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マレーシア・ランカウイ島へ


スケジュール
’99.6.19  MH053
   関空発       12:00
   ペナン着      17:25
 MH504
   ペナン発      18:40
   ランカウイ着    19:10
 THE DATAI
    6.20  
 
     〃   
    6.21  
 
     〃   
    6.22  MH471
   ランカウイ発     21:40
   クアラルンプール着 22:35
 MH052
   クアラルンプール発 23:45
 機中 泊
    6.23    関空着         07:05+
 
 

初めての (毎回 “初めて” やんx) マレーシア航空でランカウイへ。

機内では、乾燥対策に持ちこんだペットボトルのスポーツドリンクを飲みつつ、うにゃにゃと時間をつぶす。タダなんやから機内で飲み物もらえば良さそなもんやけど、毎回コップ一杯飲みきれるわけでなく、残った分置いとくのもジャマやし、でもまたすぐのど乾くかもしれんし ・・・ いちいちさげてもらったり、新しいの頼んだりするの、めんどくさいのよね。そういうわけで、このごろは小さいペットボトルを持ち込むことにしてる。何よりまたフタして、どこへでも置いとけるのがいいし。冷たくなきゃイヤってんならともかく、わたしみたいに 「ノドが潤せたらええねんー」 な乾いてるヒトにはこの方が気楽。

行きはペナン経由、で、国内線に乗り継ぎ。
一旦入国手続きして、ちょこっと自由な身になる。両替してみたり。
やっぱさすがに暑いねぇ。南の島♪な気分が盛り上がってくるわん。( ̄▽ ̄)
ふたたびチェックインして中にはいったら、その通路の先は、もしやさっきヒコーキ降りて出てきたとこ?? 仕切りとかそーゆーたぐいのもんは見当たらへんけど ・・・ いーのか?( ̄- ̄;)? これまた南の島の気分ではあるけどさ。(関空発ってからすでにネジ3本ぐらい抜けてるから、わたしの勘違いかも?(爆))

気を取り直して、かなりささやかな免税店をのぞいたり、搭乗前にトイレに行ったり。
旅先でトイレチェックするのも、好き。その土地それぞれに違うもんね。楽しみのひとつ、かも。経験上か性格なのか、直接便座に座るのもあんまし抵抗ないしね。
ちなみにここペナンの空港の女子トイレ (もちろん、男子のをチェックするわけにはいかずx) は、個室のドアがアコーディオンカーテン状のものでした。カギかけてても、なんか落ちつかへん ・・・。ノック?されたらカギ外れそうやもん。(ちなみに、ノックして中のわたしを怯えさせてたのは、日本人のおばちゃんでしたx)

そしてふたたび、機上のひとに。

眼下に海を見つづけ、ランカウイに到着。こちらの空港も規模は小さいけど、まだ新しい分立派に見える。帰りにゆっくりチェックするとしよう。♪。

それにしても。
いつも不思議に思うのは、宿泊先のお迎えスタッフは、なんでこっちが探す前から気づいて近づいてくるんやろ?てこと。日本人に手当たり次第声かけてる風でもないんやけど。うーん、ギモンやわ。( ̄〜 ̄)

* * *

ダタイの敷地内。後方にヴィラ。 今回の宿であるダタイは前から泊まってみたかったホテルのひとつ。
バリのインペリアルでの体験以来、ヴィラ好きになってしまったわたしたち。ここでもちょっと贅沢してヴィラを予約。
案内されたのは、ヴィラ38。外から中が見えそうでイヤ、というむきもあるロケーションの部屋やけど、朝食後、テラスで一服してるときなんかに、前の小路を通るスタッフや他のゲストと手を振り合ったりするのは楽しかったし、わたしら的にはオッケー。

翌朝はルームサービスで朝ごはん。なんかね、はっぴーよね。いーっぱい運んでもらって、部屋でとる朝食 トースト頼んだら、トースターが一緒に届いたよ。うふふ。妙にうれしい。すでにトーストしたパンを持ってこられることが多かったからかな。

ちなみに、旅行先ではめっちゃヘビーな朝ごはんになるわたし。朝からなんでそんなに ・・・ ってぐらい、ビュッフェでも何回席を立つことか! 普段はフツーやのにな。体が張りきってるのか?

