2025年09月05日(金) 「つらつら思うこと」
先日、小学生当時の人気歌手が高齢で 亡くなった。 歌が流れると、その時代の事が、鮮明に よみがえる。 これは、いつもある事で、とても不思議。 その頃の歌が流れると、その時代の事が、 くっきりとよみがえる。 「メンタル・タイムトラベル」 というそうだ。 それは、脳の特別な働きによるもので、 理性的な思考・意思ではなく、条件反射的 なものだそうだ。 ・・・・・・・・・・・・・ で、その当時、人気を二分した、坂本九ちゃん の事を、同時に思い出した。 大変な人気者だった。 そして 永六輔作詞 中村八大作曲 坂本九 の、「六・八・九」 コンビの歌が大ヒットした。 ・・・・・・・・・・・・・ 「上を向いて歩こう」 上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す 春の日 一人ぼっちの夜 上を向いて歩こう にじんだ星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぼっちの夜 幸せは 雲の上に 幸せは 空の上に 泣きながら 歩く 一人ぼっちの夜。 悲しみは 星の影に 悲しみは月の影に 涙がこぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぼっちの夜 ・・・・・・・・・・・・・・ 何だか不思議な歌だなあ、と思っていた。 春にも、夏にも、とても悲しいことがあった。 涙がこぼれないように、上を向く。 でも、泣いていて、泣きながら歩いてる。 そして、悲しみを共感する人も、共有する人も、 一人もいなくて、一人ぼっち。 ・・・・・・・・・・・・・ で、それとは別に、この世界が余りにも、 おかしな事ばかりなので、ずっと調べていた。 その中で、この歌が、「スキヤキ」との題で、 アメリカで爆発的に流行った。 そのシングルレコードのジャケットを見て、 ひどく驚いた。 ・・・・・・・・・・・・・ 九ちゃんが、「火薬」(火気厳禁)と書かれ た四角い箱の上に、足を組んで座っている。 視線は、はっきりと下を見ていて、 右手の指には、タバコを挟んでいて、 火気厳禁なのに?? 人差し指は上を指している。 ・・・・・・・・・・・・・ 何、これ?! おかしいでしょ。 エンターテイメントなのに、こんな異様な ジャケット有り得ない。 ・・・・・・・・・・・・・・ そして、123便で、九ちゃんは命を落とした。 夫人の映像が出ていた。 その日だけは、家を出る時に、なぜか、 九ちゃんが飛行機に、ひどく乗りたがら なかったと。 ・・・・・・・・・・・・・・ そして、最近、上を向いて歩こうを、もじった 歌を聞いた。 上の向いて歩こう。涙がこぼれないように。 思い出す夏の日 消された無垢の命 幸せは雲の上だと、みんなを指ささせた 本当は地の上なのに、怯えてる人がいる 上を向いて歩こう にじんだ嘘を数えて 思い出す あの火花、話せない人がいる 悲しみは星の影だと、皆を空に向けさせた 僕はもう星になった 話せない人だった 六と八と九の数字に、僕の本当の声を隠した。 いつか届くと信じてた 一人ぼっちの夜 幸せは雲の上じゃない 幸せは空の上じゃない あの日見たのは偽りの雲 もう嘘はつけないよ。 上を向いて歩こう 涙がこぼれてしまっても 真実を歌って 一人ぼっちじゃない。 ・・・・・・・・・・・・・・・ 涙が出た。 ・・・・・・・・・・・・・・・ もうすぐ、真実が明らかになるのかな。 ・・・・・・・・・・・・・・・