menu   home

岡山県・奥津温泉へ 〜

秋の声を聞いたら、やっぱり温泉よね〜。♪。 (こないだまで 「プール〜〜!!ヾ(≧へ≦)〃」 って叫んでたのにx)
時期が中途半端なので旬のものを狙ってというわけにもいかず、紅葉にもまだ早いし ・・・ というわけで、基本中の基本 「お湯」 を目当てに宿を決めた。
ちゅるちゅるお肌になれるかなぁ〜?( ̄∇ ̄)?
平成16年9月23日(木)

前回に引き続き、明石で集合。((( 8-(* ̄∇ ̄)ノ”
どこに行くときでも、待ち合わせ場所でつれを見つけるとほっとする。
ちょっと心配症。?。

お茶してから、雨のちらつく中を車で西に向かう。
「最近、ドライブばっかやなー」 って言うけど、先月の淡路島と、たまたま2回続いただけやんx
ま、わたしが免許ないから、つれにだけ運転させて申し訳ないとは思うけど。
でも “寄り道可” の、ドライブの方が楽しいもーん。♪。(やっぱわがまま ・・・ ?σ( ̄∇ ̄;)?) ピオーネ♪

山陽道を降りる手前、瀬戸PAでトイレ休憩。
もうお昼どきで、おなかもぺこぺこ。
食堂の看板にある 「カツ丼」 の文字 & 写真に吸い寄せられてしまう。
トイレから出てくると、つれがぶどうを買ってくれてた。
カツ丼に目が行ってて、ぶどう売ってるのなんて気つかへんかったよ。(^_^;)
手に取ると、粒がおっきい〜〜(@@)
種無しのピオーネ、見るからにおいしそう。♪。
でもこれは持ち帰り用なので、やっぱり空腹は我慢して先へ急ぐ。

夜が粗食 (?) であることを見越して、昼はお肉を食べることに。
農業公園にBBQレストランはつき物 ・・・ ということで調べてみたら、BBQはあるものの、使ってるお肉はオージービーフ。
なんで国産とちゃうねんx ( ̄- ̄;)
それをつれに言うと、BBQじゃなくていいからおいしい肉を食べに行こう、との提案。
むふふ。 ̄m ̄

県道沿いの田んぼは、もう稲が刈り取られてるところがある。
まだのところも、風に揺れる稲穂が重たそうで、秋やな〜 としみじみ。
あぜ道や川の土手には彼岸花も咲いてるし。
気持ち悪がる人もいるけど、わたしは彼岸花大好き♪
まっすぐに、凛と咲いてる感じが、ね。

と、途中で 『サッポロ・岡山ワイナリー』 (ややこしいなー) の看板に目が止まる。
そしてその下に 「バーベキューレストラン (国産牛)」 の文字が。!!。
ふたりして顔を見合わせ、即、寄り道決定。(* ̄∇ ̄)人( ̄∇ ̄*)
こーゆーときに、やっぱ車が便利なんよね〜
サッポロビールのワイナリー @ 岡山、ってことらしく (そのままやがな)、醸造所の敷地内にあるのはビアレストランの 『銀座ライオン』。
で、そこにバーベキューの施設もある、と。
ジンギスカン好きのつれは、羊の肉に惹かれたようす。
迷うことなく、お昼はココに決定。
雨も止んでたので、テラス席へ ・・・ ところが、晴れ間が出だすとすぐに暑くなる。(>_<)
近くにあった巨大扇風機をつけてもらって、お肉食べまくり。
生ビールのあとに白ワインを頼んだら、肉にむちゅーのわたしが目を離してる間に、フルボトルが残り少なくなってる。
あかんがな。ゞ( ̄∇ ̄;)
グラスを取り上げて、水と交換。

たっぷりのお肉を完食したあと、酔い覚ましがてら醸造所のお土産コーナーを覗く。
・・・ って、ここにも試飲コーナーが。!。
さすがに運転手であることを自覚したのか、試飲役はわたしに回ってきた。
でも、わたし、ワインには弱いのよね〜
一口ずつやのに、なんか顔が熱い。(*・・*)
結局、ワインは農業公園で買うことにして、退散。

食後のお散歩を兼ねて、次は 『ドイツの森・クローネンベルク』 へ。
農業公園てどこも似たりよったりやけど、広い庭園?があって緑や花がいっぱいで、わたしは結構好き。
ここはワンコ連れでもいいらしく、いろんな種類のワンコに出会う。 どでかいアフガンハウンドまでいた。(≧∇≦)♪
ぶらぶらと見てまわり、地ビールやら地ワインやら輸入食材やらを買いまくる。
焼きたてのドイツパンも買い、デザートにソフトクリームも食べて、満足満足♪
(食べとったらええんか、ワシ。σ( ̄∇ ̄;)?)


