2003年04月01日(火)
  つぶやかないで・・

 
 春休みになり、妹家族が遊びに来た。妹と今年小学生
になる姪と二歳の甥だ。いつも夏休みや春休みには一週
間ほど我が家に滞在するのが恒例となっている。

しかし、かわいい盛りの子供達だが、一週間は長すぎる。
私は、いつものペースをすっかり狂わされ、毎年心身と
もに疲れてしまう。テレビは、一日中なにかのビデオが
流れっぱなし。
パソコンをしようとしても「ゲーム!ゲーム!」と飛ん
でくる。退屈そうにされると、これまた可哀想で一週間
がずっとイベントの連続なのだ。

今回も春休み前に「おばちゃん、行くよ〜」の電話が来
た。途端に「来るぞ、来るぞ」と身構えてしまった。

しかし、毎回疲れ果てて終わるだけなら虚しい。今回は、
いつもは、遠く離れていて、交わる事の少ない妹家族への
よい証しの時として神様が与えて下さっていると思い、祈
って備えることが出来た。

また、滞在中も、自分の部屋で普段通りにデボーションの
時もとれ、聖書をいつものように読む事が出来た。
いらいらしそうになると、ちょこちょこ御言葉に触れると、
その度に心がすっともと通りにならされて行き感謝だった。

年度末で、多忙な仕事を抱えている夫を支え、一人で子育
てに奮闘している妹も、少しゆっくり出来たと思う。

こうして、いつも自由に時間を使えていることのありがた
さと、また身内にさえ自分を犠牲に出来ない自己中心な思い
を再び示されたが、神様が支えて下されば、いっさいが平和
のうちに流れて行く事も知れて、今年の春休みは、私のほう
が収穫大だった。

 つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。
             Tペテロ4:9 
                     by富士子