〜不定期日記〜

■2002年5月2日(木)(曇時々雨)悪い人たち

今の世の中は大変便利です。
しかし、その一方で悪い人たちがいるのも事実。
PCの世界で言えば、その最たるものが「コンピューターウイルス」でしょう。

私はこのウイルスの存在をとあるサイトの掲示板にて知りました。
これは32/Klezウイルスの亜種で、万一ご存知ない方は至急、次のURLをご覧頂きたいと思います。

http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/klez.html

今回のウイルスはこれまでのものと比較して大変狡猾なものです。
このことをざっと簡単に言いますと次のようなことです。

このウイルスは、感染している方が管理するサイトかメールソフトに記載されている任意の人のメールアドレスを使って辺り構わず沢山の人にウイルスメールを送り付けてしまう。しかし、当の感染している本人名ではないので、なかなか厄介である。ともすれば本当は感染していないメールの発信者と勝手にされた人が「濡れ衣」を着せられる可能性が十分にあり得る。また、毎月6日に感染しているPCのハードディスクを破壊してしまう。

当初、私は「へぇ〜、またそんな困ったウイルスが出て来たのか。」くらいにしか考えていませんでした。
けれども、念の為にアンチウイルスソフトをアップデートしておきました。

しかし、間もなくして紛れもないこのウイルスメールが私のもとにも届いたのです!

文言は次のようなものです。

The following mail can't be sent to @jun1969xx@geocities.co.jp:

From: hm101@mocha.ocn.ne.jp
To: @jun1969xx@geocities.co.jp
Subject: BORDER
The file is the original mail


これはいわゆる「配達不可能」メールですね。
送信者は「postmaster」
件名は「Undeliverable mail--"BORDER"」
これは開けるな、と言う方がムリな話かも知れません。
勿論、私はこのようなメールを出した覚えはありませんし、相手方とされる方のメールアドレスも???です。

いずれにせよ、このメールにおいては、形式的に考えると、私が”@jun1969xx@geocities.co.jp”の方にメールをしたけれども、それがなんらかの事情で送られなかったと言うことになっています。
と言うことは、ウイルス付きでこのメールが返って来ていることを考えると、
発信者がわたしである意味不明のウイルス付きメールがあちらこちらで沢山の方へ送られている可能性があることになります。

これは大変迷惑なことです。


しかし、何も知らない方がこのようなメールを受け取って開けてしまうと、私からのメールだと思って開封してしまうことは間違いないでしょう。

私の場合は幸いにもPCは常にアンチウイルスソフトをアップデートしておりますので、事前にこれがウイルスメールであることが分かりました。
念の為に私のPCがウイルス感染していないか再度点検しましたが、感染していませんでした。

そして、数日後、再び同じようなメールが届いたのです。

ひょっとしたら、発信者が私であるとするウイルスメールが皆さんのお手元に届いているかも知れません。

私たちは改めて次のような対応をすべきでしょう。

@メールソフトの設定を「プレビューしない」にすること。
Aインターネットエクスプローラー6をダウンロードすること。
Bアンチウイルスソフトをアップデートすること。
C今一度、アンチウイルスソフトでスキャンし感染していないことを確認すること。


このような貴重な情報を告知して下さったサイトの管理人さんには心から感謝するとともに、現代のネット世界の脆さも痛感した次第です。

結局、この世の中の人は全てが善人と言うわけではないのですね。
これは非常に残念なこととしか言いようがありません。

とにかく、皆さんも十分お気を付け下さい。

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