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私の愛車は平成８年８月８日登録のオペル「ＶＩＴＡ ＧＬＳ１．４/１６Ｖ」です。
幾らしたかは・・・秘密（笑）。
まぁ、まずまずのお値段でした。
ご覧の通り、派手な装備、スペックとは無縁の存在です。
色は売れ線であろう、綺麗な「マグナムブルー」を選択しました。
メタリック調の紺色と言う所でしょうか。 |
全長３メートル７０強のボディはさすがにコンパクトです。
おかげで狭い所もスイスイです。
当たり前のことですが、こう言ったコンパクトカーは取り回しがいいですねぇ！
オプションは何も付けておりませんが、デュアルエアバッグ・ＡＢＳ・カセット等は標準装備です。
アロイホイールへの換装も考えましたが、基本的に「素が一番」と言う人間ですので、ノーマルです。
ホイールサイズは１６５/１３だったかな？
しかし、そんなノーマルタイヤとは思えない程の重厚な乗り味です。
これはこのクルマの大きな美点と言えるでしょう。
なお、８万８０００キロ走破後にさすがに純正のサスがへたり、「モンロー」のダンパーと「スーパーＤ」のコイルに交換しました。
車高が３センチほど下がりましたが、乗り心地は基本的に変わりません（若干固くはなった）。 |
私は個人的にハッチバックが大好きです。
プジョー３０６シリーズはその白眉ではないかと勝手に思っております。
しかし、このＶＩＴＡちゃんもなかなかＧＯＯＤです。
どうです？この眺め。私が最も好きなアングルです。
テールランプは非常に明るく、とりわけバック灯が国産車より非常に明るいので、とても助かります。
雨が降っている時は非常に重宝します。 |
ボディはコンパクトでも室内空間はまずまずの広さが確保されています。
（絶対的には狭いですが・笑・あくまで気分的な意見です。）
オペルと言うメーカーはラテン的な側面もあるのか、見切りが良くガラスも大き目で、運転はとてもし易いと思います。
ボディの剛性感は、他のドイツ車に劣ると言わざるを得ません。
しかし、体感的な動力性能はまずまずなので、文句は言えませんねぇ（笑）。 |
室内の眺めです。
私は外車でも右ハンドルを絶対おすすめします。
以前は左ハンドルを２台乗り継ぎまして、その不便さに閉口しました。
このクルマはオリジナルはもちろん左ハンドルですが、右ハンドル仕様もなかなか良く出来ています。
パワステ、パワーウインドウ（前席のみ）、マニュアルエアコン、電子制御式４段ＡＴ装備です。
このクルマのハンドルは確かに重く、女性では少々辛いかも知れません。
しかし、逆に言えば剛性感がある、とも言え、これは仕方が無いでしょう（笑）。
ドアミラーは手動調節ですが、そんなに不便は感じません。
ただ、ミラー部分が熱線入りではないので雨の日はちょっと辛いですね。
（但し、この欠点も最新モデルでは全て改善され、グレードによっては標準装備となっているとのこと。）
ダッシュボード上部には外気温計（０．５度刻み・あまり正確ではない・笑）や時計等が表示されます。
ステレオだけは「アルパイン」のインダッシュ３連装ＣＤに交換しました。
シートの作りはさすが欧州車（！）、このクラスと言えども素晴らしいものがあります！
以前は国産車にも乗っており、腰痛に悩まされたのですが、このクルマに乗り換えてから、腰痛は雲散霧消しました！
ですから、シートだけでもこのクルマは買う価値がある、と言えましょう。
エアコンはダイヤル式で、花粉除去フィルター付きのものですが、惜しむらくはもう少しパワーがあればと思います。
そう、真夏の炎天下、エアコンが効かない・・・・これがこのクルマの唯一の欠点なのです。 |
このクルマは約５年で１５万キロ強を走りました！
年間３万キロ以上ですから、我ながら感心してしまいます（苦笑）。
その歴史がこのエンジンルームに漂っていますね。
これまで良〜く頑張ってくれています。
エンジンはオペルお得意の「エコテック１．４リットル」でツインカムの４気筒です。
パワーは９０馬力でトルクも１２ｋｇm程度で大したことはありませんが、なかなかどうして非常に活発に走ります！
この走りはこのクルマのもう一つの大きな美点だと思います。
以前のゴ○フとは比較にならない程、スムーズです！
燃費は普通に走って１１キロ/Ｌ程度でしょうか。
まぁ、１．４リットルのエンジンとしてはもう少し欲しい、と言う気持ちはありますが、まずまず満足しております。
ただ、出来ればレギュラーガソリン仕様にして欲しかったなぁ・・・。
オイルは定期的に交換しており、今でも絶好調です。
なお、約２年前にフロントのディスクブレーキパッドを交換。
約１年前にリヤブレーキドラムシューを交換。
約１年半前にタイミングベルトを交換。
約１年半前にバッテリーを交換しました。 |
リヤゲートを開けた状態です。
このクルマのラゲッジスペースはサイズの問題もあり、お世辞にも広いとは言えません。
ですから、ゴルフバッグは横には入りません。
これだけは残念な所です。
しかし、それなりの荷物を積んで、快適に走る能力は十分にあると思います。
一つだけ言わせてもらえれば救急セット（三角停止版も含む）を標準装備してもらいたかった所です。
（現行モデルはひょっとしたら、標準装備かも知れませんね。）
ＶＩＴＡはつい最近、フルモデルチェンジされました。
しかし、初代のカラーを色濃く残しており、このモデルもまだまだ色褪せてはいません。
とまぁ、今まで５年強も頑張って走り続けて来てくれました。
間もなく３０７とバトンタッチする訳ですが、このクルマには本当に感謝しております。
取り回しやすいボディ、ダイレクトな動力性能、座りやすいシート、まずまずの燃費とこのクルマの美点を挙げればキリがありません。
あと僅かな期間ですが、大切に乗ってあげようと思います。
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