ヴィラにてルームサービスの朝食。 小脇にトースター(^^;)

滞在中は、殆どの時間をビーチサイド&プールサイドで過ごす。読書&お昼寝三昧。
ビーチの砂はさらさらで、とっても気持ちいい。体重のあるつれの足の下では鳴いてたよ。きゅきゅっ、てね。
木陰でぼんやり海を眺めてると、グリーンの作業着を着たはだしのおにーちゃんが、砂浜の掃除しながら目の前を通りすぎて行く ・・・ あー、わたしもこんな仕事したーい。南の島で暮らしたーーーい!(≧∇≦)

でも、言うてる間に現実は戻ってくるのよね。
せめてそれまで、この空気を楽しもう。zzz...

ロビーそばのプール。 ビーチにて。

* * *

二日目はおとなりにある姉妹ホテルの 『アンダマン』 へ、ホテルチェックを兼ねてお昼を食べに。
こちらの方がロビーは広いような。天井がたか〜いしね。昼でも薄暗いロビーはひんやりした空気で居心地良し。そして海側にひらけたラウンジもまた気持ち良さそう ・・・ ちょっとだけ腰掛けさせてもらいました。オーダーなしでゴメン。( ̄人 ̄)

アンダマンのロビー。 アンダマンのロビーラウンジ。

カジュアルにお昼ごはん (ハンバーガーおいしかったよん) して周囲を観察してみると、ダタイにくらべて価格設定も低いせいか、家族連れが多い。それと、欧米人が中心のこういったリゾートホテルの中にあって、わりとアジア系のひとの比率が多いような。

スーベニールショップでサンダル (ゴムぞうりとも言う) を買ったり、館内をしばしうろついたあと、ビーチへ。見ると、ダタイが思ったより近かったので、食後のお散歩がてらそのままはだしで波打ち際をぶらぶら歩いてお宿まで ・・・ でべでべ。
のんびりとお散歩も気持ちいい♪

さんぽがてら・・・ お、波。 おしり濡れたよ〜x

* * *

次の日は車を借りて島内ドライブ。

道端のおさるさん。ホテルから大きな道路に出るまでに早くもおサルさんの一群と出会う。でも、なんかこれだけやと日本でもありそな光景??
ブラック・サンド・ビーチはその名の通り、海岸の砂が黒い。実際に見る前は 「そない言うても・・・」 とタカを括ってたけど、いや、これがほんとに黒い! コールタールでも染みこんでるんちゃうか?って疑うぐらい。光の加減とか、そういうのじゃなかったのねぇ。
あとは駐車場脇にある露店なども冷やかして。あ、ネコたちにもごあいさつ。野良かなー?(←ネコ好き。=^∇^*= ♪)

どこ行くの〜?道なりに走って行くと、前方に5〜6頭の牛が歩いてる。これまでは水牛ばっか目にしてたけど、今回は普通の牛さん。家族連れ? ヒトはだーれもついてないねんけど、どこへ行くんでしょう ・・・ ちゃんと道もあけてくれたよん。
そして何年 (あるいは何十年) かぶりに見たゴムノキ林。プランテーションやね。幹にキズをつけて、ちっちゃいバケツみたいなので樹液を受けてる。この辺りにはインド系のひとたちが住んでるとかで、ヒンズー教のお寺もあったり。小さい島やのに、趣きが違う場所がいっぱいあるって楽しい。♪。

