安芸・野良時計(2010年3月)


野良時計
野良時計

安芸市土居
0887−35−1011(安芸市商工水産課)

高知県東部で最も賑やかな街安芸市は高知市と室戸岬のちょうど中間あたりにあります。ドライブの途中、車を下りいくつか観光スポットを回れば身体もほぐれ、ちょうどいいかもしれません。野良時計ですが今から110年もまえの明治時代に、時計に魅せられた一人の富農が田畑以外は何も無いような今の場所に時計台を立てたそうです。時計本体も輸入したのではなく自製したというから驚きです。北の札幌時計台と並んで日本を代表する時計台であることは間違いないでしょう。札幌時計台に行ったことのある人は日本の二大時計台を征服する意味でも是非行ってみてください。

土居廊中(どいかちゅう)そんな野良時計から歩いて5分ほどの所に、土居廊中(どいかちゅう)と呼ばれる武家屋敷跡があります。石垣と掘りが残る安芸城跡、それを囲むように藩政時代の雰囲気を伝える家並みが続いています。武家屋敷といえば漆喰塗りの土塀をめぐらせ、というのが一般的なイメージですが、ここは土用竹という細い竹を使った生垣が中心で、明るく開放的なのどかな雰囲気がただよいます。廊中ふるさと館には駐車場、みやげ物などの販売コーナー、食事コーナー、シャーベット売り場などがあります。月曜日は休館です。

国道55号から安芸川沿いの道を北上し、標識にしたがって左折すれば程なく野良時計です。野良時計と道を挟んで東側に大きな駐車場がありますが、平日で観光客の姿は1組2組しか見かけなかったにもかかわらず、ほとんどふさがっていたのが不思議です。身障者用のトイレは、この駐車場と廊中ふるさと館内にあります。

駐車場 身障者用トイレ
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