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短歌ドリル公式記録簿 |
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2003年11月号 |
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毎日のお題から即日UP!短歌のWeb練習会、公式記録です。 |
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Liveは万里子さんのHP<短歌ドリルBBS>で! |
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【ご連絡】 9/13〜9/15 不在が続きますのでUPが滞ります。 |
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Lesson 395 Theme:『アニバーサリー』 by
下町古娘 |
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2003/11/29 |
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お互いに見交わす目と目重ねる手年取ったね〜と笑える月日 |
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下町古娘 |
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もみぢ降るかつての店の五平餅 険しい坂をのぼり下りして |
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ゑつ子 |
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6月に出逢い心が近づいた10月どちらも大事な記念日になり |
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shell |
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初めての自転車乗る日もう真冬厚着のおかげ怪我はたんこぶ |
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zenkyu |
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街路樹に豆電球が赤・青・黄きらめく今日は師走記念日 |
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万里子 |
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血痕を残したシーツ週末の晴天までの僕の秘め事 |
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美作直哉 |
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Lesson 394 Theme:『恵まれてないこと』
by zenkyu |
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2003/11/28 |
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ちちははが黄泉に旅立ち盾となる人のゐませぬことが悲しい |
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ゑつ子 |
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手を伸ばし物が取れると庵には満足してはじっと手をみる |
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zenkyu |
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正論も会社にすれば反論で同期と比べる薄めの名刺 |
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美作直哉 |
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体調が悪くなったらやる気失せ自分のことで精一杯に |
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shell |
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右腕と左の腕を交差させ自らの身を抱きしめている |
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万里子 |
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背の君と呼べる男は未だ無し満ち足りるといふ意味も解らず |
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橘真知子 |
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大地踏む生まれながらの太い足安定あるが何か悲しき |
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下町古娘 |
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Lesson 393 Theme:『リズム感のある歌』
by ゑつ子 |
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2003/11/27 |
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紅葉舞う公園に響く少年の声に混じれるドリブルの音 |
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万里子 |
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小刻みなラリーの音に床を踏む選手が起こす風の強さよ |
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ゑつ子 |
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お願いよ胸の鼓動があのひとに聞こえてしまうだからおちついて |
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shell |
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ブレーキで歪んだ車輪が線路跳ねタタタタタタタ経理部の君 |
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美作直哉 |
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紀ノ川のゆたの流れに掉さして嫁入り舟はまぼろしに立つ |
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径 |
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君が弾くドードシミシラ追いかけて小声で歌うシーシラレラソ |
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よさ |
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遮断機に道を阻まれたたずめば警報機ごし電車は遅く |
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zenkyu |
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飲めや唄え楽しい気分乗ってきた昔乙女がコーヒールンバを |
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下町古娘 |
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Lesson 392 Theme:『門・もんがまえ』 by
美作直哉 |
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2003/11/26 |
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とつとつと昔話の語り部の次に繋げる自然体の間 |
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下町古娘 |
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風景は銀世界である ささくれの指が気になる閑かな朝に |
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よさ |
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私にはあなたと一緒にいることが一番貴重で大好きな時間 |
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shell |
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束の間の夢へといざなう予約券年末ジャンボを駅前で買う |
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万里子 |
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開闢後四百年が過ぎていた元は武蔵野今は東京 |
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zenkyu |
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門柱に寄り添う松が語り部となりて守れる本陣の跡 |
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ゑつ子 |
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閃光の如き言の葉やわらかなその唇に刃物の香り |
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美作直哉 |
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Lesson 391 Theme:『乗り物』 by 万里子 |
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2003/11/25 |
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瀬戸内の潮も混じれる水しぶきUSJへの遊覧船濡らせり |
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万里子 |
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国道の歩道を行くマイチャリには作業着積んで片手はかさを |
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zenkyu |
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雨粒の斜めにはしるバスの背に京の言葉が行き戻りする |
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ゑつ子 |
