土居家
国安の郷
真鍋家
渡部家
土居家(2007年9月)
愛媛県西予市惣川1290
0894−76−0636
営業時間・9時〜17時
休み・月曜日(休日に当たるときはその翌日)
料金・無料
車イス用トイレ・あり
山の中にあり国道197号から大野ヶ原方面に向けて延々30分、1車線の曲がりくねった県道を上らなくてはいけません。でもそんな不便な場所だからこそ土居家と土居家を含めた天神地区の鄙びた風景が残ったのでしょう。土居家はこの地方で200年あまり続いた庄屋で、一時期は造り酒屋も営んでいました。現在の屋敷は一度焼失したあと1827年に建てられたものです。四国最大級の茅葺き民家というだけあり、とにかく立派です。入り口に段差があるため車イスで建物内には入れませんが、外から一目見るためだけでも足を運ぶ甲斐があります。
母屋右手の蔵は食堂になっていて、何を頼んでも美味いです。気候の良い時季ならひさしの下のテーブルをおすすめします。一般の方なら予約しておけば宿泊もできます。泊まるのは明治時代に銀閣寺を模して建てられたという離れで、こちらの建物も風情があります。
鹿野川ダムの堰堤を通り、風の博物館前を抜けると過疎林道の入り口があります。この林道が土居家のある天神地区まで続いていて30分ほどで到着です。1車線のカーブの多い道ですが車の通行量が少なく、県道を通るより楽でしょう。
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駐車場横のトイレ棟 |
母屋横の食事処 蔵 |
焼き鳥親子丼 |
国安の郷(1999年)
愛媛県宇和島市吉田町鶴間1503
0895−52−4884
営業時間・9時〜17時
休み・月曜日、火曜日、祝祭日の翌日
料金・大人200円、障害者無料(要手帳)
車イス用トイレ・あり
国道56号から378号へ入り標識に沿って約1.2キロ進むとあります。広い敷地に武家屋敷や漁家、農家、商家などが復元され時代村のようになっています。中でも圧巻は吉田藩の御用商人だった法華津屋の建物です。吉田の町中にあったものを今の場所に移築復元しました。嬉しいいことにスロープがつけられているので車イスでも建物の中に入ることができます。中に入り見上げると、びっくりするほど大きな柱や梁が巧みに組まれていてその技術の確かさと歴史の重みに
圧倒されます。
真鍋家(1999年)
愛媛県四国中央市(旧川之江市)金生町山田井2030−2
車イス用トイレ・四国中央市川之江総合支所や豊稔池堰堤横にあり
県道9号を香川県に向けて進み、総合支所前交差点から約8キロの所にあります。駐車場から見下ろすと茅葺きの屋根が見え右手の道を下りればすぐなのですが、かなり傾斜が急で車イスでは難しいでしょう。ちょっと遠回りですが左手の道を下りれば真鍋家の前まで行くことができます。ただしこちらも坂道で1人ではきついかもしれません。真鍋家は元は平家の落人だったそうです。ここで紹介した古民家の中で建物は最も小さいのですが、古い時代の姿を良くとどめていて国の重要文化財にも指定されています。
県道を香川方面に走り、しばらく行くと、ゆるぬきで有名な豊稔池堰堤があります。大正から昭和にかけて造られたダムですが、中世ヨーロッパの古城のような風格があります。
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豊稔池堰堤 |
豊稔池近く県道脇の公衆トイレ |
渡部家(1999年)
愛媛県松山市東方町
車イス用トイレ・松山市役所久谷支所にあり
県道伊予川内線と県道三坂松山線の交差点を三坂方面にむけ上ります。約1.7キロ行くと右手に久谷支所があり、渡部家もすぐ近くです。渡部家には駐車場がありませんから車は支所に停めるといいでしょう。
ここは公開日が決まっていて、毎週土・日、10時〜16時の間です。ただし管理人の方が高齢で休む事もあるそうです。入り口にスロープがあり車イスでも門の中に入れそうです。国の重要文化財に指定されています。
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