2013年07月22日(月)
  「変えられないもの」

平安の祈りがある。

「神様、どうか私にお与えください
変えられないものを 受け入れる心の平安
を変えられるものを 変える勇気を
そして、その違いを 見極める知恵を」


変えられるものは、変えて、変えられ
ないものは受け入れる。

その違いが大切だ。


Aさんが、長い長い間、変えられない
ものを変えようと、悪戦苦闘し、
心もずっと苦しくて、辛い歳月だった。

何とかなるのではと、何とかしようと
ありとあらゆる努力もした。
しかし、何をどうやっても、何も変わ
らず、全く変わらなかった。

不毛の戦いだった。
自分で、どうにかしようとしたが、
やっと、変わらないものを、変えよう
としていた事がわかった。

神様が教えて下さった。
これは変えるべきものではなく、受け
入れるべきものだと。
初めてわかった。

その時、自分の心が変わった。
すべては神の御手から来ていて、
ご計画の内であり、神の支配の中
にあるなら、必ず良いことに導いて
下さる。
だから、信じて行こうと思えた。

初めて心に休みが来た。


人と過去は変えることができない。
自分を変えることはできる。

人と状況ではなく、自分を変えようと
して行く時に、初めて平安にたどり着く。