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目の中を景色が動く上下する自分が乗った船の大きさ? |
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下町古娘 |
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車椅子の祖母に手編みのマフラーを送ろう今年は きっと 必ず |
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よさ |
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買い物はバスの時刻に合わせてる乗り遅れたら一時間待ち |
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shell |
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うおおおおんリストラ間近の快速は死に物狂いで線路に叫ぶ |
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美作直哉 |
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十年余走り続けてなほ倦まぬ愛車に託す記念日ドライブ |
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径 |
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Lesson 390 Theme:『線』 by shell |
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2003/11/22 |
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なんとなく視線感じたその先に いつから見てた?照れるじゃないの |
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shell |
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朝霧に稜線は淡く沈みゐて写真の由布岳心捕らへり |
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橘真知子 |
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電話線便りを運ぶ最近は声のイメージ無くなりつつも |
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zenkyu |
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「待つてる」と聞いたであらむに前線で命を散らす者は柱か |
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ゑつ子 |
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線香の匂いがそれと気付かせるビルの間に地蔵尊あり |
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万里子 |
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正直に一直線に生きて来てそれでは駄目で螺旋にしたよ |
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下町古娘 |
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今日もまた畑仕事の母の手は生命線が深く走りぬ |
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響 |
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太陽と月の線路の交点を見上げる僕らを笑うペンギン |
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美作直哉 |
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Lesson 389 Theme:『兄弟姉妹』 by よさ |
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2003/11/21 |
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きょうだいしまいましたのわがかおのしわのふかさにしばしおびえて |
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下町古娘 |
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弟と同じ顔した甥が言う「おばちゃんだあれぱぱとにてるね」 |
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よさ |
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姉からの電話は義兄(あに)が骨折す よっしゃ行くべい吾は手を捻挫す |
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ゑつ子 |
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大通り迎えの車待っていて彼なら良いけど弟が来る |
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shell |
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妹の旦那と妻の弟と僕の名前が同じ戸惑い |
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美作直哉 |
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三姉妹それぞれ辿りし半生をまとひて法事の席に集ひ来 |
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径 |
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横たわる母猫の乳房競い合う公園に生きる兄弟姉妹 |
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万里子 |
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連なるは同じ姿の小鳥たち 電線の上は同じ血をもつ |
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zenkyu |
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Lesson 388 Theme:『質』 by 橘真知子 |
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2003/11/20 |
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吹きすさぶ木枯らしの刺さる思ひせり質の劣りしジャケットを着て |
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橘真知子 |
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おもひでの植物園の温室に咲く蘭の花は無機質なりき |
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万里子 |
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性質ばかり奇行がおおい身になれど ネバーランドに こころはいきし |
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zenkyu |
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頑固だから性質だからこうなのよ気まぐれだから何だって言うの |
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下町古娘 |
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量ばかり質の届かぬ駅前の詩人は今日も声を張り上げ |
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美作直哉 |
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暢気さと神経質が同居して私は少し不安定気味 |
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shell |
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質問です。私は誰のものですか。答をくれる人はいますか。 |
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よさ |
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「質問」と最前列で手をあげる我を出べそと夫の言ひたり |
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ゑつ子 |
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Lesson 387 Theme:『お茶』 by zenkyu |
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2003/11/19 |
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真夜中にジャスミンティを飲みながらモニターの前で短歌をつくる |
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万里子 |
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キームンのやわらかな味そのままにすいと飲む君目元に微笑 |
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橘真知子 |
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古の中国茶器を磨きけり白銀の艶琥珀のウーロン |
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下町古娘 |
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ミーティングコーヒー囲むその中で一人濃いめの煎茶をすする |
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zenkyu |
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気分かえお茶を飲んでもうかばない短歌モードになれない私 |
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shell |
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ひよいと立ち『炉開き』活けて茶を点てる独りの午後の楽しみとなり |
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ゑつ子 |
