タイトル「車イスで行くハワイ島」
 
ハワイ島の地図
 
※スマホでのナビ用に作成したGoogleマイマップを公開しています。ハワイ島ドライブのお供に使っていただければ幸いです。アドレスはこちら↓
https://drive.google.com/open?id=1Cr9ifWoqOL-TGCkHMuONIA3bTEpvCYel&usp=sharing
 
 ポロル渓谷(Pololu valley)
ポロル渓谷車いす用駐車場・なし
身障者用トイレ・なし

爽快なドライブルート、アコニ・プレ・ハイウェイもカパアウの集落を過ぎると一車線でカーブの多い道となる。そして終点の駐車場はポロル渓谷を臨む展望台のようになっていて、ひっきりなしに車が訪れる。景色を眺めるだけでは満足せず海岸まで降りる人も多い。その割に駐車可能台数が少ないので、私が帰る11時ごろにはいっぱいになっていた。(2014年6月)
 
 カメハメハ大王像(Kamehameha The Great Statue)
カメハメハ大王像車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・未確認

ノース・コハラ市民センターと道路の間に立っていて、車で走っていてもすぐにわかる。ホノルルに立っている像と同じ鋳型で造られたもので、数奇な運命をたどり王が子供時代を過ごした、この地に運ばれた。市民センターの駐車場に車を停めたら、ついでにカパアウの街を散策するのも一興。ナンブ・コート・ヤード・カフェは庭を見ながらのんびり食事ができる。(2014年6月)
 
 プウコホラ・ヘイアウ国立史跡(Puukohola Heiau National Historic Site)
プウコホラ・ヘイアウ国立史跡車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

ハワイで復元されたヘイアウの中でも規模は最大。カメハメハ王の全島制覇という野望実現の礎となった歴史的にも重要な場所。車いすでも通行可能なトレイルが整備されているが所々坂が急な場所も。ビジターセンターには展示物などがあり、スタッフに声をかければ日本語のパンフレットを出してくれる。すぐ近くにあるスペンサー・ビーチ・パークと合わせれば車イスでも数時間は楽しめる。(2014年6月)
 
 プアコ・ペトログリフ(Puako Petroglyphs)
プアコ・ペトログリフ車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・未確認

サウス・コハラのマウナ・ラニ・リゾートエリアにある。ホロホロカイ・ビーチの手前、ビーチに向かって右手からペトログリフ保護地域までトレイルが続いている。ペトログリフとは古代のハワイ人達が岩に抽象的な絵や記号を刻んだもの。舗装されたトレイルを50メートルほど行くと写真の広場があり、イミテーションのペトログリフがたくさん並べられている。あと数百メートル行けば本物が見られるのだが広場から先は道が悪く、車いすでは難しい。(2008年6月)
 
 カラフイプアア・ヒストリック・パーク&トレイル(Kalahuipuaa Histric Park&Trail)
カラフイプアア・ヒストリック・パーク車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

マウナ・ラニ・リゾ−ト内にある。ビジターはパブリックパーキングに車を停め、溶岩原の中を歩きフィッシュポンドを中心に整備された公園を目指すことに。水辺の風景というのは落ち着くし、トレイルの終点が人気のない白砂の小さなビーチというのもしゃれている。ただ駐車場から公園までの溶岩原の道は、舗装こそされているものの傾斜が急なところが何か所もあり、しかも片側に傾いているところもあったりして、かなりの体力とテクニックが必要。景色が美しく、ある程度距離もあり個人的には車いすハイキングコースとしてハワイ島で一番おすすめの場所。(2014年6月)
 
 アナエホオマル・ベイの夕陽(Anaehoomalu Bay)
アナエホオマル・ベイの夕陽車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・なし

養魚池と海を区切る岸にココヤシが並び、並木の向こうに広がる海に夕陽が落ちる。ここはガイドブックや絵葉書の写真としてもよく使われている。パブリックパーキングに車を停め、トレイルを少し歩くと夕陽を見るためのベストスポットに着く。トレイルを歩き続けるとワイコロア・ビーチ・マリオットの敷地に至る。パブリックパーキングとビーチの間で左を向くと、レストランやコテージのあるラバラバ・ビーチ・クラブの駐車場が見える。(2014年6月)
 
 カイルア・コナ(Kailua-Kona)
カイルア・コナ車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

ハワイ島の行政上の中心はヒロだが、観光客の数や賑わいという点ではカイルア・コナが上回っている。ハワイ島3回目にして初めて滞在したが、整備されたリゾートや歴史の街ヒロには無い魅力がある。ホテルやレストランはカイルア湾沿いにあり車いすでも問題なく行き来できる。ショッピング・モールやスーパー、一部のホテルは少し内陸に入った場所にあり、坂を上らなくてはならず車いすだとキツイ! ロイヤル・コナ・リゾート北側にあるハゴス・オン・ザ・ロックスというバーでは、ハワイアンの生演奏やフラが生で見られる人気の店。是非また行きたい。(2014年6月)
 
 プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園(Puuhonua O Honaunau National Historical Park)
プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