〔左〕 ゲートも大体似たり寄ったり。( ̄∇ ̄;)。 〔右〕 ワイン用のぶどう畑もある。

誰もいなかったら、ほんまにどっかヨーロッパの田舎町を散策してるような気分。?。

寄り道を満喫して、本日のお宿、『河鹿園』 に向け、再び出発。
美作三湯 (湯原、湯郷、奥津) のひとつ、湯郷温泉を通り抜け、中国縦貫道を一区間分走る。
このあたりまで来ると、道路沿いにはススキの穂も目立つ。
また降り出した雨の中、再び下道をドライブ。
奥津温泉までの道はかなりきれいに整備されてて、走ってて気持ちが良い。
(ワタクシは助手席ですが。)
吉井川沿いの景色もぐー。(≧ω≦)b

道草が過ぎ、雨も降ってきて、予定の時間より遅いチェックイン。
宿に着くと、お出迎えが。
車もそのまま預ける。
(帰りもチェックアウトに合わせて玄関に寄せてくれてた。バレ、って感じ??)
なんかうれしいなー。
気の利く小さいお宿が好き。♪。

待たされることもなく、そのまま部屋に案内される。
端っこの角部屋のせいか、たどり着くまでの道のりが長い。
途中、お風呂の説明も受けたけど、ひとりやったら迷うかもx
(どんだけ方向音痴??(^_^;)?)
ほんのり、紅葉。
歩いてる廊下からして古めかしい感じやけど、部屋に入って感激♪
単に古いってのじゃなくて、レトロな雰囲気。
角二面が窓になってて、窓の外は川。
すぐそばのもみじは、枝の先っちょだけが赤くなってる。
つれは 「もう少し季節が進んでから来たら、紅葉も見れたのに」 なんて言うてたけど、これはこれでいいのよ。
もちろん、紅葉まっさかりの川べりなんか良いに決まってるけど。
それはそれ、これはこれ。
第一、そんな良い時期に、良い部屋取れるわけないやんx
休みやってろくに取られへんしさ。

閑話休題。( ̄∇ ̄;)ゞ

部屋で宿帳を記入して、お茶をいただく。
こういうときにちょっと食べるお菓子もおいしいのよね〜。
落ち着いたところで、お風呂へ♪
もちろん、家族風呂♪ (≧∇≦)♪
無料で、特に時間制限もなく、空いてさえいればのーんびり使えるナイスなシステム。
タイル張りの昔っぽいお風呂場やけど、天井が高いし窓の外は川やし、けっこう開放的。
なみなみとお湯の張られた湯船に浸かると、もったいないぐらい溢れてしまう。
ドライブ疲れの体を伸ばすと気持ちいい。
はぁ〜、極楽。(´▽`) ・・♪

お風呂は、家族風呂がふたつに、男湯 & 女湯 (それぞれ朝夕で入替え)、新しくできたという露天風呂 (時間制で男女入替)。
家族風呂を楽しんだあとは、つれは露天風呂へ。
その間、わたしはギャラリーを覗く。
このときは入口付近を見ただけやけど、翌日もっかい行ったら、けっこう奥深かった。

先に戻って、部屋を観察。
写真を撮ってみたり。
木枠の窓もネジ式の鍵も懐かしい。
(歳がバレるぞ。)
冷蔵庫も電気のカサもレトロ。
いいなぁ、こーゆーお宿。
つれに言わせたら 「古いだけ」 ってことになってしまうけど。

ちなみにこの部屋はトイレ付き。
そのトイレも最近改装したらしく、新しくてまだ木の香りがする。

そして、窓際のイスに座って川を眺めたり。
くつろぐこと、しばし。


〔左〕 やはり角部屋は開放感があって良い。 〔右〕 椅子もレトロ。窓の外が川というロケーションも気に入った♪


窓から顔を出すと、こんな風景。


照明もあったかい感じ。右、背景が真っ黒になってしまった。失敗、失敗x ( ̄∇ ̄*)ゞ


縁の隅っこにある冷蔵庫。この部分だけ見たら洗濯機を思い浮かべてしまう。(それにしても古いx)

さて、夕食は山川の幸。
やはりつれには物足りない様子。
そして今回、初めてサワガニを食べた。
今まで料理に出てきても避けて通ってたけど、今日はつれに 「食べてみ」 と勧められてx
目をつぶってかじりつくも、おいしいとかマズイとか感じる余裕もなく。
感想は ・・・ 口に刺さるx (T∇T)


〔左〕 少しずつあれこれいろいろ。ローストビーフもあった。 〔右〕 問題のサワガニ(素揚げ)。(>_<)