お昼頃、フェリーターミナルのあるクア・タウンに入る。
ランチには中華料理。「いろんなモノが食べた〜い」 な性格は日本にいても海外に出ても変わらへんね。現地の食べ物ばっかり楽しんでもいいんやろけど、毎食似たよな味になってしまうのはちょっとねぇ。「白ご飯がないと!」 てなタイプとは違うんやけど。
食後、ターミナルにあるショッピングセンターを覗く。品数は少ないけど、ブランドもんも一応ある。で、前から目をつけてた 『G』 のバッグを発見! 一目ボレしたキーホルダーと共に購入。ところが、レジでカードが通らない〜x しかたなく、つれのカードを借りて決済。(後日談 : 「借りた」 はずが、買ってもらう結果に。うー、ありがとー♪)
このショッピングセンターの1Fにあるケンタッキーのカーネルおじさんはかわいい。暑さのせいか、ベンチにだらだら座ってる。(ヤル気なし?) 一緒に写真、撮りたかったよ〜。(途中でフィルム、なくなったのよねx 予備はホテルの部屋 ・・・ (T▽T) )
街並みもいろんな色使いの建物が並んでて、雰囲気ある。もちっとぶらぶらしたかったなー。

そのあとは、もうひとつの街、パンタイ・チェナン&パンタイ・テンガーへ。ここでもショッピングセンターを冷やかす。ガイドブックには 「ランカウイ一の品揃え」 と書いてあったけど、それはどうやろ?σ( ̄∇ ̄;) ただ、食料品は安い! ビールとかコーラとかも安い安い。大量に買って日本に持って帰りたいぐらい ・・・ あかんかx

「早く帰って昼寝しよ〜」 とつれがうるさい (基本的に観光好きじゃないつれ) んで、あちこち回れなくて残念やったけど、楽しいドライブになりました。ウシウシ。( ̄m ̄* )

ホテルに戻って、水際へ行く前にとりあえずヴィラのベッドでひとやすみ。
外は気温30度を越え、湿度も80〜90%と聞いてたけど、ヴィラの中は冷房がなくてもけっこう過ごし易く、お昼寝には最適。天井でゆ〜っくり回ってるファンが眠気を誘う。外に出るのも忘れそう ・・・ と、眠気と色気の狭間でいいムードになってきたと思たら、まさにそのとき、頭の上でゲッコーの声。!。
・・・ うーむ。そんな狙いすましたよーに鳴かんでえーやん。お願いやから夜はやめてね。( ̄ー ̄;)
(注 : ゲッコーはとかげの一種。?。トッケイと同じ? “鳴く” のよね ・・・。)

* * *

ホテルのレストランで気に入ったのは 『タイ・パビリオン』。(蚊に刺されたけど。)
タイ料理のスパイス類の一部がやや苦手なわたしもおいしくいただけたし、それ系好きなつれはトムヤンクンのおかわりしそうな勢い。
なによりムードがあって良い。やっぱこの手のリゾートホテルはカップル仕様よねぇ ・・・ とつくづく感じる。

ビーチサイドのレストランでのランチもぐーでした。ピザなどを所望。夜はもひとつかな。南の島的でこちらも雰囲気は良かったけど。
が、同じ日本人の 「?!」 が目に付く ・・・。TPOを考えるということをしないのか? 考えてもその程度ってことなのか?? わが身を振り返るということをしないのか??(注:ジブンのことは棚に上げます。)
おなかがでろんとしてて、皮膚もたるみまくってる (失礼x) 欧米人の老夫婦の方が格段にステキないでたち。そういう場で浮いてる人達と同じ国のモンやとは ・・・ とほほな時間x
いやいや、わたしとて同じ穴のムジナ。「ヒトの振り見て ・・・」 で、見苦しい振るまいのないよう、心がけよう。うむうむ。

* * *

最終日。朝方、スコールで目が覚める。これでもか〜!!と叩きつける雨、と、かみなり。それが過ぎるまでベッドの上でうにゃうにゃ過ごす。

レストランで朝ごはんしてると、目の前を見てはいけないものが通りすぎた ・・・ こわいもの見たさで恐る恐る視線をやると、まさにそこには純日本産のコギャルが!! パステルカラーのスウェットに身を包み、茶髪&厚底サンダルという装い。思わず固まってしまいましたわ。こんなところにまでその勢力範囲を広げてるとは ・・・! 恐れ入りました。
しかし、なんでこんなとこでコギャルとバッティングするのか ・・・ (T▽T)

