への旅の道連れ「何階ですか?」 |
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おやなぎ |
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向こう岸眺めて思う馬合わせサラブレットが駆け抜ける朝 |
: |
zenkyu |
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Lesson 293 Theme:『見送る』 by 下町古娘 |
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2003/7/19 |
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見送りの涙の心見せまいと背中合わせで右と左に |
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下町古娘 |
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受験子の乗船するを見送れば波間に巣立ちの助走はじめる |
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ゑつ子 |
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そっけなく別れの挨拶したけれどなんだかあなたに会いたくなって |
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shell |
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餞に貰いし文字は寄せ書きの崩れた字体友の思い出 |
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zenkyu |
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ひたひたと寄せくる不安を洗うがに梅雨の終わりの集中豪雨 |
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万里子 |
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新幹線見送る駅員その横のじいちゃんばあちゃん夏の終わりに |
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美作直哉 |
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Lesson 292 Theme:『ま行の名詞』 by よさ |
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2003/7/18 |
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苔むした松のねじれる枝の先新しき芽よ空を刺さんと |
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下町古娘 |
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北の地のおじ思い出し街角で夕張メロンのソフト頬張る |
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よさ |
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妖しさを詠う丸顔万智ちゃんはどこまでゆけど薫風纏う |
: |
ゑつ子 |
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桃の園石猿たべし不老の実孫悟空には如意棒ありか |
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zenkyu |
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苔むした水掛地蔵の前に立ちかけたき願を絞りかねたり |
: |
万里子 |
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外出でひとりで入る食事には時間節約「ミスド」か「マクド」 |
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shell |
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頬張ったマキシム・ド・パリのマドレーヌおにぎり代わりに深夜のオフィス |
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美作直哉 |
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喪の家の賑はしさや孫さはに棺を守ると夜通し集ふ |
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径 |
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貧しき乙女。輝ける女王。頭痛とか腹痛の時呼ぶマリアの名 |
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みか |
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Lesson 291 Theme:『河・川』 by 万里子 |
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2003/7/17 |
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戦いの歴史を水に溶け込ませ黄河の流れいまだ濁れり |
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下町古娘 |
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争いて荒廃しても人の世はやがては盛大大河は流るる |
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zenkyu |
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待っててよいつかはそっちに行くからねまだ私には渡れない川 |
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shell |
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夜の灯を映す川面に覆われた現代の芥悪臭放つ |
: |
万里子 |
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ゆうらりと鯉の波紋の神田川橋の袂の学び舎の午後 |
: |
美作直哉 |
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そのむかし竿で遊んだ秋川をいつか見せると約束のまま |
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ゑつ子 |
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港へは流れ着かない体内に無数の川と小川を抱いて |
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みか |
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Lesson 290 Theme:『のぎ偏』 by shell |
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2003/7/16 |
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さやさやと緑波打つ早苗田に小さき穂先育まれをり |
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万里子 |
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稿料が入るでもなく赤本のネタ拾いつつテレビ観戦 |
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よさ |
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一秒でも長くそばにいてそれ以上期待なんてしていないから |
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shell |
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アルプスは稀な空気は涼しげなすずらん咲きて山並み蒼く |
: |
zenkyu |
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生を受け私は私死ぬ時も私は私プロセスは波乱 |
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下町古娘 |
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収穫の方程式は天と地と己の掛け算 冷夏は続く |
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美作直哉 |
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Lesson 289 Theme:『ひ』 by zenkyu |
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2003/7/15 |
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雨あがり沢の流れが勝ち鬨(かちどき)をあげて激しく陽を乗せくだる |
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ゑつ子 |
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迎え火に帰るご先祖おおくなりバスでもチャターしないとならず |
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zenkyu |
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火のような情熱なんてお互いに無くしてしまったそんな気がする |
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shell |
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ぬるま湯のオフィス抜け出し深呼吸かなたの月はひとりで笑う |
: |
よさ |
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かがり火と冷たき風を切り裂きて興福寺には能管響けり |
: |
万里子 |
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炎昼や火となる人の思いあり燃え尽きてなおくすぶりて影 |
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下町古娘 |
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秘密裏に柔肌へ深き口付けを叩かないからそっと飛び去れ |
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美作直哉 |
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Lesson 288 Theme:『猫』 by 美作直哉 |
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2003/7/14 |
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借りたくてカツブシ手にし誘い水棚卸には猫の手探す |
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zenkyu |
