2007年06月26日(火)
  「御言葉の種蒔き」

Aさんは私立の教員。
以前、自分自身がミッションスクールで学生の時、
聖書の言葉に触れて、その言葉がずっと心に留まり、
今に至ってることを思い、自分も何か聖書の言葉を、
一言でも生徒達に与えてやりたいと。

話を聞いていて、自分の高校時代の事を思い出した。
公立高校であったが、クリスチャンの倫理の先生が
おられた。
倫理の時間に、宗教の項目で、その中の一つである
キリスト教についての説明という事で、たっぷり時間
を割き、十字架の意味を説明された。

心にぐいぐいと迫り、入って来て、引き込まれるよ
うに聞いた。「父よ。彼らをお赦しください。
彼らは何をしているのか自分でわからないのです」
ルカ23:34

この意味を話されたが、よくわかった。罪の無いキリ
ストが身代わりに罪を負い、十字架上で血まみれになり
身体も心も裂かれながら、私の赦しを祈られた。

初めて意味を聞いて、心に大変な衝撃だった。
今思えば御霊によって語っておられたと思う。心に触
れ、心に響いた。
全く違和感も拒否反応もなく、心にスーッと入った。
感動した。その場の時間が止まったように聞き入った。

その時聞いて、それは日常とは別空間という感じで、
そのまま日が過ぎたが、その後、その学年の時に、
別のクリスチャンの友人を通して、教会の特別伝道
集会に誘われ、そこで救われた。
神様が、ずっと目を留め、手を延べていて下さった
んだなあ。改めて感謝に溢れる。

今思えば、きっとあの時間、先生は祈って祈って授業
をされ、機会を捕らえて、生徒達に福音を語って下さ
ったんだなと。神様に、先生に感謝。