06 APR 2003 山梨県 丹波川
天気: 晴れ 水温: 4度(09:00)、 6度(11:00)


ハッ! 地震? 目が覚めたら隣でかみさんが僕の体を揺さぶっていた。「釣りに行かないの?」今日はかみさんに起こされた。

天気は良い。昨夜、ホームページで小管は大雪との事、かなり雪の積もっている写真が載っていた。丹波山村も同じくらいの雪が降ったに違いない。道路状況を心配しながら家を出発。遠くに見える山並みがうっすらではなく、かなりハッキリと雪化粧をしている。もう4月だとゆうのに、、、、、今年は本当に雪が多い。白丸を過ぎ奥多摩湖のトンネルを抜けたあたりで、路肩に少し残雪がある程度でいたって問題ない感じで湖畔の道路を進んでいくと、東京都と山梨県の県境の橋の上でランクルだかハイラックスサーフが橋げたに激突していた。安全運転第一。

丹波山村に入っても道路には雪はなく問題なしで今日の目的地である後山川の出合いに到着、すでに3台の車が止まっていた。橋のたもとに車を止めて川原を覗き込むとまだ雪が残っていた。早速着替えてGO!昨年、26Cmの山女魚を釣ったポイントが土管の橋で埋められていた。手の加えられた渓相にがっかりしながら後山川の流れ込みから第1堰堤まで釣り上がろうとしたが、後から来た餌釣り師に先に堰堤下に入られたので止めて本流へ行った。

天気は昨日と打って変わっての快晴気持ちが良い。水温を計ると4度と低いがこれからまだまだ上がるだろう。水温4度とゆうことでヘアーズイヤーニンフの#12を結び釣り上がる。今回はアタリがしっかり取れるように今までとは違うマーカーをつけてのルースニング、いままでのアタリとゆうところの問題点をこれで解決できれば一歩前進だ。釣り上がって行くと魚が居そうな流れを発見、しつこく流すがアタリ無し、フェザントテールニンフに変えて

< 後山川の出合い >

再びトライでもアタリ無し。今回のマーカーは以前使っていた餌釣り用の極太ヤーンにフロータントを付けたものではなく、薄いウレタンのシール上の物をティペットに巻きつけるタイプでかなりいい感じに浮いて見やすいので、見逃しとゆうのは少なくなるはずなので、このポイントは諦めて上流を目指した。いくつかポイントをやり過ごしているうちに、マーカーが沈んだのでアタリと思いきや合わせると、うんともすんとも動かない、、、、、根掛かり。フライ1つLOST.

フライボックスを開けて新しいフライをセレクトする、いままでブラウン系のニンフだったのでオリーブ色のカディスピューパを結んだ。対岸にいい感じの小さいぶっつけの淵があったので流れの中央まで立ちこんでキャスト、2〜3回流すけど反応がないので、そのもう一本上の流れに乗せてぶっつけの淵に流し込んだ、流れが淵にぶつかる手前でマーカーがぐ〜んと水中に引き込まれて行った。ここは水深があるので根掛かりではない、猫でも(何で猫?)分かるアタリ。合わせると水中でキラリ、ローリング、やった〜!慎重にランディングするとアマゴ、でも放流物のようでヒレ丸でした。サイズを測り写真を撮ってヒレピンになるまで元気でねと願いを込めてリリース、あぁ、一期一会、、、、、、。

< 後山川出合い下流 >

< ヒットポイント >

水温を測ると6度まで上がっていた。
このフライのソラックス部分の毛はうちの猫、ラフィットの毛を使ったカディスピューパです。よかったらうちのラフィットのページにラフィット君の写真がありますので立ち寄ってみてください。

この後、昼食を食べ、場所を保ノ瀬に変えて第2ラウンドスタトした頃から風が強くなってきたけれど、間隔を見計らってキャストすればできるので、ずーっと下流域まで下っていった。
途中、昨日の雨雪のせいで2本ほどの沢が現れていた。この上流はどうなっているのか興味深いところだが今日は断念本流を2時間半くらいかけて釣り上がってきたところで納竿。

着替えているところに農作業を終えた感じのおじさんがやってきて、どうでしたか?と声をかけてきたのでアマゴが1匹ですと答えた。そのおじさんは漁協の監視員で今、鵜が魚を食べてしまう被害がでてると言っていた。みんなけっこう渋いらしく釣れないのにお金を取るのもなんか気の毒でよ〜、と言っていた。きのいいおじさん。

今シーズン2匹目は放流アマゴでした。そろそろドライフライでも魚の顔が見れるかな?という季節になってきました。みなさんフライフィッシンッグライフいかがお過ごしですか?

< アマゴ >

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