〜メンテナンスのコーナー〜

■ユーザー車検(その1)

クルマを維持して行く上で避けられないのが車検ですね。
私たちクルマのオーナーにとって、これは大きな義務の一つ。

一口に車検と言っても、その方法は3つくらい挙げられるでしょう。

★1つはディーラーに出す方法。これが最も一般的だと思います。
★2つめが近くの整備工場に出す方法。1つ目に比べると多少安く上がるかも知れません。
★3つめが自分で陸運局に行く方法。すなわち、「ユーザー車検」です。

私はここ4回(VITA2回、妻のクルマ2回)、ユーザー車検を受けています。
これは最近の規制緩和に伴い、国も積極的に導入を進めているものです。

ユーザー車検は文字通り、”ユーザーが自分で車検手続きをする”と言うことです。
自分でやる、だから経費的には大変安い、しかしその責任は自分で取る・・・まぁ、簡単に言えばこんな所。
要するに、クルマの管理を自分でやれる人間にはそれを認めましょう、と言う趣旨だと言えましょう。
従って、その気になれば日頃の運行管理、整備は勿論のこと、車検までもユーザー自身で行うことが出来る訳です。

ユーザー車検を受ける為には、勿論「陸運局」に自分でそのクルマに乗って赴かなければなりません。
まずは、ここ辺りの決心の強さが何よりも必要でしょう。
誰でも初めての経験は緊張しますし、結構疲れるものです(笑)。
しかし、一度受けてパスすれば大いに自信となること間違いなしです。

昨今の世の中を考えるに、ユーザー車検について興味をお持ちの方は結構いらっしゃると思います。
「ユーザー車検を受けたいがどう言うものなのか?」
「ユーザー車検を受けてみたいが自信がイマイチ無い・・・。」
そのような方の背中を押して差し上げたい、と思うのです(笑)。
勿論、ユーザー車検は一つの選択肢であって、どうするかは個人の自由だと考えます。

何はともあれ、これから何回かに分けてユーザー車検についてお話したいと思います。

乞う、ご期待!

(2002/03/19)

戻る