食後、少し休んでから、ふたたびお風呂へ。
ごはん食べてる間に、すっかり足先が冷たくなってしまった。
さすがに夜になると冷え込んでくる。

この時間は露天風呂が女性の番なので、つれは男湯へ、わたしは露天へ。
新しいだけあって、脱衣所にもまだ木の香りが残る。
ちょうど誰もいなくて、ぱぱっと脱いで外のお風呂へ。
ほぇ〜〜、やっぱ露天が気持ち良いわん♪
特にこれから寒くなってくると、顔は冷え冷えで体があったまる、って状態がいい。
(のぼせやすいからねぇx)
ほかほかとあったまった頃、他のお客さんが入ってきたので、入れ替わりであがる。

つれが待ってる休憩場所に行く途中、ふと廊下の窓から露天風呂の方を見ると ・・・ 見えるやん!!
お風呂場が!!
ていうか、屋内の脱衣所の扉を出て少し階段を降りる、その場所が見えるのよーx
入浴シーンは見えへんけども。
けども。

まぁ、そんなところも、ある意味いい感じ、ではある。
いなかの素朴なお宿、って意味でね。

つれに教えたらさっそく見に行き、戻ってきたと思ったら 「いくつぐらいの人やった??」 などと聞いてくる。
こらこら。ヾ( ̄o ̄;)

* * *


     9月24日(金)

夜の間にまた雨風が。

お布団をあげてもらってる間に、朝風呂へ。
今日も家族風呂で一緒にお湯に浸かる。
その後、つれは露天風呂、わたしは女湯へ。
髪を洗って整える。(部屋にはドライヤーがなかったので。)

ゆうべ女湯やった方より、こちらの方が広くて明るい。
お風呂場にも窓はあるけど、脱衣所横の洗面コーナーも窓際になってて、そこから見る川もいい眺め。

朝ごはんもしっかりいただき、チェックアウトまでごろごろ。
チェックアウト前に、お抹茶とお菓子を持ってきてくれる。
ちょっとしたことやけど、うれしいなー。

車に乗り込み、お見送りを受けて、出発。

まずは朝のコーヒーを飲みに、『花美人の里』(すごいネーミング。日帰り温泉の施設) へ行ってみる。
まだ時間が早いのでお店とか入浴施設とかは開いてないけど、喫茶室はやってた。( ̄▽ ̄)
テラス席もあり、グリーンがいっぱいで開放的で気持ちの良いお店。
テラスの向こうは、ここもまた川景色。
うーん、いい感じ。♪。
雨が降ってて、外席に出られへんのが残念やけど。

お茶してる間に小止みになったので、奥津渓谷へ向け出発。
県道から横道に入り、川沿いをうねうね進む。
雨上がりで 「滴る緑」 という風情。
途中、もう一軒狙ってた離れ宿を通り過ぎる。
いいな〜、ここなら川べりの露天風呂に入れたのに。
でもつれは 「ここの方がもっと “出そう” ・・・」 と腰が引け気味x
もー。(-_-;)

車をとめ、川に下りれる場所を探して、お散歩。
岩がごろごろしてる。
周りはもみじも多いから、秋が深まったら絶景やろな〜
お天気が良ければもっと 「森林浴!」 って感じやったんやろけど、ま、雨は雨でいいか。?。


なんかね、ぽっこり穴があいてる岩とかがあるのよ。説明読んだけど、覚えてない ・・・ ( ̄- ̄;)

情緒を味わったあとは、お土産を物色しに道の駅へ。
なんかめっちゃ朝市モード。
観光客より、地元の人が多そうな。( ̄∇ ̄;)?
広くはない店内をあれこれさんざん眺め回して、伽羅蕗とお餅を購入。
夏と秋の間の奥津を満喫し、帰路につく。

雨雲に追いかけられながら、東へ。
ずーっと運転でお疲れモードのつれには申し訳ないけど、ドライブ旅は楽しいわん。
でも次は、ビール提げて電車の旅かなぁ〜( ̄∇ ̄)

* * *


河鹿園 岡山県苫田郡奥津町奥津55番地
0868-52-0121
岡山農業公園ドイツの森 岡山県赤磐郡吉井町仁堀中2006番地
0869-58-2111
サッポロワイン岡山ワイナリー 岡山県赤磐郡赤坂町東軽部1556番地
0896−57−3838

* * *

【 超個人的所見 】
わたしはねー、すごくいいなと思ったんやけど。温泉宿らしくて。でもつれってば、「出た」とか言うて嫌がってた。だから古い宿はイヤ!! って。(-_-;)。わたしの方が怖がりやのに、どーなってんねや? 怖がりの人には出ないってホンマなんやろか??
もとい、部屋そのものも気に入ったし調度類もあたたかみがあっていい、お湯も最高やし、再訪したいお宿です。食事が物足りなくても、周辺で美作牛が食べられるトコ探せばいいし(爆)
つれみたいに 「敏感」 じゃない方には、超おすすめ♪


おみやげいろいろ。ビールにワインにチーズにソーセージに伽羅蕗!
すぐにでも宴会が開けそうなラインナップになってるし ・・・ σ( ̄∇ ̄;)


menu


nyorolin