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東部エリア
太平洋に面していても徳島の海岸は入り江が多く穏やかな感じがします。それが高知に入ったとたん海岸は直線的になり広いビーチが出現しダイナミックな感じに変化します。高知に入って最初の町、東洋町から室戸岬まで道路はほぼ海岸沿いに走っていて車窓からは常に海が見えます。車の流れもよく快適なシーサイドドライブが楽しめます。室戸岬には展望台や遊歩道がありますが残念ながら車イスでは行けません。室戸スカイラインは意外と眺望は良くありません。高知市へ近づくにつれ車が増えます。眺望が楽しめるのは安芸市のあたりまででしょう。
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白浜
広い駐車場、シャワーやトイレのあるビーチハウスなど設備の整った海水浴場です。障害者用のトイレも男女別に二ヶ所あり、四畳半ほどの広さで更衣のための台もあります。毎年７月の最終土曜には納涼祭が開かれ花火の打ち上げがあります。
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室戸岬
岬周辺にも駐車場や障害者用トイレはありますが、車椅子だとゆっくり散策というわけにもいかず車を停めてもしょうがないかもしれません。岬から２キロほど徳島よりに高岡漁港ふれあい公園があります。障害者用トイレやちょっとした遊具、ゲートボール場などがある小さな公園ですが海に面しているので景色は良いです。
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中部エリア
高知市の中心部から車で１０分か１５分も走れば青い海と天然のビーチがあります。それだけでも高知の人は幸せだな、と羨ましくなります。桂浜のあたりから竜の浜あたりまでは堤防の向こうはすぐ海で、まさにシーサイドドライブという感じです。横波黒潮スカイラインは半島の尾根筋の道なので海はだいぶ下の方に見えます。距離はありますが人の気配は無く、透き通った青色から濃い青、深い青と七色に変化していく美しい海が見えます。あまりの美しさによそ見しないで運転するのが難しいほどです。
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種崎千松公園
浦戸大橋の袂にある県立公園で海水浴場です。桂浜のすぐ近くですが、桂浜と違って駐車料が不要で、障害者用トイレや東屋もあり、ゆっくり弁当を広げたりするならこちらがお薦めです。高知市民の憩いの場所という感じがします。有料の浦戸大橋を渡り左折すると桂浜です。
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竜の浜
ここも夏の間は海水浴場になるシーサイドパークです。障害者用トイレや東屋があります。海沿いに１キロほどの遊歩道があり車イスでもゆっくり散策できます。私が訪れたときは、レゲエのおじさんがテントを張っていてトイレは使えませんでした。
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西部エリア
高知県の西部地方は海岸の地形が険しく、国道は内陸部を通っている場所が多くなります。ですから国道を走るだけではシーサイドドライブという感じはあまりしません。それならと海岸沿いを走っている県道や地方道に入ると道が悪く、運転に神経を使うことになります。カーブが多く道幅が狭いので気をつけてください。土佐清水市の市街地から足摺岬へ行くのに、最も一般的なのは足摺スカイラインを通るコースです。カーブは多いけど全線二車線の道路です。尾根筋を通る道ですが木々が生い茂り眺望は良くありません。岬を一周するように県道が通っています。こちらなら景色は楽しめますが東西どちら側を通っても３分の２は一車線の細い道を通らなくてはなりません。県道を通ると市街地から岬までは約１５キロ３０分ほどです。
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佐賀公園
国道沿いにある広い公園です。芝生の広場がありドライブの途中に立ち寄り休憩するにはうってつけの場所です。高台にあり、きれいな景色を眺めることができます。園内は遊歩道が整備されていて海のそばまで行く事もできますが傾斜が急なのでのぼりが大変です。
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入野松原
長さ４キロあるという砂浜は向こう端がかすんで見えないほどです。潮の流れが早く遊泳は禁止されていますが、波が良ければサーファーが波乗りに興じています。ビーチ沿いに遊歩道が整備されています。ネスト・ウエストガーデン土佐というリゾートホテルがあります。浜の東端に道の駅ビオスおおがたと公園があり、近くにある馬の厩舎では馬を間近で見ることができます。
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足摺岬
岬周辺を散策するならジョン万次郎の像の近くと、足摺国際ホテル近くに無料駐車場があります。車イスでも金剛福寺前の遊歩道を入れば灯台のすぐそばまで行くことができます。季節には椿のトンネルも楽しめます。岬東側の県道沿いには鰹節工場や土佐備長炭の炭焼き釜などがあります。西側の県道沿いの民家は道に面して花を植えている所が多くきれいです。
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竜串
桜浜海水浴場・足摺海洋館（水族館）・足摺海底館（海中展望塔）・グラスボート乗り場などがあります。桜浜海水浴場と足摺海洋館には障害者用トイレなどがあり車イスでも楽しめます。国道３２１号の海岸沿いは道が良く眺めもすばらしい最高のドライブコースです。小才角漁港近くの道端ではスルメイカの一日干しが売られています。４、５枚入りで千円ほどです。あぶって食べると酒がすすみます。
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（２０００年３月）
Ｈｏｍｅ