WEEKLY PHOTO

撮影日 2025年5月28日

愛媛県上浮穴郡久万高原町・大川嶺

久しぶりに大川嶺へ。ミツバツツジも終わったので空いてるだろうと思って行ったら大間違い。平日だと言うのに20台以上の車が上がってきていました。TVかなんかで紹介したんでしょうか。

まずは放牧場跡の高原を散策します。アスファルトが白っぽいのは骨材に石灰石を使っているからです。石灰石鉱山がある高知らしい風景。でも最近はあまり見かけなくなりました。



上の写真は道端に咲いていたスミレ。この花色は初めて見ました。

下の写真はヤマヤナギの綿毛。柳と言えば川沿いなどに植えられている大木を思い浮かべるけど、西日本では、こちらの方がむしろポピュラーなのだとか。



下はアマドコロかナルコユリ。ユリ科の多年草で、どちらにしてもおいしい山菜だそう。



ブナ林に移動して散策。途中、通行止めのバリケードがあり、それを動かさないと車で入れないので面倒です。でも、それだけの価値はあります。写真はコナラ林。まとまって生えているので植林された物でしょう。

散策を終え、戻ってきた時は、また道が塞がれていたのですが、近くにいた人が動かしてくれました。ありがとうございました!



頂上から少ししか下っていないのに、絶えることなく綺麗な水が流れています。



ブナの大木。フラクタル形状の枝が美しいです。上からかぶさっているのはコナラの枝。草原もブナ林も、とにかく緑が美しい大川嶺でした。



『安保法制の廃止を求める愛媛の会』では毎月29日に街頭活動を行っています。参加した5月29日のスピーチを載せておきます。

ネットや新聞などで反消費税減税の論調が目立つようになってきました。そりゃそうでしょう。消費税減税の財源は、今まで下げられていた法人税を元に戻して生み出す案が有力です。そうなると企業は損をするわけですから、必死になって当たり前です。

では、消費税減税に反対する人たちはどう言っているのでしょう。私が見たネット記事では、自称エコノミストの人が、豚肉を例に説明していました。今は、350円の豚肉を買うと35円の消費税がかかるので385円払っています。消費税が無くなると、この35円が不要になります。そうなるとスーパーは豚肉の値段を385円にして儲けを増やそうとする。消費者は、この程度の値上げには気づかない。だからスーパーだけが得をするんだそうです。

アホかって思いました。こんなインチキな値上げ、普通気づきますよね。私はスーパーで肉を買うとき、もちろん1パックの値段も見るけど、100グラムあたりの単価も必ず見ます。だからスーパーが値上げしていれば気づくし、値段の高いスーパーには行かなくなります。断言しますが、消費税減税分を売り値に転嫁して儲けようとするスーパーなんか必ず潰れます。

日経新聞も必死になっているようです。ご存知の方も多いでしょうけど、日経新聞は大企業寄りです。というか、大企業の広報誌みたいなもんです。日経を読んでいるのは大企業の社員たちだし、広告も大企業からの物がほとんどです。

その日経新聞が、消費税減税についてどう思うかエコノミストにアンケートしていました。もちろん多くのエコノミストが減税に反対でした。エコノミストには財務省出身者が多いのと、財務省出身じゃなくても大企業や政府に仕事を貰っている人がほとんどなので当然の結果です。

彼らの減税反対に道理がないのは、反対の理由を見れば明らかです。一番多かったのが、一度下げると元に戻すのが大変だから、でした。なんで元に戻すこと前提なんだよと思いませんか。法人税は下げっぱなし消費税は上げっぱなしが良くて、逆はダメなんてどう考えてもおかしいでしょう。

労働力を企業に提供し、その対価として賃金を得る。これは納得できます。今の日本はそれだけではなく、働いて得た賃金から多額の税金を納め、国はその税金を一部の企業に補助金として渡す、そんな形になっています。なんでそこまで企業に奉仕しなきゃいけないんでしょうか? これでは国民主権ではなく、企業主権の国です。

先ほど例に挙げた自称エコノミストも日経新聞もデタラメです。こんなデマに惑わされちゃいけません。今のインフレ対策には消費税減税が一番効果的で有効だし合理的です。選挙では「消費税を減税する。財源は法人税減税を元に戻して生み出す」そう主張している政党に投票しましょう。

更新日 2025年6月3日

" " Home