19 APR 2003 小管川

今日は朝5時15分に目が覚めた。のこのこ起きだすとかみさんが何でこんな早く起きるの、仕事の時とは大違いとあきれていた。確かに、、、僕も同感。

今週はずっと天気が良く気温も高かったので魚の活性が上がっているはず、今週の木曜日に夕方1時間半ほど多摩川の河辺グランド前で竿を振ったとき小さい山女魚がドライフライに出てきた。水温は11度、かなり暖かくなってきていた。おそらく丹波川もかなり水温が緩んでいるはず、今日は泉水谷の出会いまでまで上がって行こうと思っている。

さすがに道もすいていて順調に進んでいく、奥多摩湖を抜け小管との分かれ目の信号の所でまにやら看板がでている。な、な、なんだ～！この先、丹波山村方面通行止め。小管経由で丹波山村まで迂回の地図。なんでだろう？テツ＆トムにきてみようと思いながら左折し金風呂を通り過ぎ、村営釣り場を横目で見ながらふと思った、なんか丹波山までいつもより時間がかかりそうだし今日は上流の泉水谷の出会い、せっかく早起きしたのに到着がいつもと同じじゃな～、、、いっそ今日は小管でいままでのリベンジでもするか～。と思い急きょ予定変更、小管の上流部橋立第一堰堤上を釣ってみようと車を走らせた。橋立堰堤より上流は放流していないため天然魚のみとなる。そのため天然魚保護のため捕獲制限されていて1日5匹までとなっている。こうゆう規制は大切だと思う。でももっと大切なのはそれを守る事でしょう。

なんだかんだ思っているうちに、上流域に到着、着替えをしてGO！水温は9度、ドライフライでいけそうだ。ライトタンのパラシュートの＃１４を結んで釣り上がる。何度かブッシュにフライが絡まりストレスを感じるがそのまま釣り上がる。水量は瀬で膝下、プールで腰から深いもので胸ぐらいあるのかな？丁寧にフライを流すけどぜんぜんでない。やがて魚止めの滝にたどり着き終わり、この区間では魚の「さ」の字もでず、ひき蛙2匹と出会った。やっぱり天然魚は釣られきったのかな～？

しぶしぶ場所を変えることにするが、さて次は何処に行こうか？上流かそれとも下るか迷ったあげく橋立堰堤下流に入った。
１ｃｍ前後の蜉蝣がハッチしていたので今度はブラウンパラシュートの＃１２を結んだ。この時期たぶんヒラタカゲロウだと思うがもっと水生昆虫を勉強しないとだめだな～と思いながら釣り上がったがいっこうにドライに反応なし、小さい落ち込みのプールに近づくとユラ～ッと魚が岩の下に逃げるのが見えた。すかさず＃１２のカディスピューパを結びルースニング、魚が逃げた岩の脇の小さな巻き返しにマーカーを置くとすぐにマーカーが水中に引き込まれアタリが、、、すかさずアワセてHIT,岩の下からもう1匹慌てて逃げるのが見えた。

やっぱりまだ水面上ではなく水中下なのかな～と思いながら少し上流の流れ出しにキャストしマーカーが流れの終わりの弱まった所にきたときに水中に引き込まれた、すかさずアワセると今度は１５ｃｍのかわいい山女魚、水温10度、これまた今期初の山女魚、やさしくリリースして、、、あぁ、、一期一会。
教科書どうりの山女魚のポイントでした。

そのまま橋立堰堤まで行き引き返し途中、先程の岩魚のプールで昼食、おにぎりを食べているといきなりスプラッシュライズ、、、おのぎりを食べながら様子を見ていると1回ポッキリ、、、何食べてるのだろう？今のライズは水面上の物、とりあえずライトタンのソラックスダンの＃１６を結びブッシュがあるので上流に回り込めずアップクロスのサイドキャスト3回目でライズポイントに、、、出た！、、、けどのらずそれ以降は二度と出ませんでした。やっぱり1回目でライズポイントに送り込めなくては、、、トホホでした。

午後の部は森林キャンプ場、パラシュートの＃１４で上流に釣り上がって行くと1人のフライマンが釣り下がってきた。挨拶をするともう１人連れが上流にいっているらしい。上がって行くとその連れが帰ってきた。挨拶をするとぜんぜん出ないといっている、ドライではだめと思いルースニングに切り替えて釣り上がる。しばらくして流れの中央部の弛みにキャスト、水深が浅いので根掛かりかと思いながらアワセるとこれまたかわいい１５ｃｍの岩魚、やさしくリリースして、、、あぁ、、、一期一会。

今日は、小管川リベンジの日でした。桜の花も散り始めこれからがますますフライフィッシングの良い季節です。
来週はN村君はヒマしてるかな～？