〜不定期日記〜

■2002年11月24日(日)(晴)10,000キロ走破&ふと思うこと

少々古い話で恐縮だが、1ヶ月前に走行距離が10,000キロを突破した。
10,000キロと言えばひとつの区切りだと思っていたので、多少の感慨もある。
わが307についてのインプレはことあるごとにお伝えして来たので、ここでは割愛させて頂く。

しかし、これから307を購入しようか否か迷っていらっしゃる方の為に、特に以下の点を述べようと思う。

(1)飽きのこないスタイリング
最近、”つり目”のクルマが増えて来たが、それでも”本家”の持つ美しさは一味違う。
やはり、これは基本的なデザインによるものだと言えよう。
個人的には「ピニンファリーナ」のデザインが好きだが、これはこれで納得させられるのも事実。
街中で沢山のクルマの中から307を発見するのは容易なことなのだ。

(2)優秀な燃費
どうこう言っても経済性は重要なファクターの一つ。
2000ccのエンジンを積むクルマの評価としてはかなり良い方だと思う。
当地ははっきり言って地方であるが、それでもストップ&ゴーが結構あるのだ。
そんな中で平均的に11キロはマークしてくれる。
私は一回、大体50Lは給油するので600キロ前後は走ってくれる計算だ。
以前のVITAは満タン46Lだったので、これは非常にありがたい長足なのだ。

(3)広い室内
307は頭上空間は勿論、左右前後の空間は圧倒的だと思う。
特に運転席周辺の余裕は607よりも広いくらいで実に快適なのだ。
この空間は運転の疲労軽減にも大いにつながる筈である。
これはフロントガラスの最大級の広さによる所が大きいと言えよう。
当然、これはボディの大きさにも関係して来る訳だが、慣れて来れば、その大きさも気にならなくなる。

(4)静かな室内
これまでのプジョー車と一番違うのがコレ。
運転中の室内の大変静かなこと!
勿論、車外ではそれなりの音はしているのだが、効果的な遮音が施されているのだろう。
抑えられたロードノイズの侵入があるのみ。
この意味では、最近のプジョーはよりインターナショナルな方向を目指しているのだろうか。

(5)相変わらず固い乗り心地
ボデイ剛性があがったにもかかわらず、乗り心地はまだまだ固い。
個人的には、”しなやかさ”からは程遠いと思われる。
しかし、所謂”猫足”も私が知っているのは10年以上前のそれなので、時代に応じて変化しているのか。

いずれにしても、この部分でもプジョーの無国籍化を志向している傾向がうかがえる。

(6)やはり異音が・・・
仏車のボディの立て付けは相当に良くなった。
しかし、まだまだあちらこちらからの異音を全て撃退するに至っていない。
しかも、それらは納車1年にも満たない時期から発生するので困ったモノ。
このような音が気になる向きにはかなり不満であろう。
勿論、プジョー自身もより堅牢な作りを志向しているはずであり、今後に期待出来よう。
ただ、このような”ネガ潰し”を行った結果、プジョーらしさも失われていくのかも知れないが・・・・。

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今日は話題をもう一つ。

当サイトはアクセス解析を「CGIボーイ」さんで利用させて頂いている。
多彩な機能で大変重宝しており、しかも無料!
しかし、遂にこのサービスも曲がり角に到達したらしい。
12月から他社に譲渡される(アクセス解析のみ)らしい。
新しい会社は”ポップアップ広告”で悪名高い所なので、このサービスにも同様の広告が付くだろう。
私もそのようなタイプの広告は嫌いなので、残念ながらこのサービスは受けないつもりだ。
世間では”IT”と言うけれども、各企業の経営は相当厳しいようだ。
今回のケースだけを考えてみても良く分かる。
今まで無料で提供されて来た各種サービス(サーバ、掲示板、カウンタ等)はどんどん減少するだろう。
そして、殆どが有料化されることだろう。
これも世の流れか。
サービスにはコストがかかる・・・日本も遂にそんな時代に突入したと言うべきだろう。

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