ちょいと精神的に消耗 (?) したところで、ゴルフに向かう。わたしとの旅では、ゴルフ場を目の前に指くわえてがまんしてたつれに、今回は付き合うことに。マレーシア屈指のゴルフ場、と聞けばねぇ。わたしの分もパターだけ借りてもらい (この分は無料で♪)、いざ出陣。車の免許もないわたしがなぜかカートの運転手を命じられ、ハンドルを握る ・・・。もちろん、そんないきなり (電動とはいえ) 「車」 が運転できるわけもなく。周りにいたスタッフの失笑&爆笑を買いながらのスタート ・・・ いやはや。
でも慣れてくると楽しいのよねぇ。風をきってすいすいと走る快感♪ 途中、ムチャなことしてつれを青ざめさせながら爆走してました。もう病みつき。?!。

閑話休題。ゴルフ、でしたね。

明け方おもっきしスコール降ったっちゅーのに、まだその上水撒いてはりました。仕事やから?ゞ( ̄∇ ̄;)
朝早くてヒマやったのか、スタッフがギャラリーと化してて、つれはプレーしにくそう。でも、ゴルフをしないわたしが見た数少ない分母の中では第一級の美しいゴルフ場。そんな場所で、わたしもちくっと打たせてもらいました〜。ちゃんとボールに当たったよ〜ん。v( ̄▽ ̄)v パターもさせてもらったけど、さすがにへたっぴ。ゴルフはすまいと改めて心に誓う。

あ、なぜかコースの途中にシカが囲われてたり。?。ウワサのオオトカゲに遭えなかったのは残念やけど、ほんとに気持ち良かった♪ ゴルフはするつもりないけど、こんな気持ちのいい場所やったらまた行きたいな〜( ̄▽ ̄)♪

コースデビュー? パターは無理〜x

* * *

何はともあれ、緑が気持ちの良いホテルでした。「ジャングルの中」 を実感。敷地内を普通にお散歩してるだけで、おサルさん始め、リスやムササビ、ふくろう?などに遭えるしね。
今回は、殆どホテルでのんびり過ごしたので、次回 (があれば) は、ジャングルトレッキングとかアイランドホッピングとかしたいなー。


こういうアジアのリゾートホテルで気に入ってるのは、スタッフのつかず離れずの程よいサービス。言葉がうまく通じなくても、イヤな思いをすることもなく、快適に過ごせるところ。それにあの笑顔。ちょっとはにかんだような笑顔であいさつされると、こちらの気持ちも自然とほぐれて、ほんとにほっとするのね。
片言の英語と日本語で話をしていても、なんか居心地いい。リラックスできる。おんなしアジアの人やからかなぁ。?。

そういえば、チェックアウトのとき応対してくれた白人の女性スタッフには冷たくあしらわれたようなx そして、更にしどろもどろになるわたし ・・・ コンプレックス?? はぅぅ ・・・ どーせ英語へたよ〜 ( ┰_┰)

* * *

そんなこんなで南の島の休日は終了。名残を惜しみつつ、再度ランカウイの空港に。しかし。夜の9時ごろにはお店も殆ど閉まっちゃうのねーx 新しくてキレイやけど、特に見るべきものはなし。と思ってぶらぶらしてたら、マッサージチェアが並んでる一角が。ポケットに残ってたコインで試しに使ってみたら、えらい勢いでマッサージしてくれて ・・・ 笑いが ・・・ くくく。構内にあるベンチはスチール製で長く座ってるとお尻が痛いので、時間待ちはこっちのがいーです。ただ座ってるだけやったら、怒られるかな?

怒りにくるヒトもおらんか。(^^;)

帰りの乗り継ぎはクアラルンプール。新しくてひろ〜い空港。夜中でもキラキラのたっくさんのお店 ・・・ でもきっちりの乗り継ぎx トイレに行って、あとはバーでビールを一杯、で予定終了。あのお店のぞきた〜い!なんて心の叫びもむなしく、くら〜いゲートへと向かうわたし達 ・・・。
心残りを消化しに、次回は無理にでもKLでつなぐか?!





このタビはお世話になりました♪

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『地球の歩き方リゾート・ペナン/ランカウイ(99年4月版)』 ダイヤモンド社




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