2013年02月12日(火)
  「祈り」

Aさん「日常の自分の祈りを見る時、自分中心の祈り
ばかりだなあと思う。
自分にして欲しいものを要求するばかりで、ああして
下さい、こうして下さい、そして、感謝もしなければと、
後づけで、〜を感謝しますと祈るんだけど、口先だけ
です。

どこまでも自分中心で、自分のことだけで、神様が私に
何を求めておられるのか、神様の喜ばれることは何か・・
そんな発想が全く無いなあと、気づかせられる。

やっぱり、成長して行きたいので、視点を自分でなく、
神様に持って行って、神様は何を喜ばれるのか、
神様は私にどんなご計画を持っていて下さるのか、
神様視点に立って、祈って行きたいと思います。

そして、やはりどこまでも建前で、きれい事で神様に
向かっている事に気づかせられる。
『心からの感謝がありません。口先だけの感謝です』
と祈って行きます!」

良い子が善で、良い子が受け入れられ、愛される
という根深い価値観があるから、どうしても神様の
前にも、良い子で行こうとする。


Bさんが、どうしても欲しい贅沢品があった。
それは、必要なものというより、それ以上の、自分の
収入から考えるなら、破格の贅沢なものだった。

でも、欲しいという強い思いがあり、そして、今まで
贅沢品は全く持つことなく、ギリギリの生活をして
懸命に働いて来たので、自分へのご褒美にと思った。

でも、いつも学んでいる通りに、まず神様に祈って
みますと。
答えが来るまで祈ろうと、御心なら与えて下さい、
御心でないなら教えて下さいと、祈り続けた。

祈っていると、欲しいという強い思いは続く、しかし、
同時に確かに高いなあと思えて来る。
でも、神様は喜びと楽しみも与えて下さるお方だし、
とも思える。

そして、3ヶ月が経た頃、「で、あれはどうなったの?」
と聞くと、
「あれ、ずっと御心求めて祈り続けていたら、それが、
欲しい気持ちが無くなってしまったんです。
だから、買うことは止めました!
驚くほど高いもので、無駄遣いしなくて良かったです(大笑)

とにかく、まず祈りにもって行けば、神様は正しく
御心へと導いて下さることを教えられ、感謝
でした!衝動買いの無駄遣いからも守られました」

2013年02月10日(日)
  「自分の欲」

「人間って、自分の欲望が満たされたら、幸せになれて、
心満たされると、勘違いしてしまいますよねえ。

自分中心だから、自分の願望が叶えば、幸せになれる
と思ってる。これ、ものすごく強いですよねえ。根深いです。
でも、これが勘違いで、違うんですよねえ」

「うん。一瞬の快楽だけで、心は虚しいんだよねえ」

「そう!そう!心はすごく虚しい。そして、実が無いんで
すよねえ。要らない買い物をして、よく失敗しました。
それが、欲しくなると、もうたまらず手に入れたくなる
んですよねえ」

「エデンの園のエバのように、御言葉がもう頭から失せて、
サタンの言葉だけが強烈に入って来る。

神様は「善悪の知識の木から取って食べると、必ず
死ぬ」と言われた。
でも、サタンは「あなたがたは決して死にません」と言った。

全くの正反対なのに、もうそれも気づかず、飛んでいる」


「わかる。御言葉が飛んで、サタンの言葉が決定的に
なる。
欲しいものが物凄く魅力的になって、もう欲しくて、
欲しくてたまらなくなる。持てばいいよと、サタンがしきり
にささやいて来る。

又、御心示されて、ぐずぐずして延ばしていると、『しなく
てもいいんじゃない』とサタンがささやいてくる。
その内に『しなくてもいいんだよ』と正反対の事を、
断定してくる」

「様々な示しを行なわないまま、なおざりにして、祝福を
逃してしまう」


「Aさんが、通販で、ものすごく快適そうな椅子を見つ
けた。それが、とても高級なロッキングチェアで、えらく
高いものだった。
だが、どうしても欲しい。欲望が募る。手に入れたい。
心地良い休息が取れそうだ。休息は必要だ。
バイトの収入は毎月入るし、いいか、と購入した。

すると、何と!事情によりバイトの道が閉ざされ、辞め
る事になった。この安くない高級椅子の支払いは?!

窮地に陥ったAさん。「ああ、神様です。全然祈りも
せず、前後も考えず、自分の思い、自分の浅はかな
欲望だけで、突っ走ってしまった。

よく考えたら、こんな高い椅子、必要無い。愚かな
事をしてしまった。高額の返済が馬鹿らしい。

祈らないで、神様を求めないで行動することが、いか
に痛い事になるか、こっぴどく教えられて、感謝でした。
でも、神様の取り扱い嬉しかったです。愛されてるんだと」

祈って、神様に聞いて、頼って、歩めますように!!