FRP製 自作 中型 サンドブラストキャビネット 1ページ目

 FRPの補修しか、したことの無い私がいきなりこんな大物を作るのは無謀でしょうか?
取り合えず、作り始めますが途中で断念するかもしれません。悪しからずご了承下さい。

 まず、作ろうと思った動機ですが、コンパネで作った大型のキャビネットは持っているのですが、
現在、アルミナ専用で使っています。
大型の為、メディアの入れ替えが凄く邪魔くさいので、ガラスビーズ専用のキャビネットを欲しいと思っていました。
もう一度、コンパネで作ろうかとも思いましたが、結構手間がかかったことを思いだし却下。
鉄板を溶接して、市販のようなものを作ろうかとも思いましたが、薄板を溶接できる溶接機がないので却下。
クリアボックスなどを加工して作ろうかとも思いましたが、吸い上げ式で作るのが困難なのと、スペースが小さいので却下。
FRPはこれから、カウルとかも作りたいと思っているので、練習の為にも良いかなと思い、
形も自由になるし、修正などもしやすそうなので、結局FRPに決定しました。

まず、ダンボールで型を作ります。
手を入れる部分は塩ビパイプを使います。
適当なサイズにグラインダーで切ります。
塩ビパイプを入れる穴を、円カッターを使い開けます。
ご覧のように、塩ビパイプをはめ込みます。
隙間は油粘土を使い、埋めます。
型が出来あがったら、ワックスを塗ります。
本来なら、その上からFRP用のPVA離型剤を塗るのですが、持っていなかったので
ホームセンターで買ってきた、PVA洗濯糊をハケで塗ります。
うーん、それでも良いのかは、今の所何とも言えません。
PVAが乾いたら、FRPを貼り付けていきます。
FRPを貼りつけていくと、ポリエステル樹脂が全然足りないことが発覚。おいおい。
今まで補修ぐらいしかしたことがなかったので、どれくらい必要なのか分かりませんでした。
500gぐらいしかなかったので、取り合えず形になるようにと薄く薄く塗っていきました。
大失敗です。樹脂が足りない時は、一部分でも良いので、しっかりと塗りこみ、
そこだけは完全に作るべきです。
中途半端に塗ると、ガラス繊維がそのまま露出したり、空気が混入したりと、
とても使い物にはなりません。
写真は離型した後のものです。離型自体はすんなりいきました。
空気の入っているところを、グラインダーで削っていくとご覧のようになりました。
これなら、最初から作り直した方が早そうですね。
しかし、あえてこのまま作業を進めたいと思います。

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