2008年05月28日(水)
  「肉」

ロトの話をしていて、

ロトの選んだ地ソドムとゴモラの罪が余りに
も甚大で、主は滅ぼそうとされた。
アブラハムの熱心な執り成しにより、ロトと
家族は救おうとされた。

ソドムとゴモラを滅ぼすために、二人の御使
いが遣わされた。御使いは、すぐにこの場を
去るよう、家族を連れて逃げるようにロトに
告げた。

ロトは娘婿たちに、すぐに出るよう、主がこの
町を滅ぼされると、一刻の猶予もないことを
告げるが、娘婿たちは、それを「冗談」だと
思った。

この世にどっぷり浸かり、世を楽しみ、世から
快楽を受け、世の名誉、地位、世の賞賛を楽し
み、世の美味しいところを食べ、それで、世が
罪ゆえ滅びるから逃げろと、言っても「はあ?」

バプテスマのヨハネが言うなら、真実味がある
が。

「あ、私、ロトじゃわ。世に流されて生活し
てるし、聖書開かんし、世とおんなじ事をし
てる。世と何も変わらんし、世を楽しんだり
してて、私が同じこと言ったら、身内は
『はあ?何言いよるん?』になると思う。」

「自分自身が、神様を求めて、神様に真剣に
従って、行くことが証しなんですよねえ。」

「私も、肉でやってしまう。肉で、自分の思い
で、目の前の事をやって行くのと、祈って祈っ
て、神様に頼って、やるのと結果が全然違う。

自分の力ですると、必ず自分を誇って、自分の
栄光にする。口ではどんなに、いえいえと言っ
ても、自分がそれをしたと、自分を誇る。

でも、祈って祈って、神様に頼って、導かれて
すると、自分を誇らない。むしろへりくだる事
ができて、神様のお陰で、神様がして下さった
事が本当にわかる。」

「私、ロトそのものじゃわ。クリスチャン隠し
てバイトに入ったら、もうさんざんで、大変
な目に会って。
これはほんと刈り取りと、悔い改めて、旗幟鮮明、
クリスチャンだと言ったんですよお。

すると、不思議なことに、道が開かれて、対人
関係が良くなったんです。自分もありのまま
おれて、平安に仕事も対人関係も持てて行けて。

自分で画策して、自分の力で何とかしようと
思うと、どんどん泥沼に入り撃沈、自分を明け
渡して、神様に委ねると、途端に導かれて行った。

自分で何とかするんじゃなくて、自分を明け渡す
ことが大事なんだと、ものすごく教えられました。」

「肉は何の益もなく虚しい。肉でなく御霊に従って、
神様の喜ばれるように歩んで行きたいよね。」

「神様に従いたいですよね!!」