〜私と307〜
■ピニンファリーナの至宝(1) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■長いブランクでした・・・。 いやぁ、皆さん大変お待たせして誠に申し訳ありません。 4ヶ月も間が空いてしましましたね(苦笑)。 まぁ、かく言う私も暇な人間ではないものですから、どうしても力が入ったコンテンツの更新は滞りがちになってしまうのです。 これからも不定期に濃〜い内容を書き連ねていきたいと考えておりますので、気長にお待ち頂ければ幸いです。 ■またもやBL宮崎へ 4月上旬、BL宮崎さんから連絡が入りました。 いつもの担当N氏。 「406coupeがデモで入るんですが、試乗しませんか?」 ありゃぁ、これは大変! なかなか乗る機会が無いクルマ・・・しかし、現行プジョーの中では一際異彩を放つクルマ、それが406coupeなのです。 これは行くしかないでしょう、ってことで早速試乗して参りました。 以下、例によって勝手なレポートをさせて頂きます。 307の記事はどうなっているんだ(!)とお怒りの貴方、きっとこのクルマに触れれば納得されること間違いなしですよ! ■クーペボディとは・・・・ このクルマについて語る前に所謂「クーペ」について触れておきたいと思います。 普通、私たちが日常生活において使いやすいのは凡そ4ドア(又は5ドア)のクルマでしょう。 しかし、一方で使い勝手を少々無視したクルマ達も存在するのも事実。 かと言って、それらは「スポーツカー」とまでは行かない、れっきとした大人の為のクルマであるのです。 それがまさしく、ここで言う「クーペ」だと私は思うのですね。 このタイプのクルマは各メーカーのフラッグシップ的な存在である場合が多く、多くの場合はメーカーのイメージリーダーたるべく 美しさと運動性を兼ね備えた大変魅力的なクルマだと思います。 そして、それらは2ドアの流麗なボディに身を包み、大排気量のエンジンを搭載し、贅を尽くしたインテリアによって乗る者を別世界 へと誘ってくれるのです・・・・。 このような範疇のクルマ、それが「クーペ」なのです! さて、現在、私が大変好きなクーペがこの世の中に2種類存在するのです。 2種類もあるなんて、何て幸せなことだろうと思いますねぇ。 1台はプジョー「406coupe」。 もう1台はマセラッティ「3200GT」(!)。 まぁ、値段や車格、個人の好みその他で判断するに、これらの2台を同次元で論ずるのは少々無理があるかも知れません。 従って、この稿では前者「406coupe」についてのみお話することにしたいと思います。 ■いつもの通りスペック等を・・・。 いつもの様にクルマのスペックを簡単に表にまとめてみました。 まず、じっくりご覧頂きたいと思います。
上の表からもお分かり頂けます様に、ボディが307より2回りほど大きいのです。 また、エンジンがV型6気筒で排気量も3000ccなので運動性能がかなり違うだろうと言うことは容易に想像出来ます。 更に特筆すべきは後輪のサスペンションで、マルチリンクとなっています。 そしてここでは触れておりませんが、インテリアは勿論、各部の作りはプジョーのハイラインの面目躍如の感があります。 まぁ、値段が倍くらい違うので当たり前ですかね(笑)。 ただ、貧乏人の私から見ればこのエンジンの経済性について少々の不安を禁じえないのが正直な所です。 噂によれば5〜6km/Lだとか・・・。 もっとも、このようなクルマに乗るのであれば、決してクルマだけが突出していてはいけない訳でしょうし、乗る人を当然選 ぶ、と言うのが妥当な結論だと思います。 ■ピニンファリーナの至宝! とにかく、このクルマの素晴らしさはそのエクステリアにあります。 そう、かの有名なカロツェリア「ピニンファリーナ」がデザインし、大部分を生産しているのです。 ご覧下さい、この惚れ惚れするライン!!! う〜ん、美しい。 まさにピニンファリーナの至宝と言えましょう!! 私はこのボディが本当に大好きなのです。 如何ですか? いいでしょ! ■あらら、この続きは・・・ 私はこのクルマが現行プジョーのラインナップで文句なしの一番のデザインだと思います。 あ〜、冷静でなければならないはずの私がいつの間にか大変熱くなっちゃいました(笑)。 次回はもっともっと深くこのクルマを掘り下げて行きたいと思います。 お楽しみに! |
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(2003/04/22) |