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菜畑の片隅に生ふ数本の茶の木に花あり菜を抜きをれば |
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径 |
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儘ならぬ商談の中でるお茶に心の乾きを癒すすべなく |
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美作直哉 |
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Lesson 386 Theme:『木枯らし』 by 下町古娘 |
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2003/11/18 |
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襟を立て俯く女(ひと)の踵鳴る流行のブーツ枯葉を鳴らす |
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橘真知子 |
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ジージャンかジャンパー選ぶ迷い箸朝の選択帰りを決める |
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zenkyu |
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からたちの実と焼き芋と木枯らしがひとそろいなるランドセルの群れ |
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ゑつ子 |
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今日もまたひとりで帰るこの道を木枯らしだけがついて来るけど |
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shell |
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木枯らしの枯葉舞い散る石畳黙々と掃く無心にて老爺 |
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下町古娘 |
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制服のミニを貫く生足に木枯らす風も頬を緩ませ |
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美作直哉 |
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街を抜け黒髪揺らす木枯らしは君の泣き声思い出させる |
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よさ |
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ブティックのパステルカラーのコート見る首のマフラー巻き直しつゝ |
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万里子 |
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Lesson 385 Theme:『許す』 by ゑつ子 |
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2003/11/17 |
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おいたした愛犬にいうお仕置きとすこしいじけた 腕で眠らす |
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zenkyu |
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口先で許すと言うのは簡単で達磨落しの積み木は僅か |
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美作直哉 |
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許すこと許されること人の世の相手があって始まる事 |
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下町古娘 |
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棘のある言葉にひょいと「うむ、許す」許さないけどそのうち許す |
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ゑつ子 |
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私を可愛いヤツと想うなら子供扱いされても許す |
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shell |
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いちにちの外出許可が出た祖母をむかえる玄関「やっとかめだなも」 |
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よさ |
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地場産のほうれん草の根元には春の息吹のはこべら多し |
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万里子 |
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許せとにあらねど言葉足らずしてひと傷つけしをいまに忘れず |
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径 |
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Lesson 384 Theme:『七五三』 by 径 |
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2003/11/15 |
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三つまで生えそろわない頭みて父の嘆きの深かりしとか |
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ゑつ子 |
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七五三ぽっくり履いてハイポーズそれしか覚えていないけれど |
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shell |
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三々五々帰る畦道あかね空からすも七つの子が待つ山へ |
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径 |
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七三に髪整えて宮参り五歳のボクも赤いネクタイ |
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美作直哉 |
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5・7・5と指折り言葉を拾い出す苦痛の如き快楽の技 |
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万里子 |
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燦々と降り注ぐ陽にいつになく斜めに構えデジカメむける |
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zenkyu |
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Lesson 383 Theme:『いし』 by shell |
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2003/11/14 |
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石の意思持ちたいけれど我が意地は砂で固めたまあるい団子 |
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下町古娘 |
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水滴の石を貫く歩みには意志にも似てし無限の努力 |
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zenkyu |
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足摺の石はいまなほ外国(とつくに)の波の香まとひ半紙(かみ)に鎮まる |
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ゑつ子 |
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憂鬱だ筋肉注射は痛くってちっともなれない内視鏡検査 |
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shell |
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のび太似の医師がカルテになめらかな黒いミミズをさらに増やした |
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よさ |
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石ひとつ置いて墓としいにしへの俳人旧居に時は積もれり |
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径 |
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冷え切ったココロよキムチを噛み締めろ両手で抱える石焼ビビンパ |
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美作直哉 |
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高灯篭日本最古の石燈台は国道沿いに取り残される |
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万里子 |
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Lesson 382 Theme:『黒』 by 万里子 |
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2003/11/13 |
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試着して迷ってやめて5年経つ憧れるだけの黒い皮ジャン |
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万里子 |
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模様替えサイトに黒の背景も少し使って冒険してみた |
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shell |
