高知日曜市(2011年7月)



高知県高知市追手筋・日曜市
営業時間・5時〜18時(4〜9月)、5時30分〜17時(10〜3月)

300年以上という歴史の古さ、約420という出店数の多さ、まさに日本一の街路市です。市は終日開かれていて、営業時間は上記のように季節により変動があります。仁淀川の鮎など人気の品は売り切れてしまい早めに店じまいすることが多いそうです。市の開かれる追手筋は4車線ある通りの片側を歩行者に開放し店が並んでいます。なので車いすでもバリアはありません。なお北側の2車線は車の通行ができるようになっています。駐車場は各所にありますが高知城横の高知公園駐車場や中央公園地下駐車場が分かりやすいでしょう。

田舎寿司や干物、漬物、打ち刃物、植木、焼鳥、しょうが湯などいろいろな物が売られています。一番多いのは青果店でしょうか。市場で仕入れた物を売っている業者の店もありますが自家農園で穫れた野菜や果物を売る店もたくさんあります。私はなるべく生産直売・製造直売の店を選んで買っています。昔に比べると店の数は減りましたが以前より良くなっている所もあります。例えば休憩用のテントがあちこちに立てられていたり、ボランティアが日曜市を案内をしてくれるようになったりなど。その場で食べられるスナック類(いも天や冷やしトマト)を売る店もあります。高知市街の真ん中という、とても便利な場所で開かれ、人出が多く賑やかで活気があり、楽しく美味しい街路市です。もし日曜に高知に居るなら是非立ち寄ってください。

高知ICで下りた場合、ナビによっては県道44号へと右折するルートを指示する場合がありますが途中ショッピングセンターがあって混雑します。右折せず道なりに進み、江の口川を渡ったら次の信号で右折(上地図の赤矢印)。そのまままっすぐ進むとはりまや通りに出ます。はりまや通りを渡るともう日曜市の開かれる追手筋です。

このとき注意しないといけないのが追手筋への入り方。市の開かれる時間帯は4車線のうち南側の2車線で市が開かれ、北側の2車線が対面通行となりますが入ってすぐの数十メートルは4車線道路として機能しています。駐車場紹介写真の矢印通り中央分離帯の左側から進入しましょう。260メートルほど進み左折すると中央公園地下駐車場はすぐそこです。

フルーツトマトの直売所 高知のフルーツトマト
高知・日曜市の顔と言えばやっぱりトマト。写真のお店は生産直売です。値段は変動しますが、この日は100グラム80円から100円程度で売られていました。フルーツトマトの旬は冬から初夏にかけてで、他の時季は販売される量が少なくなり、また価格も高くなります。
日曜市の焼き鳥屋 うなぎの串焼き
メインは焼鳥ですが土佐和牛サーロインステーキや天然うなぎの蒲焼きもあります。天然うなぎは大きさにより値段が違い、この日は最小サイズで1匹1,300円でした。頼めば串にしてくれます。写真は1/2匹分です。
日曜市いも天の店 いも天
日曜市で行列のできる店といえばここです。一袋250円のイモ天が人気なのですが、衣がカリッとしていて芋が甘く評判どおりの美味しさです。8月の一ヶ月間はイモの質など諸事情により休業します。
仁淀川天然鮎 仁淀川鮎干物
川漁師の方がご夫婦でやられていて、早い時間に売り切れることが多い店です。漁期に獲れた鮎を冷凍しておき、毎週出店できるように少しずつ販売していているそうです。炭火のコンロで丁寧に焼き、一杯やりながらかじると至福のひと時が過ごせます。
日曜市漬物店 日曜市野菜
自家農園で採れた野菜や果物を売る店や、漬物の店もたくさん出ています。店の人に品種や食べ方を聞いたりしてコミュニケーションを取りながら買い物ができるのも日曜市ならではの楽しみです。
日曜市街路
高知名物の田舎寿司350円。多くの店で売られていて作る人によりネタも味も違います。お気に入りの味を探してください。

中央公園地下駐車場
左写真、はりまや通りを渡って中央分離帯の左から進入。中央写真は中央公園地下駐車場入り口。右が駐車場のトイレ。料金は1時間200円で30分延長ごとに100円(身障者割引あり、手帳をお忘れなく)。エレベーター横に車いす用駐車場が数台分あります。下の高知公園駐車場よりは車いす用スペースが空いてる確率が高いです。また車いす用スペース横のトイレは清掃が行き届き、いつも気持ちよく使えます。
高知公園駐車場 高知公園駐車場公衆トイレ 高知公園駐車場公衆トイレ
高知城横にある高知公園駐車場と公衆トイレ。料金は1時間370円で30分延長ごとに110円です。車いす用駐車場も3台分ありますが一般の車も止めさせるので、私が10時に行った時はもう塞がっていました。
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