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撮影日 2025年9月12日

愛媛県八幡浜市出島1581-26・八幡浜港フェリーターミナル

小説『君がいた夏』に登場する場所をめぐってみました。

まずは物語が始まる八幡浜港のフェリーターミナルビル。写真はビルからの景色。小説ではイタリアンレストランの設定ですが、実際には二階にカフェがあるだけでレストランは存在しません。小説内のレストランは個人の店ではなくサルヴァトーレ クオモのようなチェーン店のイメージです。

下写真が主人公たちにとっての「あの夏」が始まる峠のバス停、新横平停留所です。カオルとツッキーが待つバス停に、ケンイチとノブが自転車で合流しました。



Google Geminiでストリーブック(絵本)が作れるというので、バス停のシーンで試してみました。ストーリーは変わっちゃうし、さっきまでショートパンツだったカオルが突然長ズボンになったりもしますが、絵柄は気に入っています。ストーリーブックのアドレスは↓こちら。
https://g.co/gemini/share/3be1e43e9890

Geminiでストーリーブックを作ってみたい方は↓こちらでどうぞ。
https://gemini.google/overview/storybook/

下写真。カオルはノブと、ツッキーはケンイチと、それぞれ自転車に二人乗りして姫塚に向かいました。写真のような開けた場所は、ほんの数十メートルだけで、あとは薄暗い森の中を進みます。道はかなり狭く荒れています。



姫塚の駐車場。二台停めるのがやっとの広さです。



↓姫塚入口。姫塚は墓地の一番奥にあります。



愛媛県西予市三瓶町鴫山299・姫塚

塚には苔が生え、五輪塔の文字も読みづらくなっていました。



四人がスエ子さんの軽トラで姫宮に向かう途中、車から降りて眺めた峠からの風景。小説内屈指の絶景スポット。ただし、ここまでの道はかなり狭く荒れています。



愛媛県八幡浜市川上町白石・姫宮

右上の大きな木の右下にある屋根が社です。国道378号のバス停に車を停め、50メートルほど戻るとコンクリート製防護壁の隙間から姫宮へと下りる道があります。



愛媛県西予市三瓶町朝立1-360-19・開洋

三瓶に行くと必ず寄ります。一枚120円。

車は『みかめ海の駅 潮彩館』に停めました。直売所では南蛮漬け、ちらし寿司、ナス、キュウリ、小玉スイカ、ポポーを購入。しめて1,490円。昭和の値段! スイカなんて260円ですよ。しかも甘い。本当にビックリです。



↓切ったポポー(三個で250円)。強い芳香と甘さ、ねっとりした食感はまさにトロピカルフルーツ。クセが気になる方はレモンなどの柑橘果汁をかけて食べるといいです。



   

最後は『道の駅 八幡浜みなっと』の芝とベンチ。物語はカオルとケンイチがこの場所で語らうシーンで実質的に終わりになります。でも映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を見ていて、アメリカならこれで良くても日本ではダメだろと思い、ツッキーの独白パートを付け足しました。

もしいじめられている子供がこの本を読んで「自分にも誰か庇ってくれる人が現れる」と期待しても、そんな人は現れないと思ったからです。ツッキーのように強く賢く生き抜いて欲しいという願いを込めて今のエンディングにしました。


更新日 2025年9月16日

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