高知のお土産(2003年6月)


食品
土左日記 土左日記・400円〜
いにしえの歌人、紀貫之。930年から934年まで土佐の国司をつとめた貫之が、その体験をつづった名作、土左日記。その土左日記にちなんで作られたお菓子。
芋けんぴ 芋けんぴ・200円〜
南国土佐の気候がサツマイモの栽培に適していたのか、高知にはサツマイモを使った菓子が多い。その代表が芋けんぴ。日高村、国道33号沿いにある渋谷食品の直売所「ポテトシブヤ」は種類が豊富で品物が新しく、おすすめ。
柚子製品 柚子製品・105円〜
県東部の山間部に位置する馬路村。柚子を使った村おこしに熱心に取り組んでいて、無農薬の柚子を使った加工品が人気を呼んでいる。果汁とハチミツを使った飲料が105円。果汁100%の柚子酢が500円など。
カツオの新節 新節・600円など
ほんとうの鰹節とは生の鰹をさばき、煮て、燻して、整形し、乾燥させ、カビ付けをくり返しと全工程に半年近くを要する、とても手間のかかるもの。その工程の途中の状態で、真空パックにしたものが生節や新節。水分や脂肪分を多く含み、適当に削り醤油をかけてご飯と一緒に食べると、とても美味しい。
酒盗 酒盗・1000円など
鰹の内臓の塩辛。これを食べると酒がすすみ、すすみ過ぎて盗んででも酒が欲しくなるというところから酒盗という名がついたそうな。数ある塩辛の中でも日本酒との相性は一番。甘口、辛口、ビンの大きさもいろいろあるので、お好みのものを。
香り米 香り米・100円〜
この香り米を普通のお米に混ぜて炊くと、ご飯が香ばしく炊きあがり、とても美味しい。ぜひ一度お試しを。写真は100グラム入りの小パックで、だいたいお茶碗十杯ぶんぐらい。
四万十川の佃煮 四万十川の佃煮・600円など
川えび、川のりの佃煮と鮎みそをそれぞれ小さな瓶に詰めたもの。川のりは四万十川で採れた青さのりを100パーセント使用している。他所で採れたのりを混ぜた商品もあるので、表示をよく読んでから購入を。
鯨カレー 鯨カレー・550円
本物の鯨の肉がけっこうたっぷり入ったカレーの缶詰。鯨は脂が無く牛のモモ肉のような感じ。言われなければ鯨とは気づかないと思う。カレーの味も中辛でおいしい。220グラム入りでご飯にかけると1、5皿分ぐらい。
ひがしやま ひがしやま・680円
蒸したさつま芋を天日に干して作るそうだが蒸して干しただけでどうして?と思うほど甘くモチッとしている。県西部の大月町竜ヶ迫(たつがさこ)の名産品。大月町の道の駅で売られている。写真は250グラム入り。
水晶文旦 水晶文旦・5個800円など
文旦はグレープフルーツの近縁種だそうで味も似ている。その改良種が水晶文旦。種がなくみずみずしさが増している。値段が倍近くするので味見させてくれるところで買うのがお勧め。


雑貨
土佐和紙 土佐和紙・370円など
戦前は生産量日本一を誇ったという土佐和紙。今は書道でもやっていないと和紙に触れる機会も無いが、軽くかさばらないので、土産物としては良いかも。いろいろな素材のブックカバーの中で、和紙製が1番。写真は文庫本用のブックカバー。
べく杯 べく杯・690円(ひとつ)
座敷遊びの道具として昔から使われていた盃。底がとがっていたり、穴が開いていたりしていちど酌を受けると飲み干さなければ、盃を置けないようになっている。本当は天狗とひょっとこ形の盃、飲む人を決めるコマでセットのようだが、不思議と置いてる店がない。

旅先でお土産店や道の駅に入ると、数え切れないほどの土産品が並べられていて、どれを買うか迷ってしまいます。時には、○○名産と書いてあるものを買い、帰ってから箱の裏を見ると製造は他所でがっかりということもあります。そういうことのないよう、本当に高知で生産されている、お勧め土産品を集めてみました。高知の特産品でも特別に値の張るもの、生鮮食品などは省きました。

「芋けんぴ」はポテトシブヤ、「鯨カレー」は道の駅・木の香、「水晶文旦」は道の駅・キラメッセ室戸、「香り米」と「四万十川の佃煮」は道の駅・あぐり窪川で購入しました。それ以外は、はりまや橋近くにある、はりまや橋名産センターで購入しました。このお店、はりまや橋そばの目抜き通り沿いにあり便利ですが品揃えはそこそこです。

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