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目を瞑り全ての世界が真っ黒になるはずなのに太陽がいた |
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下町古娘 |
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太陽の黒子は見えぬミキちゃんの左眼の下キスの鼻先 |
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美作直哉 |
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天使まで落ちる定めのこの世では翼黒きがほどよくおもう |
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zenkyu |
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Lesson 381 Theme:『幻』 by 美作直哉 |
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2003/11/12 |
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夏の日にゴッホの見てた向日葵は光求めた幻の花 |
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下町古娘 |
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ギターで「影を慕いて」弾き語る五木ひろしの歌に聴き惚れ |
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shell |
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夕暮れの伏見稲荷の赤鳥居幻影のごとく雪に紛るゝ |
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万里子 |
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幻の如く現れまた消える砂漠の海は文明を消す |
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zenkyu |
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温泉へ誘ふ雑誌めくる我が夢幻に膨らむ妄想の鬼 |
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橘真知子 |
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薄墨をながした丘に夜景見ぬ 幻としてゆめふりむくな |
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ゑつ子 |
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果てのない空に終わりがある如く星の緞帳オーロラの夜 |
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美作直哉 |
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Lesson 380 Theme:『幾何学模様』 by 美作直哉 |
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2003/11/11 |
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点対称・線対称の美を極む家紋の本を飽かず眺める |
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万里子 |
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四角にはバターを塗りこむ朝の飯四角い朝は楕円の口に |
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zenkyu |
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食パンのつもりがコッペとジャムパンを作って遊ぶ雨降る午後に |
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ゑつ子 |
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オペレッタ激しき愛のソプラノは唇震わせ○△□ |
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下町古娘 |
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乱立の青スクランブル交差点歩行者信号二次元の檻 |
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美作直哉 |
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雨降りで買い物行かず夕食は冷蔵庫みて豆腐・大根 |
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shell |
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華やかな異国のタイル敷き詰めた教会で待つ誓いの言葉 |
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よさ |
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喘ぎつつたどりつきたる三角点ひとり占めする全円の空 |
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径 |
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Lesson 379 Theme:『雑』 by よさ |
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2003/11/10 |
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雑踏のスクランブルの交差点鳥の目となり我を見つけよ |
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下町古娘 |
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尾をふつて迎えるおまえは雑種とう言葉をしらぬ知らずにいろよ |
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ゑつ子 |
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雑巾はひなたのにおい少しして 空が映った窓を磨く日 |
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よさ |
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雑草という名の草はないんだよ皆それぞれに個性があって |
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shell |
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体の良い罵詈雑言のマニフェスト投票箱に母は白紙を |
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美作直哉 |
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愛猫に雑食動物化を強いるキャッツフーズは健康志向 |
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万里子 |
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雑木の形良き物眺めては斜に構えて指を四角に |
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zenkyu |
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Lesson 378 Theme:『坂』 by 美作直哉 |
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2003/11/8 |
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ひと息をいれる所にひと株のガーベラがあるもてなしのごと |
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ゑつ子 |
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ブーメラン雲の坂道せり上がり青空抜けて戻らぬの良し |
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下町古娘 |
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赤坂でTBS裏のホテルへは坂道上がり下り靴を買う |
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shell |
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見上げてた坂の途中の柿の実が道路に潰れる衆議院選 |
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美作直哉 |
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総選挙小学校への坂道は雪の香ふくむ霜月の雨 |
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万里子 |
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お日さまの匂いが待ってる砂場までどんぐりころころ初めての旅 |
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径 |
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秀吉が夢見た天下大坂の餅をつきしは竹の中にと |
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zenkyu |
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Lesson 377 Theme:『憩い』 by zenkyu |
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2003/11/7 |
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新聞を眺めながらの玄米茶温かな刺激眠気はすこし |
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zenkyu |
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遥かなる漁火揺れる露天風呂波の音にも北海の調べ |
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下町古娘 |
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目が合ってあなたと私の間には声に出さない会話流れて |
