小田・河辺桜街道(2013年4月)
立石集落の桜
小田桜街道の地図

尾首の池と玉井家

尾首の池と玉井家
撮影2014・3・31

愛媛県喜多郡内子町立石
開花時期:道の駅小田の郷せせらぎが散り始めの頃満開

相野の花を見て国道に下りようと県道305号線を通っていると、のどかな山里の風景が目の前に広がり思わず「おーっ」と声が漏れてしまいました。集落ではソメイヨシノ、菜の花、レンギョウなど色とりどりの花が咲き誇っていてまさに桃源郷の趣です。私は全く知らなかったのですが地元では尾首の池の桜として有名なのだそう。桜は県道の完成を記念して1963年に植えられたものです。こういう道路端に植えられた桜は道の拡幅の際に切られたり手入れがされず弱ったりしている樹が多いのですが、こちらの桜は樹勢、樹形とも見事な樹が多く地元の方たちのご苦労がうかがえます。

尾首の池では桜の時季に毎年、立石春祭りが開かれます。屋台村では郷土料理や特産品が販売され、ステージではジャズや軽音楽のライブが開かれます。池の上手に3台程停められる駐車場があります。春祭り開催時は立石自治会館からの送迎になるようです。開花情報など詳しくは立石自治会のサイトでどうぞ。


相野の花

相野の花
撮影2013・3・26

愛媛県喜多郡内子町立石
開花時期:道の駅小田の郷せせらぎが散り始めの頃満開

この桜をはじめて見たのは2006年で、芋種桜を見た帰りにたまたま通りがかったときでした。個人のお宅の庭に植えられているのですが手入れが行き届いているのでしょう、それはもう見事な咲きっぷりです。その時のご主人の話では樹齢50年ということでした。池のほとりに植えられているので池越しにながめる桜がまた美しくカメラマンが引きも切らず訪れます。

山の中ですが西と東に伸びる道の道幅が広く駐車に困ることは無いでしょう。敷地内の通路は砂利敷きです。こちらのお宅では農産物を直売しています。お財布を忘れずに。


芋種桜

芋種桜
撮影2013・3・26

愛媛県喜多郡内子町池田
開花時期:道の駅小田の郷せせらぎが散り始めの頃満開

現地の案内板によると樹齢400年のエドヒガン桜だそうです。これだけの巨樹、古木でありながらしっかり主幹が残っています。周囲を雑木や竹に囲まれているので木全体を見ることは出来ません。囲まれているからこそ雷や台風の被害にあわずに済んだのでしょうがそのせいで樹形が箒を逆さに立てたような形になっています。

相野の花から南下し峠を越えると、さざんか快道を通り池田集落に出ます。この集落もあちこちに桜が植えられ、のどかで景色の良い所です。実際は上の地図よりも分かれ道が多く分かりづらいので、集落のところどころに立てられている集落案内地図を参考にしてください。現地まで行くと木の下が整地されていて4・5台は駐車できます。

芋種桜の幹 芋種桜の案内板 芋種桜の駐車場所

用の山の桜

用の山の桜
撮影2013・3・29

大洲市河辺町北平
開花時期:道の駅小田の郷せせらぎが散り始めの頃8分咲き

大洲市のオフィシャルサイトによると樹齢400年のウバヒガン(エドヒガン)で当地では「御所桜」と呼ばれているそうです。愛媛県の天然記念物に指定されています。写真の通りソメイヨシノよりも紅色が濃く美しい花をつけます。雷の被害により主幹は折れ幹は空洞化していますが、残った枝は元気が良く花もたくさんついています。

県道55号のすぐ脇にあり桜の下はちょうど道も広くなっているので駐車場所に困ることは無いでしょう。上の地図では緑資源幹線林道まで近く見えますが、道は舗装はされているもののかなりの悪路で距離が長く感じられます。


世善桜

世善桜
撮影2013・3・26

愛媛県喜多郡内子町上川
開花時期:道の駅小田の郷せせらぎが散り始めの頃6部咲き

この桜は、文明十五年(1483年)当時この地方を治めていた大野朝直が大和国吉野の金峰山より上川村御嶽古戸(現在地)に御霊を勧請するとき持ち帰って植えたものといわれ一株は北地(鳩岡山龍蔵寺跡)にある、御嶽には紅白二本あったが一株は朽ち果て一株を残すだけとなった。村人たちはこの桜に「良い世の中でありますように」と願いをこめ「世善桜」と名づけ代々親しんで来た。またの名を「世直し桜」とも言い上の方が咲くと畑作が良く下の方が咲くと稲作がよいとされ作物の出き具合を占う神木と仰いできた。古老の話によると昭和五年頃には十一戸の人家があり桜の周囲は立派な田畑で昭和三十二年には電灯もともりここを安住の地と定め農林業に打ち込んできた。昭和三十八年の豪雪により全戸が移住。見切りをつけ農地は植林が進みその成長と共に桜の枯死が心配されていた。この度事業費一四五八四五〇円と(隣接)地主の方々の協力を得て上川の貴重な文化財として保護顕彰するはこびとなった。なおこの地はもとの太森神社の境内で後 延宝7年(一六七九年)田ノ窪の森に移され今日に至る。・・・現地の世善桜顕彰碑より

公益財団法人愛媛の森林基金の調査書によると樹齢525年(調査は2008年頃)のエドヒガンザクラで樹高17.0m、胸高幹周400cmだそうです。県の天然記念物に指定されています。樹勢は衰えていますが背景の杉林の緑に薄紅色の桜がよく映え幽玄の趣があります。

県道211号から別れて右折し約2.9キロで世善桜です。桜の手前1キロは未舗装で乗用車がやっと通れるぐらいの荒れた道となっています。桜の周りに数台は駐車できますが急坂を上がるので車高の低い車は確実に擦ります。

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