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こりこりとキャットフードを食む臼歯スコアだけしか映さぬニュース |
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美作直哉 |
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毀れやすきラング・ド・シャーをふゝみつゝランボーの詩を読む遅き午後 |
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万里子 |
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ヤニつぶれだみ声の仔はもらい乳して駆け回る名前もついたし |
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ゑつ子 |
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蹴られても払い除けられても君にすがる愛に飢えた子猫のように |
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shell |
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いつの間に猫なで声が染み付いて我に返ればな〜んにも無い |
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下町古娘 |
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三匹の黒猫たちは丸くなり車の下で雨粒数える |
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よさ |
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Lesson 287 Theme:『初めての記憶』 by ゑつ子 |
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2003/7/12 |
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お使いに肉屋に行かず水菓子屋とぼけてつり銭げん骨3つ |
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zenkyu |
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下町の路地を入った幼稚園大きなパンツ借りて帰った |
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下町古娘 |
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弟と階段の上でけんかして二人で落ちて気を失った |
: |
shell |
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保育所のカバンをゆらしつかちゃんが駆けるを軒で見ていた頃の |
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ゑつ子 |
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マニュアルの通りに君を固定して奪った唇青い夏の日 |
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美作直哉 |
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スカートをまくり大地を踏みしむるごとき響す真ん中のドは |
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おやなぎ |
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逝く時に一瞬よぎり完結す初めての記憶の持つ意味を |
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万里子 |
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ちゃん付けでわたしを呼んでたあきらちゃん口ごもりつつ呼び捨てした日 |
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径 |
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Lesson 286 Theme:『さ行の食べ物』 by よさ |
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2003/7/11 |
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桜湯と同じにおいの雨の日に嫁ぐいもうと俯いたまま |
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よさ |
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皮むいて(川向いて)味わい深し桜餅墨田の川の長命寺にて |
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下町古娘 |
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10円を握り締めては歩いてく 駄菓子屋つけば砂糖菓子買う |
: |
zenkyu |
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本論と離れたところで邪魔をする偉そうな緑焼売の上 |
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美作直哉 |
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にんじんのサラダさくさく噛み締めて今日一日に魔法をかける |
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みか |
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この時期の散歩帰りの楽しみは「りら」と食するソフトクリーム |
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shell |
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大阪の海のきらきら見つめてるシナモンティーをかきまぜながら |
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万里子 |
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Lesson 285 Theme:『勝ち負け』 by 下町古娘 |
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2003/7/10 |
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人知れぬ負けず嫌いの苦しみは他人に勝つ気無い人の事 |
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下町古娘 |
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目の前にフォワード詰めて緊張のコーナーキックハンブルできず |
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zenkyu |
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いさぎよき負け際の色気谷川浩司悠然としてお茶を飲む |
: |
万里子 |
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グー・チョキ・パー相手次第に投げ分ける営業主任へピッチャー交代 |
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美作直哉 |
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勝ち負けの問題じゃなくクラクラは出会い頭の衝突の余波 |
: |
ゑつ子 |
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裏か表コイン投げるように割り切れたら恋の駆け引きなんていらない |
: |
shell |
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落ちていた100円玉で顔出した悪魔と天使の決着そろそろ |
: |
よさ |
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Lesson 284 Theme:『人』 by shell |
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2003/7/9 |
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人修羅となりて戦う世の中を横目に見ながらシャモンは行かん |
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zenkyu |
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「人並みに」で物議をかもす母と我 強い個性はあなた譲りよ |
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ゑつ子 |
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筆跡・顔・声なきウェブでさえ自ずとにじむそのうとましき人格 |
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万里子 |
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マジックのバブルに自ら騙された振りをしている浪花の商人 |
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美作直哉 |
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流れ行く人の心に竿さしてとどむる術を知らぬ吾ゆえ |
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下町古娘 |
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勝手だねほったらかしのおもちゃでも他の人が欲すると惜しいの? |
: |
shell |
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通販のカタログみたいな人生もアリかもしれない コーヒー冷める |
: |
よさ |
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わたし?ええ人畜無害よもし誰か人間(じんかん)距離を侵さぬ限りは |
: |
径 |
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陸橋の汚水溜まりに月やどり人狼の群れぞ行き交う |
: |
おやなぎ |
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さらさらと暗渠ながるる水のごと人知れずこそ続けこの恋 |
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みか |
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Lesson 283 Theme:『夏』 by 万里子 |
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2003/7/8 |
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夏の日に我を忘れて砂浜に焼き付けるのは時代という陽 |
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zenkyu |
