ごめん・なはり線(2010年9月)


ごめん・なはり線 ごめん・なはり線の地図
車窓の景色

2002年7月1日に土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線が開通しました。高知中部の南国市と東部の奈半利町をむすぶローカル線です。車イスでも利用できると知り2003年に奈半利駅から安芸駅までの区間を往復乗車しました。2010年に夜須・安芸駅間を往復乗車しました。まるで路面電車のような小さな列車ですが、ちゃんと車イス用のスペースや車イスでも使えるトイレ(土佐くろしお鉄道の車両・下の写真)があります。線路は海沿いを走っている場所が多いのですが、高架部分が多く視点が車とはまったく違います。車窓には太平洋を望む素晴らしい景色が広がり、まるで遊園地のアトラクションかリゾートのアクティビティを楽しんでいるようです。

列車は基本的にワンマン運行で、乗る時に整理券を取り、降りる時運賃ボックスにお金を入れます。駅によっては券売機のある所もあります。車両は普通の車両と展望デッキのついた特別車両、JRの車両があります。特別車両も運賃は同じですが、車イスで展望デッキに出られるかどうかはわかりません。土佐くろしお鉄道の区間は後免駅から奈半利駅までですが、ほとんどの便が高知駅まで乗り入れていて高知駅でも乗り降りできます。朝と夕方以外は、ほぼ1時間に1本の割合で運行されていて、後免・奈半利間は約1時間です。

ごめん・なはり線のトイレ なお後免から奈半利までの20の駅の内エレベーターがあるのは、後免、後免町、のいち、夜須、安芸、安田、奈半利の7駅で、スロープがあるのが唐浜の1駅です。ホームと列車のあいだには5センチから10センチほどの隙間と段差があります。乗務員の人に聞いたのですが、路線の中で最も景色がきれいなのは、夜須駅から赤野駅の間だそうです。


夜須駅駐車場 ホームとエレベーター 特別車両
夜須駅駐車場 夜須駅ホーム ごめん・なはり線の展望車両
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