2004年04月27日(火) 「求める」ことが大切
親友が、ご主人介護の日々を送っている。 付き添いが必要で、一人では置いておけない。 ご主人の肩に手を回して、肩で支えて一緒に歩く。 「求めよ」と言って下さる神様に、「求めて」 「求めて」「求めて」今までやって来たと。 最初、教会へも全く行けなかった。でも、神様に 求めた。 すると、数時間のヘルパーさんと、デイケアへの 道を開いて下さり、その間、平日の祈り会に行く 時間が与えられた。求め続けていると、車の送迎 が備えられ、数年の間に、少し良くなって来たご 主人を連れて、礼拝へ行く道が開かれた。 どんなに喜びであったか。 経済的必要も、空の鳥を養い、野の花を装われる 神様に「求めて」、「求め」続けた。ぜいたくな ど決して出来ないが、最低限食べて行くだけの必 要が常に備えられている。ケリテ川でのエリヤの ように、カラスが食べ物を運んでくるのだと。 近所の方がそれは良くして下さって、いつも菜園 で取れた新鮮や野菜を沢山下さり、到来物だと言 っては様々な物を届けて下さる。 小さい頃から、頂き物には、必ずお返しをと、厳 しくしつけられたが、溢れるばかりの頂き物に、 もうお返しが全く出来ない。不可能だ。 神様と相手の方々に心からの感謝を献げて、恵み を頂いている。心から感謝して受けていると。 神様に、必要な助けを「求め」ていると、近所の 方々が、実際的な手伝いも申し出て下さる。緊急 のどうしても必要な用の間も、快くついていて下 さると。 介護の福祉援助があることの、アドバイスをもら い、神様に「求めて」「求めて」、様々な窓口に 連絡を取ってみるが、規約の認定からはずれている。 しかし、何かの手立てがあるはずと言われ、神様 に「求めて」「求めて」いると、他県の相談窓口 に行き当たり、そこで的確な、必要ピッタリの指 示を受ける事ができた。 そして、援助の道が見事に開かれた。 自分では、環境も、時間的な事も、身体的な事も、 全くどうにも出来ない、何一つ出来ない状況に陥 って、神様に「求めて」「求めて」「求めて」行 くことの祝福を、日ごとに経験していると。 求めに必ず答えて下さると。 天地宇宙を支配しておられる、全能の神様が、共 にいて下さる。私達は全くの空手でも、その神様 に求めさえすれば、必要のいっさいを豊かに与え て下さる。必要なのは「求める」ことだ。 “わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆ ずりとして与え、地をその果て果てまで、あなた の所有として与える”詩編1:8 “また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自 身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべ て満たしてくださいます”ピリピ4:19 切に、神様に向かって、「求める」ことを教えら れる。 by 多恵子