愛媛県内のハンディキャップルームのある宿泊施設を紹介します。道後山の手ホテル以外は実際に泊まったことのある宿です。
車イスで泊まれる宿については私はいつも
車いすの宿・http://www7a.biglobe.ne.jp/~fum/wc-hotel/というサイトを参考にしています。
道後友輪荘
リーガロイヤルホテル新居浜
国際ホテル松山
ホテルJALシティ松山
今治国際ホテル
道後山の手ホテル
道後友輪荘
松山市道後町2丁目12番11号
089−25−2013
料金 1泊2食4660円から(障害者と介助者)
県が運営する施設です。友輪荘と言う名前からもわかるとおり障害者のために造られたような宿なので設備は整っています。民間のようなサービスはありませんが料金は安く、気軽に泊まれます。道後温泉まで車イスで10分ほどと便利な場所にあります。客室は和室・洋室・和洋室があり和洋室のみ内風呂があります。大浴場は道後温泉のお湯が引き湯され、手すりやスロープも完備していますが広いのでいざって移動するのが大変です。
門限(午後10時)があり予約しておかないと夕食が用意できないなど不自由な点もありますが、一般の人でも空室があれば宿泊できます。(2000年2月)
リーガロイヤルホテル新居浜
新居浜市前田町6−9
0897−37−1121
料金 23,000円から(室料、シングルユースの場合20,000円)
予約を入れる時に、障害者室といっても一般の客室とほとんど変わらないんですよと言われました。確かに障害者用の設備というのは、バス・トイレの入り口が広い(約80センチ)ことと浴槽の横に緊急連絡用のスイッチがあることぐらいです。洗面台の下には膝が入らないしトイレの手すりもありません。でも室内は広めで段差も無く特に不自由は感じませんでした。
ホテル自体は、大阪で一番と言われた大阪ロイヤルホテル(現在はリーガロイヤルホテル)の系列だけに豪華で明るく清潔感があって言う事なしです。和・洋・中・コーヒーハウスの各レストランだけの利用もおすすめです。ロビーにも障害者用のトイレがあります。
(2000年2月)
国際ホテル松山
松山市一番町1丁目13番地
089−932−5111
料金 10,500円から(室料)
全80室のうち障害者室が8室あります。創業者が理解のある方で20年程前にオープンした時からそういう造りにしてあるそうです。
部屋のドアはレバー式で低めに取り付けられ、バス・トイレの入り口は開き戸ですが十分な広さがあります。バス・トイレ周りには手すりがつけられトイレはウォシュレットつきです。駐車場は地下にあり入り口はホテルの南側にあります。レストランも和・洋・中と揃っています。ホテル全体に古さは感じるもののバリアフリーへの取り組みの歴史を考えると貴重な存在です。松山駅と道後温泉へは共に車で10分ほどで松山一のショッピング街も目と鼻の先です。身障者用トイレは客室内のみです。(2000年2月)
ホテルJALシティ松山
松山市大手町1−10−10
089−913−2580
料金 15,500円(ツインルーム・室料)
JALグループが全国展開しているビジネスホテルです。2000年8月にオープンしました。客室は面積的には特に狭いわけではないのかもしれませんが、間取りのせいかベット周りやバスルームが窮屈に感じます。バスルームは入り口幅が74センチで車イスだと中で回るのは難しいでしょう。ホテルの真裏にタワー式の駐車場が、南側の隣ブロックに協定駐車場があります。敷地裏手に車イス用駐車スペースが1台分設けられています。
2階の日本料理レストラン「さわふく」からは、お堀端を路面電車が走る風景が見られて料理もおいしくおすすめです。(2001年3月)
今治国際ホテル
今治市旭町2−3−4
0898−36−1111
18,000円(ツインルーム・室料)
愛媛第二の都市、今治市に建つシティホテルです。ホテルは地上高102メートルの高層建築で今治のランドマークとなっています。内部は石や木などの自然素材がふんだんに使われ、全体に贅沢で華やかな雰囲気が漂います。レストランも和・洋・中・鉄板焼き・バーと揃っていて、すべての面で愛媛を代表するホテルと言えます。客室はバスルームが広く、おまけに中で音楽が聴ける設備もありくつろげます。バスタブで使うすべり止めつきのゴムのマットやシャワーチェアなどが用意されています。
ホテル正面右手に立体駐車場の入り口があり、3階Bフロアに車イス用スペースが2台分設けられています。そこからエレベーターで直接ロビーに下りることができます。(2001年3月)
道後山の手ホテル
松山市道後鷺谷町1−13
089−998−2111
19,200円(ツインルーム・室料)
道後温泉街にあるオールドイングランドスタイルのホテルです。落ち着いたたたずまいは3000年の歴史があるといわれる道後の町にあって不思議と違和感を感じません。客室はすべて洋室でレストランも洋食ですが大浴場があり道後の湯が楽しめます。バリアフリーの客室は2室あり、バスルームが広くゆったりとくつろげそうです。
車イス用の駐車スペースはありませんがドアマンがいて応対してくれるので困ることは無いでしょう。(2007年3月)
|