ハワイ島内で最も整備されている古代の遺跡。単に遺跡というだけでなくホナウナウ湾に面した美しい公園でもあり来訪者が多い。公園内にはビーチ用のいす車が常備されていて無料で使うことができる。ただし押してくれる人が必要。公園内の地面は硬くしまっているので普通の車イスでもかなりの範囲、見て回ることができる。(2008年6月)
 
 サウスポイント(South Point)
サウスポイント車いす用駐車場・なし
身障者用トイレ・なし

アメリカ合衆国最南端の地。岬からは、何も視界をさえぎるものが無い広漠とした風景を眺めることができる。ハワイ島の代表的な観光スポット。一般的なレンタカー会社はこの道を通行禁止にしているが、一応舗装されていてレンいすタカーらしき車もバンバン走っている。駐車場とその周りは岩場なので車だと崖の先端まで近づくことはできない。初めて来た頃よりより崖から飛び込む人が増えたような気がする。(2014年6月)
 
 プナルウ・ベイク・ショップ&ビジターセンター(Punaluu Bakeshop & Visitor Center)
プナルウ・ベイク・ショップ車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

ナアレフという小さな街の11号沿いにある。たかがパン屋と侮ることなかれ。パンが美味しいのはもちろん、プレートランチやデザート、マラサダなども提供し、土産物やスナック、ドリンク類の販売も行っている。特筆すべきはトイレがきれいなこと。身障者用トイレが少ない島の南部では実に貴重な場所。(2014年6月)
 
 プナルウ・ビーチ・パーク(Punaluu Beach Park)
プナルウ・ビーチ・パーク車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・なし

黒い溶岩が砕けて砂となり、それが堆積すると黒砂のビーチとなり、白いサンゴが砕けて堆積すると白砂のビーチになる。ハワイ島は火山の島だけあって黒砂のビーチが多いが、中でも最も有名で多くの人が訪れる場所。車だいすとビーチには入れないが、すぐ横の郡立公園からビーチと甲羅干しをしている海ガメを見ることができる。公園には一般用のトイレやシャワー、東屋などがある。(2008年6月)
 
 ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)
ハワイ火山国立公園車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

溶岩や火山灰で埋めつくされた不毛の大地、トロピカルな植物が生い茂り鳥や昆虫が息づく熱帯雨林、その両方を一度に楽しめる稀有な場所。より詳しい情報や地図はオフィシャルサイト(英語)で 入手できる。

ビジターセンター、ジャガー・ミュージアムには火山のことを紹介する展示物があり、火山関連の書籍やビデオを扱う売店がある。ビジターセンターにはレンジャーが常駐し質問などに答えてくれる。ボルケーノ・ハウス・ホテルにはレストランやみやげ物などを扱う売店がある。(2008年6月)

クレーター・リム・ドライブとチェーン・オブ・クレーターズ・ロード沿いにはたくさんの展望台がある。私が寄ったのはデバステーション・トレイルの終点にあるプウ・プアイ展望台、ほとんどの人が立ち寄るハレマウマウ展望台、ジャガー・ミュージアム近くのキラウエア展望台、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードのケアラコモ展望台など。車イスでは駐車場までしか入れないハレマウマウ展望台以外は素晴らしい眺望が楽しめた。ケアラコモ展望台は傾斜が急で、同行者の助けが必要だった。(2005年6月)

アース・クェーク・トレイル

クレーター・リム・トレイルの一部のことでボルケーノ・ハウス・ホテルの左横から入っていく。距離は往復で約1.6キロ、所要時間は約45分。以前は道路だった所が半分溶岩に埋まり今はハイキングトレイルとなっている。アップダウンもほとんど無くやさしいコース。やさしいけれど道端のオヘロベリーの茂みに実がなっていたり、展望台から雄大なカルデラの景色を見られたりと、ハワイ火山国立公園の魅力を存分に楽しめる。(2005年6月)

デバステーション・トレイル

距離は往復で約1.6キロ、所要時間は約45分とアース・クェーク・トレイルと同じだが、もう少しあるような気がする。こちらも完全に舗装されているが、多少アップダウンがあり、一ヶ所だけかなりきつい坂もある。溶岩礫の積もった荒涼とした場所やオヒア・レフアの林などがあり、この公園の象徴のような鳥「ネネ」も見られるなど本格的なトレッキング気分が味わえる。(2005年6月)

サルファ・バンクス・トレイルサルファ・バンクス・トレイル
ビジターセンターを出て右手に行くと駐車場の端から舗装されたハイキングコースが始まっている。サルファとは硫黄のことで、コースを行くと硫黄を含んだ蒸気が噴きだしている小山があり、火山地帯らしい景色が楽しめる。その前後は緑が美しく小鳥の姿もたくさん見かけた。距離は約2キロ。コースはループ状になっているが、後半は車道を通らなければいけないので、車道の手前で来た道を引き返したほうが良い。公園のパンフレットでは心臓や呼吸器疾患のある人、妊婦、子供は近づかないよう注意を呼びかけている。(2008年6月)
 
