2019年07月10日(水)
  「神視点」

日々、様々な事態が起きたり、状況が生じる。

神視点で見るか、肉の目で、状況だけを見るかで、天と地ほどに
違って来る。

親の介護は、体力的にも重労働だ。子供も加齢で、老老介護
となってしまう。
祈りつつ、親御さんを思いやりながら、ずっと介護に当たっている
Aさん。


「Aさんのお身体も大丈夫ですか?
歳が行くと、何だか寝ても、疲れが取れないですよね。」

「そうなんです(笑)寝ても、寝ても、取れないですねえ。」

「蓄積疲労になって行きますよね」「ほんとそうですね」

Aさん「でも、私、ほんとに感謝なんです!身体が思うよう
にならないから、神様にずっと祈って、頼れます。

自分は、もし身体が強健なら、自分の力で動き回ってます。
今も、神様に頼らずに、自分の思いと力で、走り回ってます。
自力で頑張りに頑張ってしまうんです。

弱くされて、頼らないとやって行けないので、拠りすがれて、
本当に恵みなんです。感謝でならないです。

拠りすがっていると、どうしたらいいのかという、介護の一つ
一つも具体的に、なすべき事を示され、知恵が与えられ、
導かれるんです。神様を見せられて行き、恵みです。
ほんとに感謝です!!」

しんどさ半端なく、幾らでも愚痴と不満だらけになりそうな
状況で、神様を見て、恵みを見ることができて、感謝がある(*^_^*)



Bさんが、ある時、遠方の外出がどうしても必要になった。
まずもって、どう行けばいいのかもわからず、体調の加減もあった。
神様に祈って祈って、出かけた。

下調べはしたが、初めての先、不安もあり、祈りつつ。
すると、停留所もすぐわかり、行き先確認、スムーズにバスが来て、
感謝した。

そして無事用事を済ませることができ、行き帰りの道中も、天候も
守られ、神様に感謝でいっぱいだった。

その帰路に、バスも降りて、もうすぐ家という、ほんの少し手前で、
大雨が、ザアッーと降った。、

するとBさんは、行く時から曇天で、雲行き怪しい天候だった。
それが、最初から大雨でもおかしくなかったところ、ここまで守られ
たんだと、最後に、更に感謝で溢れたと。


それを聞いていて、大きく恵まれ、教えられた。
普通、ネガティブ思考になりそうで、何で、最後に大雨が降ったのか。
もう少しなら、家に着くまで守ってくれたら良かったではないか。

そうなると、つぶやきと不満で、それまでの恵みも全部吹っ飛んでしまう。


物事を肉の目で見ると、すべてが不平不満、愚痴、つぶやきとなり、
神様視点で見ると、感謝の上に更に感謝が溢れる。

これはすべての事に言えて、どんな状況の中でも、神視点で見ようと
する時、そこに必ず恵みがあり、その恵みが見えて来るのだなと。