2002年01月29日(火)
  頼ることの幸せ

二つの別々の地区集会で、全く同じ言葉を
聞いて興味深かった。

一つは73才の婦人。祈りの学びをしてる
中で、「私ね、物忘れがひどいんです。い
つも捜し物ばかり。その時にね、神様にお
祈りするんです。すると、絶対に出てくる。
不思議に絶対になんですよ!」

もう一つは72才の婦人。交わりの中で、
「私、しょっ中、物を無くすんです。それ
で、いつも神様お願いします、見つけ出さ
せて下さいと祈るんです。それが、絶対に
出て来るんですよ!この間も、針を無くし
て困り果てて、それが、祈るとすぐに出て
来たんですよ!不思議です。」

お二人共、幼子のように神様に頼り切って
おられる。どちらも、お独り暮らし。
「年取ると不思議ですねえ。もう力も無い
ですから、神様に素直に、素直になって来
て、若い時より素直に従えるんですよ。」

以前、メヌエル氏病になって、天井がグル
グル回った時、一歩、歩くごとに祈った。
祈らないと一歩も歩けない。頼るとはどう
いう事かを見せられた。
そして、いかに頼らないで生きているかに
愕然とした。

「神様に頼る」学びをするが、ご高齢の婦
人方は、まさにそれを地で生きておられる。

神様に頼り切って、生き生きとした交わり
の中で生きる幸せ。弱ければ、弱いほど頼
ることのできる幸せ。なんという幸せ!!

「わたしを離れては、あなたがたは何もす
ることができないからです」ヨハネ15:5

by多恵子