短歌ドリル公式記録簿 2023年7-12月
短歌のWeb練習会、公式記録です。
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Lesson 1823 Theme:『風物詩』 by 美作直哉 2023/12/24
年末の洪福寺ではたくさんのマグロに関する単語飛び交う : まき
元日に実家日帰り帰宅後に地震に遭遇気持ち悪くなり : しぇりー
初詣の後に地震に遭ひながら無事帰宅せりきつと御利益 : さやでぃ。
やらかした今年を愚痴る弟をなだめ紅白けん玉リレー : 美作直哉
Lesson 1822 Theme:『雨かんむりの漢字』 by まき 2023/12/17
六甲のホテルで野外ジンギスカン濃霧で屋内ステーキになる : しぇりー
立ち並ぶマンション群の中に住むひとたちよ聞け降る雨の音 : まき
この雲に乗れたらなんて仮定法の例文みたいに有り得ぬことを : さやでぃ。
凛とした冬空のもと露天風呂雪を掬って湯の中に入れ : 美作直哉
Lesson 1821 Theme:『違』 by 美作直哉 2023/12/10
ひとことで言えばドナドナ口ずさむパリピばかりの明るい地獄 : まき
信号が青に変わって横を見て信号無視の自転車確認 : しぇりー
消しゴムで間違い正す自己採点閣僚もそうか正解あるか : 美作直哉
Lesson 1820 Theme:『黒』 by しぇりー 2023/12/3
思い出は黒色火薬がパチパチとはじける線香花火のように : まき
黒スーツボタン止まらず通販で慌てて買ってああ太ったわ : しぇりー
紙にただ黒い模様があるだけに見ゆる異国の言葉も音も : 美作直哉
Lesson 1819 Theme:『白』 by 美作直哉 2023/11/26
街灯が白く照らして光ってる人の気配のない夜の道 : まき
目の周り白髪になって"みるきー"の老いを感じるやんちゃは変わらず : しぇりー
日の本に晒され汚点は白のようにひとつが丁度若者ならば : 美作直哉
Lesson 1818 Theme:『動物園』 by さやでぃ。 2023/11/19
大昔うちのにゃんこと同じ仕草動物園のホワイトタイガー : しぇりー
雨の日の動物園で泣くあのコに世界は何をしてくれますか : まき
空爆で檻の破れた動物園サルトラキリン出てみたものの : 美作直哉
誰かとのデートで行った動物園クジャクがとても白かったこと : さやでぃ。
Lesson 1817 Theme:『先』 by 美作直哉 2023/11/12
消費する時間はすべて高尚なわけでもないし下劣でもない : まき
駅前にクリスマスツリー飾られて今年も残り少なくなって : しぇりー
完投の先発投手とハイタッチ出番の無かつたグラブ抱へて : さやでぃ。
生きている 切先の錆びた刀から滴り落ちる我の血潮に : 美作直哉
Lesson 1816 Theme:『漢数字』 by まき 2023/11/5
色違いの傘がくるくる通学路三つ子姉妹の誰かが笑う : まき
七人でホールケーキを八割りに余り一切れジャンケンで決め : しぇりー
廃線から四年経つけど僕たちは「バス停前」とこの場所を呼ぶ : さやでぃ。
千歳飴リフティングする弟が垂れる詭弁を姉は羨む : 美作直哉
Lesson 1815 Theme:『飲み物』 by 美作直哉 2023/10/29
昨日とは何が違うか分からない日に飲むアールグレイの気高さ : まき
この夏は夏バテ気味で考えて麦茶もホットで飲んでいました : しぇりー
アセロラがコーンスープへ自販機に追いつかぬまま半袖を着る : 美作直哉
頑張っておめかしをして駅ナカのコーヒーショップをそうっと覗く : さやでぃ。
Lesson 1814 Theme:『〇〇の秋』 by しぇりー 2023/10/22
日光の?に翻弄されながら京極堂の救援を待つ : まき
買い込んでおやすみ前に読書していつの間にやら寝落ちしている : しぇりー
紫と黄金の街を分け入って分け入っても芋小江戸川越 : 美作直哉
スポーツの秋にしましょう ヤフオクでウエアを見たらもう寝る時間 : さやでぃ。
Lesson 1813 Theme:『野菜の名前』 by 美作直哉 2023/10/15
最後まで残るゴーヤをむしりとり秋の気配を窓に纏わせ : まき
ピーマンを軽く握ってレンチンでワタもヘタもそのまま食べる : しぇりー
小松菜がまた値上がったらし料理せぬ私が透明すぎる世界で : さやでぃ。
刻まれた野菜パックが開かれて自慢げに立つ無傷のもやし : 美作直哉
Lesson 1812 Theme:『好きなお菓子の名前』 by さやでぃ。 2023/10/8
うねうねのないモンブランたべるうねうねなくてつまらないうねうね : まき
午後からのほっこりタイムのお茶菓子は自分で作ったレアチーズケーキ : しぇりー
