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離合待ち信号
上の地図の旧西土佐村役場と下流のしゃえんじりの間は道が狭く、離合が困難な場所には左写真のような電光掲示板が設置されています。高知工科大学と高知県が共同で開発した中山間道路走行支援システムで
す。とてもよく出来ており、この案内に従えば対向車と離合するために延々バックするような羽目に陥らずに済みます。是非表示にしたがってください。たまに表示を無視して突っ込んでくる車
もあるのでご注意を。
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下流域
旧中村市・旧西土佐村(四万十市)
四万十川河口近くに広がる高知県西南部の中核都市です。このあたりを流れる四万十川は、水は緑色をしていて清流という感じはあまりしませんが、水量豊富でゆったりと流れ、あちこちに遊覧船や屋形船の乗り場があります。遊覧船やカヌーなどは川原から乗るので車イスだと難しいでしょう。市内にはトンボ自然公園のほか、四万十川名物の鮎やうなぎなどを食べさせる店がたくさんあります。河口から四万十市西土佐までは約46キロです。国道441号は川登から西土佐の津大橋までかなりの部分が1車線でカーブの多い道です。
中流域
旧十和村・旧大正町・旧窪川町(四万十町)
四万十川をさかのぼると旧西土佐村と旧十和村というひなびた町を通り旧窪川町に至ります。窪川は四万十市に次ぐ流域で二番目に大きな街です。国道56号線とJR土讃線が通じていて交通の便が良く、大きなスーパーや道の駅もあります。四万十市西土佐から四万十町窪川までは約50キロで、全線2車線あり快適なドライブが楽しめるでしょう。ただ川の片側がコンクリートで固められ巨大な排水路のようなのが興ざめです。よく最後の清流四万十川と言われますが、中流から下流にかけてはそれほど水もきれいじゃないし、感動するような景色が見られるわけでもありません。歩ける方は、ぜひカヌーや川舟、川漁体験など体験型のアクティビティーに参加してください。
上流域
旧大野見村(中土佐町)、旧東津野村(津野町)
上流に向かうにつれ、川と道の距離が近くなり橋から見下ろすと川の中を泳ぐ魚がはっきり見えるようになります。大野見あたりは川の水がきれいで周りの風景ものどかな割には観光客が少なく落ち着きます。窪川の市街地から川沿いの道は県道で整備が進んでいません。かなりの部分が1車線でカーブの多い道です。四万十町窪川から源流点まで約51キロです。
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