2011年01月01日(土)
  「神様視点」

昨年次から次へと試練が続いたAさん。

ご主人が病気になり、Aさんは癒しを祈りに祈るが、
全く答えがない。必死に祈っても、祈っても、
現状は、全く何も変わらず、ご主人は苦しんでいる。

別の辛い状況も重なり、Aさん自身が心身許容量オーバー
になってしまい、倒れてしまった。

「救急車呼ぼうか!」の子供の声に、倒れかけながら
「救急車より、Bさん呼んで!」

近くであり、すぐに飛んで駆けつけてくれたBさん。
その顔を見た途端、今までピンと張っていた心が
崩れるかのように、大泣き。

心の不安、恐れ、怯えを吐露。Bさんは、夜遅くまでいて、
ずっと手をしっかり握っていてくれていた。

そのBさん通して、すぐそばにおられるイエス様がわかった。
主が共にいて下さっている。

その時を境に、Aさんが変えられて、目が状況でなく、
しっかり神様に向いた。視点が変わった。

恵みを数える言葉が口をついて出た。苦しい状況の
中で、素直にその中にある恵みを数えることができる
ようにされた。

それも、子供が「お母さん、今日はもう恵み数えた?」と
帰宅するや励ましてくれる。親子で一緒に、日毎に恵みを
数えて、数えて、感謝して感謝して行けた。

その時に、ふとAさんの子供が言った。
「世の中には長い時間を過ごしても縁の薄い親子がいる。
私の友達も仮面親子のような関係の子もいる。

親がいない方が良いとさえ言う子もいるけど、たとえ
時間は短くても、私はこの親で良かったと思う。

たとえ贅沢は出来なくてもお父さんがお父さんで、
お母さんがお母さんで良かった。
時間が短くてもこの親が私の親で良かった」と。

感謝が溢れた。毎日、毎日、恵みを数えつつ、神様の恵みが
更に見えて行った。


それを聞いたCさんが「私も、恵みを数えるように
されたんです!すると、ほんとに今まで見えなかった
恵みが見えて来るから不思議です!」

恵みが恵みを呼び、伝染して行く。

Eさん「『救急車より、Bさん呼んで!!』に感動しました!
そんな友がいるって、すごい幸せで、素晴らしい恵みですよね」