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クワ〜っとのどに焼けつく缶ビール去年は去年今年は今年 |
: |
下町古娘 |
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闇にこもる火薬と汗の匂いあり空に広がる花火ならねど |
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万里子 |
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嘆けとて空やはものを想わする心揺らされ夏雨かな |
: |
鏡の精 せり |
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犬小屋の脇に竹組み朝顔をまいて今年も共に眺めん |
: |
ゑつ子 |
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トッピング色とりどりに流れ落つアイスクリームよ夏は恋すな |
: |
おやなぎ |
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行こうよと彼に言えないカラオケよ私のために「TSUNAMI」歌って |
: |
shell |
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海原のざわめき吸い上げ雲の峰ぐんぐん伸びる空失せるまで |
: |
径 |
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草いきれ麦藁帽子に収まらず窓から見つめる空 夏期講習 |
: |
美作直哉 |
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Lesson 282 Theme:『遠距離恋愛/思えどもえ逢わぬ恋』
by みか |
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2003/7/7 |
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痛いほど指のコンパス地図帳のあなたのおうちに中指立てて |
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美作直哉 |
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モノクロの映画の中で君に逢う時折り雨降る古きフィルム |
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万里子 |
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空翔けてかきならしたや想夫恋織姫逢瀬羨むなりし |
: |
鏡の精 せり |
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バリトンが疑念をしぼませ受話器置く 聞きたい事の数多にあれど |
: |
ゑつ子 |
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香り立つカサブランカの白い顔かなわぬ恋の素振りも見せず |
: |
下町古娘 |
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逢いたくて病院のベッドで泣いた日々君星になりメールも出来ず |
: |
shell |
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織姫はメールしたくて銀河をば叩いて待つと彦星に願う |
: |
zenkyu |
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七夕の逢瀬の夜の短冊は心静かに風に吹かれる |
: |
よさ |
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おのづから合はす手祈りの形して星祭る夜の夢にだに立て |
: |
径 |
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Lesson 281 Theme:『白』 by 美作直哉 |
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2003/7/5 |
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魔法使いだったぼくたち教科書の余白にパラパラ漫画描いて |
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おやなぎ |
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山吹の花咲く寺に続く道白壁続くいにしえの奈良 |
: |
万里子 |
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きぬぎぬの我が背子の文あけぬれどむらさきの袖ぬらしつるかも |
: |
鏡の精 せり |
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白々といつもと同じ夜が明けて私の横には本があるだけ |
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shell |
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白き泡見せずに止まる洗濯機色落ち酷き作業着なびく |
: |
美作直哉 |
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Lesson 280 Theme:『以心伝心』 by 下町古娘 |
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2003/7/4 |
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目に見えぬ想いの波動満ち満ちて遥かなる人こちらに向かう |
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下町古娘 |
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振り向けば鯵の皿より目を逸らす10年飼えばわが勘冴える |
: |
万里子 |
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聞きたいなどこまで気持ち伝わってるの?嫌われてないのはわかるけど |
: |
shell |
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すみませんと犬は平伏うそぶいて顔をなめるは猫のしたたか |
: |
ゑつ子 |
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高速の渋滞抜ける瞬間にラジオが奏でる「愛するデューク」 |
: |
美作直哉 |
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Lesson 279 Theme:『なみ』 by よさ |
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2003/7/3 |
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何時の間に顔に大波小波皺光と影の織り成す年輪 |
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下町古娘 |
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波平さんとふねさんが老けすぎていると気付き大人になっていく |
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万里子 |
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杯になみなみとつげ喉(のみと)より噴き上ぐきみの黒き生き血を |
: |
おやなぎ |
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今はもういない人との想い出は御堂筋の銀杏並木よ |
: |
shell |
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うつろうは私にして動かざる桜並木を慕う夏至の日 |
: |
みか |
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わたつみの真中にやおら立ち上がり一筋の波うねり来る見ゆ |
: |
径 |
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荒波に陣はる倭人がそののちの松浦党と熱く語れる |
: |
ゑつ子 |
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なみなみとグラスにビールを継ぎ足して会議の論客皆に気遣う |
: |
美作直哉 |
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Lesson 278 Theme:『半夏生』 by ゑつ子 |
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2003/7/2 |
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振り向けば何か悲しい半夏生迷った半分白々として |
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下町古娘 |
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知らぬ間に天体は綺麗な数字を通り過ぎゆくきょう半夏生 |
: |
みか |
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水田も畑もなくて半夏生居酒屋の裏にからす群がる |
: |
万里子 |
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昨年は退院してきて間もなくてベッドで過ごした泣き半夏生 |
: |
shell |
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デジカメに収まる一叢(ひとむら)半夏生知らせる人へ去年撮りにき:ゑつ子 |
: |
ゑつ子 |
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半熟の加藤夏希の艶やかさガラスの器に生写真ひとつ |
: |
美作直哉 |
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Lesson 277 Theme:『ゆう』 by shell |
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2003/7/1 |
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今はもう児童公園から消えた遊動円木・ジャングルジム |
: |
万里子 |
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ベランダに打ち水をして夕顔が一輪二輪と散った跡消す |
: |
よさ |
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七並べ三度のパスを気まぐれに使って負ける有給休暇 |
: |
美作直哉 |
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自らが閉ざした窓に突然のこがね色した夕陽さしこむ |
: |
ゑつ子 |
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私には君を誘惑できるほど色気も魅力も持ち合わせてない |
: |
shell |
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首筋にキスするときは憂鬱なきみ、愛すべき経験則だ。 |
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みか |
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