高知県吾川郡仁淀川町別枝
0889−35−0111(仁淀川町役場)
祭日・2月11日
愛媛との県境に位置する高知県仁淀川町。その中心部からさらに奥まった所に別枝という集落があります。その別枝地区で古くから行われている秋葉まつりを紹介します。
このお祭りは毎年2月11日に行われ、高知の三大祭りに数えられるほど賑やかで由緒ある祭りです。まずお面をつけてユーモラスな仕草で笑いを誘いつつお守りを売って歩く油売り(祭りが無くならないよう是非買って下さい)があらわれ、そのあと太刀踊りや鳥毛ひねり、神輿、練りなどが鉦や太鼓の鳴り物とともに行列をつくって集落の中を練り歩きます。山深い地で行われる素朴な祭りでありながら、どこか雅やかで風情のあるお祭りです。町のパンフレットによると4万人の見物客が訪れるということですが、人口の少ない山奥の集落にしては驚くほどしっかりと管理運営されています。
見物できる場所までの行き方ですが、国道33号を来ると、まず別枝大橋をわたります。橋の上で祭りの案内チラシと駐車券を配っています。そこからは一方通行になっていて係員の指示に従い駐車場へむかいます。A地点で二車線の新道に合流しますが、この新道の一車線ぶんがえんえん駐車スペースとなっています。わたしはB地点に駐車しそこから約30分かけてバス駐車場へ移動しました。ここには猪汁や草餅などを売る売店と身障者用もある公衆トイレがあります。
行列は岩屋神社を9時ごろ出発し市川家を経て11時ごろ大石家に到着します。この大石家前で行われる踊りなどをバス駐車場から見ることができます。そのあとは法泉寺、中越家を経て3時ごろ秋葉神社に着きます。行列は車道ではなく山道を進むので、車イスで見物するならバス駐車場からが良いと思います。一般の人は神楽や鳥毛ひねりが行われる各ポイントへ行くので、バス駐車場が人でごった返すようなことはありません。一番の見物ポイントは秋葉神社ですが、新道から神社までは車は進入禁止で小型のバスがシャトル運行しています。車イスではバスに乗れないし距離もかなりあるので秋葉神社で見物するのは難しいでしょう。P地点に身障者用の駐車スペースがあります。空いているかどうかはA地点で確認して下さい。写真の通り斜め駐車なので身障者用に停めなくても乗り降りは出来ます。祭りが行われるのは真冬です。愛媛県の三坂峠から久万高原町の間と、祭りの行われる仁淀川町は雪の積もっていることがあります。祭り当日は除雪されますがすべり止めは必ずお持ちください。
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油売り |
バス駐車場の売店 |
猪汁500円 |
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駐車状況 |
バス駐車場 |
バス駐車場の身障者用トイレ |
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