バカガイの如きマカロンレポートは空爆背にした彼女と似てる : 美作直哉
くるみゆべしと似た菓子がトルコにあるように広くて狭くて美しい星 : さやでぃ。
Lesson 1811 Theme:『笑』 by 美作直哉 2023/10/1
揚げすぎた開口笑をひとつだけつまみ食いする そしてふたつめ : まき
疲れても落ち込んだ時も"みるきー"とくっついてると笑みがこぼれる : しぇりー
死んだ目でスマイルをする店員に雲間の月がそっと寄り添う : さやでぃ。
何一つ笑いを取れぬ芸人の如き身体を張る残業に : 美作直哉
Lesson 1810 Theme:『くさかんむりの漢字』 by まき 2023/9/24
ビロードの花弁をそっと撫でさせてくれる忍耐強いケイトウ : まき
蒸し芋が好きな"みるきー"レンチンで簡単調理一緒に食べる : しぇりー
手鏡で前髪直す若者のように未来を信じられたら : さやでぃ。
笑われて生えた草刈る姿まで笑われキョトンな政治家が去る : 美作直哉
Lesson 1809 Theme:『虫の名前』 by 美作直哉 2023/9/17
手を繋ぎアキアカネを見たあの頃の君思い出す結婚おめでとう : まき
日の暮れは早くなりつつコオロギの声はまだせぬ熱帯夜続く : しぇりー
フナムシは虫ではないしまた来てねは社交辞令と知る夏休み : さやでぃ。
アブラゼミ喰らい尽くしたカマキリを横目に過ぐる朝の歌舞伎町 : 美作直哉
Lesson 1808 Theme:『長』 by しぇりー 2023/9/10
旅人のつもりで歩く実家への道をかれこれ1時間半 : まき
高校の漫画ヒロイン同じ名のクラブ部長は素敵な人で : しぇりー
「長野」って言う時のイントネーションをあの子の真似をしている 今も : さやでぃ。
戦争の腐臭嗅がせる班長の肩書き離れ義務教育おつ : 美作直哉
Lesson 1807 Theme:『家具』 by 美作直哉 2023/9/3
古めかしいソファが運び出されてくバイバイいままでどうもありがとう : まき
閉めたまま長く時経たチェスト開け中身ほぼ捨てカーポートに置く : しぇりー
テーブルを卓袱台とつい呼ぶような昭和な世界にまだ生きている : さやでぃ。
真っ白な書棚の上で伸びをする三毛猫今宵は黒ばかり見え : 美作直哉
Lesson 1806 Theme:『おとな』 by まき 2023/8/27
迷いながら1冊買った漫画本今は全巻まとめ買いでき : しぇりー
人生を持ち運ぶため知っている単語をひとつふたつと捨てる : まき
おとなにもこどもにも秋はやってきてライチの味など忘れてしまう : さやでぃ。
学園祭おとなビールと焼きそばで塞がる両手で抱きしめてやる : 美作直哉
Lesson 1805 Theme:『花火』 by 美作直哉 2023/8/20
洗いざらい白状すべきと決意する花火の音がうるさいうるさい : まき
コロナ禍で花火大会中止なりこのまま終わりなんだろうか? : しぇりー
スターマインとか水中花火とか教へてくれしあの夏のひと : さやでぃ。
来年も花火大会できるようシートの隙間を縫う募金箱 : 美作直哉
Lesson 1804 Theme:『澄』 by 美作直哉 2023/8/6
年のせい?耳が遠くなったかな?小声で話され耳を澄ませて : しぇりー
現在の毎日ではもう忘れてる澄んだ気持ちに花を捧げよ : まき
澄んだ目のしらうお達はわたくしのからだを通り抜け星になる : さやでぃ。
世の中の上澄みの澱AIは俺の仕事を盗れないようで : 美作直哉
Lesson 1803 Theme:『食』 by 美作直哉 2023/7/30
鰻買う何度も外に出たくない土用の丑の日明日だけれど : しぇりー
ライス無料をアイス無料と見間違ふ仕事帰りの酷暑の首都に : さやでぃ。
キャッチ・アンド・リリースの果て命断つ見事なシーバスカモメの餌食 : 美作直哉
 
Lesson 1802 Theme:『みどり』 by 美作直哉 2023/7/16
木の国が由来だったと濃い緑突き抜けて行く紀州路快速 : 美作直哉
暑いけどみどりの眩しい季節になり外出したくないけど買い物 : しぇりー
青色と緑色との中間にたゆたうような二人の想い : さやでぃ。
 
Lesson 1801 Theme:『骨』 by しぇりー 2023/7/9
人前で尾頭付きを食べるのは不得意なので家でしか食べぬ : しぇりー
骨密度は問題無いのに今日もまた心の折れる音が聞こえた : さやでぃ。
排気口連なる道は豚骨が統べて柔軟剤がゲリラのように : 美作直哉
 
Lesson 1800 Theme:『駅』 by 美作直哉 2023/7/2
久しぶり電車に乗った弟はホームドア見て驚いたそう : しぇりー
木造の駅舎は時を語りつつ足ぶみ揺れて建てかえを待つ : 游月 昭
真ん中を歩む矢印なき駅の階段みしりと嘆きはすれど : 美作直哉