2006年12月28日(木)
  「肉の思い」

「肉の思いは死であり、御霊による思いは、
いのちと平安です」ローマ8:6

肉の思いが、信仰の成長を邪魔する事を覚え
させられる。
Aさんが「今まで何度も何度も罪の事や
十字架の事を聞いているが、罪がなかなか
わからなかった。最近やっとわかって来た。
だから十字架があるんですよねえ、ほんと
に感謝で。今まで何度も何度も聞いてたん
ですが(笑)」

罪のこと、頭ではわかるが“そんな事を言
っていたら、誰も世の中生きて行けん”と
思ってしまう。その思いが御言葉を阻んで
しまう。
潜んでいるまさに肉の思いだ。でも、その
思いはそんなに罪には思えないので、通り
過ごしてしまう。気づかない。世の常識、
世の知識が肉の思いだ。

Bさん「常識が肉の思いで、信仰を妨げる事
最近も経験した。対人関係で、え!そんな、
非常識な、と思ってしまい、思い煩いと混乱
で暗闇に落ち込んだ。
でも、神様を見上げた時、この世的には非常識
だが、神様がその事態を与え、受け入れる
ように導いておられると思った瞬間、心が引き
上げられ一挙に平安になった。
すると環境も開かれて、そのように導かれて
行った。世の常識と神様の思いが違う事を教え
られた」

この世の知識、この世の常識は要注意だ。の思いだ。
そちらにそって行くと、死がある。

信仰生活は教会の中だけ、この世の中ではとても
じゃないが、やって行けない・・それが肉の思いだ。
信仰と世での現実生活が分離してしまう。
しかし、それは一つであり、一致して行くのが御霊
の思いだ。いのちと平安の中で生活できる。

自分の思い、世の思考パタン、考え方、それらが
来た途端、死が臨む。

肉の思いと御霊の思いを判別できるように。
by多恵子