 パホア溶岩樹公園(Lava Tree State Monument)
パホア溶岩樹公園車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

この溶岩樹は、1790年に溶岩流が一帯の熱帯雨林を飲み込んだとき燃え残った立ち木の一部に溶岩がまとわりついたまま冷えて固まったもの。真っ黒なアリ塚のような形をしている。年月を経て緑が再生し、公園と地域一帯はうっそうとしたジャングルに戻っている。公園までの道ではジャングルのドライブを、公園内ではジャングルのハイキングを楽しめる。約1.13キロのループ状の遊歩道があり舗装されている。晴れていても薄暗く、訪れる人が少ないのでちょっと寂しい雰囲気がある。(2014年6月)
 
 アハラヌイ・ビーチ・パーク(Ahalanui Beach Park)
アハラヌイ・ビーチ・パーク車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

※ 残念ながら2018年7月イースト リフト ゾーンから噴出した溶岩により埋まってしまいました。
トイレは仮設で、駐車場も舗装されているのは車いす用のスペースだけ。それでも驚くほど多くの人で賑わっている。BS日テレの『世界温泉遺産』では、含硫黄塩化物泉で泉温35度前後と紹介されていた。この日の水位なら30センチほどの段を2段下りれば温泉で、私でも入れそうだった。ただし車いすを見ていてくれる人が必要。(2014年6月)
 
 ヒロ(Hilo)
ヒロ車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

ハワイ島で砂糖きびの栽培が盛んだった頃、日本からの移民が大勢住んでいたそう。そのせいでアメリカの古い田舎町のたたずまいにオリエンタルな風情が加わり旅愁を誘う。

ハワイ州でホノルルに次ぎ二番目に人口の多い街で、滝や植物園、博物館や火山国立公園など見所も多い。しかし雨が多いせいでリッチな旅行客があまり滞在しないため高級ホテルは無く、生活者と旅を愛する旅行者の町になっている。

街中では公衆トイレは見かけない。公園や公共施設の書かれた地図を持っていると便利。車はカメハメハ通りとダウンタウンの間の駐車場に停められる。(2008年6月)
 
 ビッグ・アイランド・キャンディーズ(Big Island Candies)
ビッグ・アイランド・キャンディーズ車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・未確認

ヒロにある工場兼店舗でクッキーやチョコレートを製造販売している。名物にうまいものなしというが、ここのダークチョコレートのかかったショートブレッドクッキーは例外で、ハワイへ行くと必ず買い求めている。日本人の従業員もいて何かと相談に乗ってくれる。購入した商品を日本の住所あてに発送してもらうこともできる。ただし送料はダンボール一箱で100ドル以上かかる。(2008年6月)
 
 レインボー滝(Rainbow Falls)
レインボー滝車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

タイミングさえ良ければ滝にかかった虹が見られる。ヒロの中心部から近く、個人から団体さんまで多くの人が訪れる場所。滝を見物するためのデッキまでは車いすでも簡単に行け、午前中で水量があり日が射していれば名前通りの美しい光景を見ることができる。あたりには野生のマンゴーの木があり運がよければ落ちたばかりのきれいなものを拾うことができる。

もう少し足を伸ばして通りを2.4キロほど北上するとぺエペエ滝・ボイリングポットがある。レインボー滝ほど訪れる人は多くないが、迫力のある滝に熱帯雨林の緑と火焔木のオレンジ色が映え、なかなか見ごたえがある。こちらも車イスで簡単にアクセスできる。(2008年6月)
 
 アカカ滝(Akaka Falls)
アカカ滝車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

身障者用トイレも駐車場もあるが、滝まで続く遊歩道は階段になっていて車いすでは通れない。駐車場からでも写真の風景が見られる。ガイドブックによると車で行けるハワイ島の滝の中では最も感動的な景観が楽しめるそう。(2014年6月)
 
 ワイピオ渓谷展望台(Waipio Valley Lookout)
ワイピオ渓谷展望台車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・なし

展望台からは真っ青な海に面した緑の渓谷という最高のパノラマを見ることができる。渓谷の土地は肥沃で、水にも恵まれていたため作物を育てるのに適し、古代には数千人の人が住んでいたそう。いく度も津波や洪水の被害に遭い、今ではわずかな人たちがタロイモなどを栽培しながら暮らしている。写真にも写っているスロープはかなり急で、屈強な成人男性の補助があって何とかという感じ。展望台の手前にあるホノカアは、島でサトウキビ栽培が盛んだった頃栄えた町で、今でも通りの両側にプランテーション様式の建物が軒を連ねている。(2014年6月)
 
 パーカー・ランチ・ショッピングセンター(Parker Ranch Shopping Center)
パーカー・ランチ・ショッピングセンター車いす用駐車場・あり
身障者用トイレ・あり

全米で最大規模と言われるパーカー牧場を中心に発展した町ワイメアにある。牧場にちなんだ博物館やビジターセンターもあるが、ヒロとコナの中間あたりに位置するので食事やトイレ休憩をとるのに便利。スーパーやフードコート、土産物店、レストランなどがある。トイレはフードコートの奥。(2014年6月)
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