北アルプス 立山三山
(2006年7月31日〜8月2日撮影)

やまの部屋の更新が途絶えて早三年。でも、山への想いが絶えることはありませんでした。
ただ悲しいかな日頃の不摂生により、若い頃のようにどこでも登れるという自信も体力も残っていません。
そんな状況の中、この夏選んだのは黒部立山アルペンルートでお馴染みの立山連峰。
アプローチが便利な上、山小屋に温泉もあるということで、なまくらな私にはピッタリ。
バス終点の室堂(標高約2,400m)ではなく、弥陀ヶ原から歩くことがせめてもの元山男の意地。
以下、立山山行を写真で報告します。(4、10、11番は拡大画面あり。クリックしてください)

撮影データ 3、4、7〜10 : CANON EOS Kiss + SIGMA 18 - 125mm (35mm版換算 29 - 187mm) F.3.5 - 5.6
                   他はPanasonic FX-01 4.6 - 16.8mm (35mm版換算 28-102mm )  F2.8 -5.6

弥陀ヶ原
 1.弥陀ヶ原ホテル
  ここが今回の出発地点。標高約1900m。
  奥に見えるのは大日三山。
餓鬼の田
 2.餓鬼の田
  弥陀ヶ原には餓鬼の田と呼ばれる池塘があり、
  チングルマ等が咲いています。
チングルマ
 3.チングルマ
  漢字では稚児車。池塘だけでなく稜線にも咲いています。
  立山といえばこの花を思い出すほど、沢山咲いています。 
みくりが池
 4.みくりが池 (標高約2,400m)
  弥陀ヶ原を歩いて約4時間。立山三山を映す観光のメッカ。
  この横にみくりが池温泉小屋があり、そこで1泊しました。
一ノ越への道
 5.一ノ越への道
  昨冬は積雪が多く、一ノ越へも幾つかの雪渓を横切って
  行くことになりました。
雄山神社
 6.雄山神社
  標高3003m、頂上(境内)は有料(500円)だったのでパスしました。
内蔵助カール
 7.内蔵助カール
  富士の折立(2,999m)と真砂岳(2,861m)を結ぶ稜線下に
  拡がる豊富な残雪を持つ雄大なカールです。
後立山連峰
 8.後立山連峰
  二日目の宿泊地、内蔵助山荘は後立山連峰の格好の展望台。
  左の山は鹿島槍ヶ岳(2,889m)、右が爺ヶ岳(2,670m)です。 
残照
 9.残照  (内蔵助山荘 標高約2,800m)
  日の入り時はさほど焼けなかった空が、その後赤く燃えました。
  粘った人だけに与えられたご褒美です。  
 
薄明の星空
 10.薄明の星空
  後立山連峰上で輝く、おうし座、オリオン座等、冬の星空です。
  まだ午前3時37分でしたが、既に薄明が始まっていました。
剣岳
 11.剣岳
  別山乗越(標高約2,750m)から見る剣岳(2,999m)の勇姿です。
  その存在感は他の山を圧倒します。
雷鳥平、室堂平
 12.雷鳥平、室堂平
  雷鳥沢へ下る道から見下ろす室堂平、雷鳥平です。
  緑と白の縞模様が織りなす自然美です。 
<緑の山なみ
13.緑の山なみ
  眼下に見えていた大日岳(右の山2,500m)が高く見えてくると、
  この山行もまもなく終ります。目指すはみくりが池温泉。(^^)
緑の山なみ
 14.地獄谷
  みくりが池温泉の下で硫黄の湯煙を上げる地獄谷。
  奥に剣岳の顔が覗いています。天国(温泉)まであと100m。