I君の思い出
2017年05月22日(Mon)
ひとりごと
子供の頃、自分が川魚や金魚を飼っていたので、それに影響されてか友人のI君も庭に小さな池を掘って貰ってそこでフナやコイを飼うようになった。
裏山から山水をホースで引き込んで池に垂れ流して飼うスタイルは貸家の我が家では実現出来ないことだったので大変羨ましかった記憶がある。
ある日(土曜日だったように思う)、I君の家に遊びに行くとI君は昼飯にオニギリを頬張っているところで、オニギリを持ったまま「遊びに行くが!」という話になった。
それを見つけた彼のおじいさんが「お前は魚に餌は食わせたのか!?」と聞いたが、
I君は「うんにゃ(いや)、やっちょらん!」という。
おじいさんは「お前は我が(自分)ばっかり飯を食って魚には食わせんとか!」と彼を叱りつけた。
I君は手に持っていたオニギリを池に投げ込んで魚に与えた。
特にオチのない話なのだが、おじいさんの「お前は我がばっかり飯を食って魚には食わせんとか!という言葉と、I君のオニギリを池に放り込んで魚の餌にするという普通に水槽で魚を飼っている者にとっては考えられないダイナミックな行為が妙に頭に残っていて、今でも自分が飯を食う前に魚に餌を与えることが多い。