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shell |
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編みかけを置きモカ淹れるサイフォンの香りの中でうたかたを見る |
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ゑつ子 |
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ゆっくりと扉を閉ざし鍵をして軽くため息今日の排泄 |
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美作直哉 |
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制服と対の笑顔を脱ぎ捨てて戻れば待てりWEBの友 |
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径 |
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霜月の朝の吐息の如き白コーヒーカップより流れ出づ |
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万里子 |
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ふるさとの内紫の色をした朱欒(ざぼん)の薫り想いだす秋 |
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鏡の精 せり |
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Lesson 376 Theme:『冬近し』 by 径 |
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2003/11/6 |
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湯上りの頬染め夜の帰り道素足の裾に知る冬近し |
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下町古娘 |
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冬近し冷えで胃腸が痛くなり使い捨てカイロ買いに行かなきゃ |
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shell |
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色鈍き紅葉の落つる港町冬近しとぞ君のつぶやく |
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橘真知子 |
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ヘルニアが 告げる痛みが 寒さゆえ 辛い冬近し ああ今年もか |
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TOSI |
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古庭の雪吊終へし千代の松影あはあはとしづもりてあり |
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径 |
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ふかふかの湯上りタオルに力こめ身体を包む静かな夜更け |
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万里子 |
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かじかむ手ポケットに入れてロングコートまるでムササビ飛びたくなった |
: |
zenkyu |
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冬近しHOTが増えた自販機に大きな葉が舞う語るが如く |
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美作直哉 |
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Lesson 375 Theme:『腫れ物』 by ゑつ子 |
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2003/11/5 |
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「君」という歌がくすぶり爆ぜてゆき火を噴くばかりに暴れはじめる |
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ゑつ子 |
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懐かしき写真の中の思い出に触れてみる指すこし震えて |
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zenkyu |
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我が友は腫れ物ばっさり切り開き出すだけ出して更新夫婦 |
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下町古娘 |
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バースデイ・ケーキを買った母親が尋ねる お前今年も一人? |
: |
よさ |
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資金繰り怪しい噂の下請けと貸与の機械の返却交渉 |
: |
美作直哉 |
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留守すると「どこ行ってたん?」勝手でしょ野暮な質問しないでくれる? |
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shell |
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行き先を告げて沈黙広がりぬタクシーの中に人生あるらし |
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万里子 |
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二ヶ月の赤子を腕に渡されて新米じいちゃんあぁ肩凝った |
: |
径 |
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今どこでどんな仕事をしてゐるの何気なき問ひ我を脅かす |
: |
橘真知子 |
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Lesson 374 Theme:『天』 by shell |
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2003/11/4 |
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雲間より天が下ろした虹の橋ぐんぐん伸びて竜宮城まで |
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下町古娘 |
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この空が東に移る天気図に昨日の話題をかさねていたり |
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ゑつ子 |
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天の声 聞こえてこない ローズまでも 小久保も取って ジャイアンツは |
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TOSI |
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天王寺で買った品々重量は8.5キロであぁ疲れたなぁ |
: |
shell |
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薄めにてちょうどいいのがつけ汁のお蕎麦の合う天汁のお味 |
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zenkyu |
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天からの最後の試練雨と血と下馬評の中レッズ優勝 |
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美作直哉 |
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得意げに羽ばたく鳩を持ち帰る猫を到底天使と呼べず |
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万里子 |
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Lesson 373 Theme:『触感』 by 美作直哉 |
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2003/11/1 |
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聞きたいな私に触れた君の手に直じゃないからわかんないでしょ |
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shell |
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指で読む厚紙の本は手作りの指圧師の書く詩の本なりき |
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橘真知子 |
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靴底のような固さに驚いた体操部員の君のてのひら |
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万里子 |
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指先に神経集め探りゆくミクロの傷も捜し当てねば |
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zenkyu |
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差し出した君の耳たぶ確かめて程よい甘さの白玉善哉 |
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美作直哉 |
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秋の空 女心と 当たり馬券 掴んだつもり ああ悲しいね |
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TOSI |
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真夜中にしのんでもぐる猫の尾の曲がりぐあいで姉か妹かを |
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ゑつ子 |
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