〜不定期日記〜

■2002年7月19日(金)(曇)カーステレオのお話

私は大の音楽好きです。
当然、クルマの中では音楽は絶対に欠かせません。
クルマの中は音響的には最悪に近いものがあろうかとは思いますが、それでも最低限のシステムが必須です。
これまでも多くのシステムを使って来ました。
予算的には6〜8万円程度だったでしょうか。
カーステレオの世界もホームオーディオ同様、ピンからキリまでありますが、これまではまずまず中程度のクラスを買い求めて来ました。

さて、今回の307です。
これまでの経験を踏まえて、私なりにイメージは固まっておりました。
そして購入時にはなんら迷うことなく”PSS(プジョー・サウンド・セレクション)”でMDヘッドユニットを追加しました。
21,000円のオプションでした。

が、しかし!

毎日接するクルマ。
しかも室内のオーディオ機器・・・。
どうしてもSONY製のMDヘッドユニットのデザインが許せないのですね(苦笑)。
まぁ、音にはほどほどのパワーはあるし、”MDLP”はOKだし、良く出来たものではあるのは分かります。

何と、人間の欲望とは実に勝手気ままなものなのでしょう。

妻には内緒で、私なりに(実現出来るか否かは別にして・笑)いろいろシステムを考えてみました。
あまり大掛かりなものは現時点では嫌なので、スピーカーはそのまま。
ヘッドユニットのみを交換すると言う条件です。
私はDIN2段の製品は大袈裟になるような気がして個人的には好みではありません。
1DINのさりげないものにして残り1DINはモノ入れとして使いたいのです。

私の好みにかなったものは次の2つです。

@ナカミチ製 MB−75(定価80,000円)


あのナカミチのCD6枚チェンジャー機能を1DINに凝縮した名機です。
登場以来3年以上になるでしょうか。
つい最近それまでの定価65,000円から大幅値上げになりました。
音はもう言うまでもありますまい。
おまけにパワーアンプ内蔵。
シンプルな外観とアンバーのイルミは本当に私好み。
しかし・・・トラブルの多さは有名(結局、メカが複雑過ぎる模様)。
会社自体も最近、倒産したので今後の対応が少々心配ではあります。


Aアルパイン製 MDA−7767J(定価65,000円)

   

音は多少ブーミーですが、しっかりした作りと割合大人の雰囲気なので好みのメーカーです。
デザインは今年の夏モデルで一つの頂点を極めた感があります。
(数年前のシルバーのシンプルなデザインも大好きでした。)
ただ、このモデルで残念なのはMDLPに対応していないことなのです!
アルパインはCDヘッドユニットで”MP3”対応を打ち出しているので、身内内でのバッティングを防止しようと思っているのでしょうか?
それからもう一つ、ディスプレイ部のスペアナ表示がイマイチな点も・・・・。

ある日、遂に思い立った私は某オークションでMB−75に入札してみました。
程度の良さそうな中古品の出物があったからです。
終了8時間前くらいは25,000円だったのですが、夜に入り、終了30分前には40,000円を越してしまいました!
結局、私も最後まで粘って48,000円まで入札したのですが、今一歩及びませんでした。
最終落札額は48,500円。
しかし、これに消費税と落札手数料(!)までかかってしまうのです(苦笑)。
これではいくら中古品でもちょっと割高かなぁ、と思いました。
でもねぇ・・・新品だったら6万後半は固いし、BLで取り付けてもらうとしたら取り付けパーツもいるし、工賃もそれ相応かかるだろうし・・・・。

結局、この件はしばらく保留にすることにしました。
買うのであれば、後悔しないものにしたい。
しかし、故障の多いのは一番困る。

オークションに敗れた私は、SONYのMDヘッドユニットの良さも再認識しました。
デザインに目をつぶれば、決して悪い製品ではないでしょう。
しかしながら、個人的には、いまだにナカミチに惹かれている私です(苦笑)。

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