SNSの画像などで美しい景色をご覧になった方も多いのではないでしょうか。でも実際に柏島へ行ってもどこでその景色が見られるのか分かりません。また古くからの漁師町で写真のイメージとはずいぶん違う光景も目にすることになると思います。まだ道路整備が進む前、陸の孤島だった頃から通っている管理人がリアルな柏島を紹介します。
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一切休憩所
柏島トンネルの旧道沿いにあり、ここからの眺めが最高です。柏島は晴れた日に行きましょう。公衆トイレ、東屋、車いす用駐車スペースあり。 |
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柏島の海
半島と島は二本の橋でつながっている。新柏島大橋は高さがあるので遠くまで見渡せ、柏島橋は高さが低く泳いでいる魚が見える。町が指定している海水浴エリアは橋の下周辺と白浜、一庄屋の浜(穴場。ただし狭い)。島の裏側にある後浜は有名なダイビングスポット。ただし大きな岩がごろごろしていてビーチエントリーは難しい。 |
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柏島案内写真
駐車場横の案内所(柏島観光情報発信センター)で柏島 しま歩きマップをもらおう。海水浴ができるのは柏島橋の下、白浜、一庄屋の浜(穴場。ただし狭い)。トイレは案内所のがきれい。駐車場にシャワーや更衣室があるといいのだが、多分ダイビングショップや宿で有料のを使って、という趣旨で設置されていない。集落内でシャワーを浴びても駐車場へ戻る間に、また汗まみれになってしまう。ポータブルシャワー持参がおすすめ。 |
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駐車場・案内所
2019年にオープン。夏期は有料となり駐車料金は一日500円。利用可能時間は8:00〜18:00。なお8、9月は竜ヶ浜キャンプ場入り口から島内まで道路端など全域が駐車禁止となる。柏島観光情報発信センターでは観光パンフレットや島内の案内マップなどを配布。店内では弁当や飲み物、土産物などが販売されていてビーチパラソルのレンタル(500円)もある。
身障者用トイレは着替えに使う人が多く封鎖されている。使いたいときはスタッフに声掛けを。 |
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大型バス用駐車場と公衆トイレ(使用可)、シャワー(閉鎖)
昔からある施設で橋を渡ってすぐ右手。建物奥がシャワー室(閉鎖)。柏島全体写真では柏島橋右手のトイレ・シャワーと書いてあるのがここ。バス駐車場の左横を入って行き、運が良ければ岸壁から二頭のイルカが見られる。 |
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白浜
花崗岩の転がる真っ白なビーチは、まさに日本のセーシェル! 地質が似ているので景色もそっくりになるのだとか。2023年夏、階段横の案内板に注意事項が書かれていた。「ゴミは持ち帰りください」「浜からのダイビングは禁止」「キャンプは控えて」だそう。 |
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神社と『お好み きみ』
島内のあちこちに植えられているハイビスカス。境内の株は特に大きく満開になるとそれは見事。きみのトコロテンは女将さんの手作りで春から秋まで食べられる。主に島内産のテングサを使っている。 |
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竜ヶ浜キャンプ場
2012年オープン。もちろん海水浴も可。海は美しいがビーチが砂ではなく石なのが残念。日陰も無し。下左はテントサイト。下右はトイレや有料シャワーのある管理棟。テントやバーベキュー用コンロなど必要な道具はほとんど借りることができる。ウエットスーツやマスク、フィンなどのレンタルもあり。 |
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柏島ヴィレッジ
柏島初のビーチリゾート施設。ドミトリータイプの宿にレストランが併設されている。旧柏島小学校跡の手前、山の中腹にあるので景色は最高。ビール飲みながらデッキでまったりするだけでも行く価値あり。
レストランのメニューは柏島産本マグロを使ったマグロ丼や日替わりの海鮮丼、鰹のたたき丼、カレーなど。緑色で塗装されている場所が身障者用駐車スペースで、右手前に一般用の駐車場が数台分ある。 |
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道の駅 大月
直売所が充実していて寄るたびに新しい発見がある。野菜や果物だけでなく鮮魚コーナーも賑やか。上はカマスの姿ずし400円。備長炭は使いやすいバラ3キロ入りが980円。ただし屋外でのBBQには着火の簡単な黒炭がおすすめ。冬から春にかけて竜ケ迫(たつがさこ)の東山(干芋)、春は春遠のイチゴ、夏にはパッションフルーツ(リリコイ)と季節ごとに特産品が並ぶ。 |
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柏島漁港
白砂のビーチとサンゴの海。四国を代表するビーチリゾートになっていてもおかしくない柏島ですが、実際は少なからぬ住民が住んでいて、そのたたずまいは他の漁師町となんら変わるところはありません。急激に増えた海水浴客や観光客に住民は戸惑い半分迷惑半分といった感じで、まだどう受け入れたらいいのか試行錯誤している状態です。ダイビング客は別として、それ以外の来訪者はあまり歓迎されないことを心に留めてお出かけを。 |
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